スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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説明回です。



あんまりおもしろいと言うなよ、つまらなく見えるぞ。


・藍染惣右介(BLEACH)

でもつまらないと言われても傷つきますよねぇ・・・・・・
それでは本編をどうぞ。


第16話

 

 

 スーパークラウンは話始めた。

 

 

「昔、私の生まれた時代はとても発展をしていたわ。誰もが楽しく、幸せに生きていけるほどに」

 

「へぇ。とても平和だったんだね」

 

「そうね。そして、その時代には2人の天才と呼ばれる科学者がいたの。彼らは国を更に発展させられないかと研究を続け、ある物を作り上げたの」

 

「ある物?それはなんなのだ?」

 

「それはね、感情をエネルギーとして運用する機械よ」

 

「感情をエネルギーに?」

「そんなことが可能なのか?」

 

「それを可能にしたから天才と呼ばれているのよ。そして、その機械を手に入れた国は、犯罪者の感情をエネルギーとして利用することを決めたわ。犯罪者ですからどんな扱いをしても良いと思ったんでしょうね」

 

「どこの国でも犯罪者はいるのか・・・・・・」

 

「そしてその機械を使い始めてしばらくすると、国では不思議な事故が起こるようになったわ。人が歩いているのに信号の色が変わる。人が入ろうとした瞬間にドアがすごい勢いで閉じる。他にも幾つもあったわ」

 

「危険なことが起きていたのだな」

 

「ええ。それで、あまりにも不可解だったから彼らは独自に調べ始めたの。その結果、事故が起きているのは全て感情をエネルギーとして利用している機械だったのよ」

 

「新しいエネルギーを使い始めた機械が?」

 

「そうよ。彼らは国に機械を一時的に止めて調べるように届けを出したわ。それでも国はそれを認めなかった。新しく活用できるエネルギーがあったのだがらそれを使いたかったのでしょうね。結果、事故は更に増えていった」

 

「事故が起きているのに調べぬとは。阿呆だな」

 

「誰でもわかることよね。事故が頻発するようになり、彼らはエネルギーになっている感情を調べる機械を作った。それを使って調べてみると。エネルギーになっている感情は“悪意”だったのよ。妬ましい、殺したい、奪いたい、そういった暗い感情ばかりが使われていたの」

 

「まぁ、もともと犯罪者のエネルギーだからおかしくはない、のかな」

 

「しかも調べていくと、この“悪意”は人に移っていくことが分かったのよ。事実、事故が増えるのと同時に犯罪を犯した人がゆっくりとだけど増えていたの。その事に気づいた彼らは“悪意”をどうにかしようと研究を進めていった」

 

「その科学者しか調べなかったのか・・・・・・」

 

「そんなことが起きていると信じたくなかったのよ。すでに起きていたというのにね。そして研究を続けていった結果、“悪意”を弱める力のある感情を見つけたの」

 

「“悪意”を弱める感情・・・・・・?」

 

「そう。私の起動するためのエネルギーでもある感情、“愛”よ。“愛”は“悪意”を弱め、人に移った効果も打ち消すの。と言っても、見つけたときにはもう遅く、どうにか“悪意”を封じるくらいしかできなかったのだけどね。“愛”が“悪意”を弱めるように、周りに“悪意”が多くなれば“愛”は弱くなるのよ」

 

「互いに弱め合うのだな?」

「あれ?でも、“悪意”はエネルギーのままなんじゃ?」

 

 

 スーパークラウンの話を聞き終え、マリオとクッパは尋ねる。

 確かにスーパークラウンの話では“悪意”には実体は無いままのようだった。

 

 

「そこの説明を忘れていたわね。強まっていった“悪意”は、いつしか機械から漏れだして、スライムのような実体を得たのよ。そのあとも何回も姿を変えていったわ」

「エネルギーが強くなりすぎて実体を得たのか・・・・・・」

 

 

 追加された情報にマリオは驚く。

 実体を持つほどに強力なエネルギーと聞けば驚いても仕方はないのだが。

 

 

「それじゃあ、昨日の夕方から起きるようになった事件は“悪意”が原因なのかもしれないな・・・・・・」

「うむ。口や態度が悪くなるという点で間違いはないと思うのだ」

 

 

 キノコタウンで聞いた噂と、スーパークラウンから聞いた情報が繋がる。

 ピーチ城での異変は“悪意”が原因でほぼほぼ間違いはないのだろう。

 

 

「ところで、なぜ急に目が覚めたのだ?昨日からワガハイは貴様を被っていたのだが・・・・・・」

「え?あ~・・・・・・。私、一度寝るとなかなか起きられないのよね。起動のエネルギーになる“愛”を感知すれば早く起きるんだけど。あ、そういえば起きるときにそれを─────」

「わー!わーー!!わーーー!!!」

 

 

 スーパークラウンが何を言うか理解したのか、クッパは素早くスーパークラウンの口の辺りを押さえて大きな声を出した。

 クッパの突然の行動にマリオはキョトンとする。

 

 

「何を言おうとした?!いや、いい!言うな!」

「恥ずかしいことではないと思うけど・・・・・・。あ、でも少しだけモヤっとしてたかも?って、きゃぁぁあああ?!?!」

「────ッッ~~~!!」

 

 

 スーパークラウンが起きてくる時に抱いていた感情を言われ、クッパは顔を赤くしながら、スーパークラウンを書庫の方へと放り投げてしまった。

 

 

「そういえば、結局クッパの姿が変わった理由が分からないなぁ・・・・・・」

 

 

 マリオの呟きは、クッパの叫び声にかき消され、誰の耳にも届くことはなかった。

 

 

 

 

 

 

 




読了ありがとうございます。

ストックが足りなくなってくる・・・・・・



・ルイージ邸観察日誌

 恥ずかしくなるのを克服するためにレサレサちゃんに協力をしてもらった。
 とりあえずはジっと見つめ合って恥ずかしくならないようにするのを最初の目標にしようと思う。


 女の子同士だけどドキドキしちゃう・・・・・・
 何かおかしいのかな?


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