スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
なお、本文中の恋人への考え方は持論です。
自分の書いたクッパ姫のこと恥ずかしいなんて思っちゃ駄目だよ。
・ギャル子(教えて!ギャル子ちゃん)
・
腕を組み、首をかしげて頭を悩ませる。
クッパとマリオは2人してほとんど同じ動作をしていた。
「デート・・・・・・デート・・・・・・」
「恋人ですること・・・・・・」
悩んでいる内容はそれぞれ違うのだが、互いに共通しているのはどちらもこれから先の生活で相手とどんなことをしようかと考えていることだろう。
ところで。
マリオとクッパは付き合えたことへの嬉しさですっかりと頭から抜け落ちているようだが・・・・・・
この2人。
すでに同棲の経験をしている。
さらに加えて言うなら同じ布団で眠ったこともあり、むしろまだ付き合っていなかったのかと言われそうな状態だった。
そしてマリオはクッパ城の内部構造を熟知しており、トイレの位置すら分かるほど。
それに対してクッパもマリオの家の作りを知っており、冷蔵庫の中身すら分かるほど。
恋人だなんだと言うよりももはや夫婦と言っても差し支えないほどにお互いのことを知っていた。
とは言ってもその事に対して2人はまったく自覚もなく。
互いに相手のことを知っているのは普通のことだと思っているのだが。
「デートって・・・・・・、なにをするんだ・・・・・・」
「恋人って・・・・・・、なにをするのだ・・・・・・」
まったく同じタイミングで2人はガックリと肩を落とす。
ちなみに、マリオはクッパと2人でキノコタウンを散歩したり、食事をしたりしたこともある。
当人たちはまったく意識をしていなかったが、キノコタウンの住人たちからはすでに公認のカップルのような状態で認識されていたりもした。
まぁ、その噂が出た直後にピーチ姫によって完全口外厳禁のお触れが出されたので、マリオとクッパの耳に入ることもなかったのだ。
そして、クッパはクッパで難しく考えてしまっているが、恋人と言うのは単純に考えてしまえば一生一緒にいたい異性の友人ということである。
綺麗なものや面白いと思ったものを教えたい。
自分がすごいと思ったものを相手にも共感してほしい。
一緒に美味しいものを食べたり、失敗した話をして一緒に笑いたい。
そんな何気ないことを全部共有したいと思える相手のことを恋人と言うのではないだろうか。
というよりもクッパはマリオとクッパ城でゲームをしたり、クッパ城の周囲を散歩しながら雑談をしたりしているのだから深く考える必要もないはずなのだが。
「・・・・・・どこか行きたいところとかあるか?」
「ぬ、ぬぅ・・・・・・。マリオと一緒ならどこでも・・・・・・」
デートでどこに行けば良いのか分からなくなってしまったマリオはクッパに尋ねるが、クッパの答えに顔をさらに赤くする。
クッパもつい本音で答えてしまい、お互いに湯気が出そうなほどに顔を赤くするのだった。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
えっと、次の本は・・・・・・
ちょっと、本に落書きしちゃったのは誰?!
「僕じゃないよー」
「うなー」
「同じくー」
みんなが後ろに隠した手にクレヨンが見えたんだけど?
「「「気のせい気のせい」」」
そっかー
気のせいかー
・・・・・・そんなわけないでしょーーー!!!!