スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
何もいらないのでクッパ姫の事好きになって下さい!
・天海悠紀華(俺物語!!)
・
顔を赤くしてうつむいてしまったクッパのことを見ながらマリオは腕を組む。
考えるのは当然ながらクッパの言っていたピーチ姫とナハトととも付き合うということ。
正直な心境としては3人とも綺麗な女性であり、全員と付き合えたら生涯において最大の喜びとなることは間違いはないだろう。
しかもそんな3人が自分に対して好意を抱いてくれているのだ。
これで喜ばないのは同性愛者か幼児性愛者と考えてしまっても過言ではないだろう。
マリオ自身も3人と付き合えた場合の未来を考えて思わず頬が緩みそうにはなる。
・・・・・・が!
それはあくまでも考えるだけで終わりなのだ。
一般的に一夫多妻、いわゆるハーレムは創作だけのものであり、漫画や小説などでしか存在はしていない。
なお、この一般的にというのはキノコ王国内においてのみの一般論であり、キノコ王国外での一般論とは異なる点もあるかもしれないことは留意しておいてもらいたい。
「やっぱり、常識的に考えるとなぁ・・・・・・」
「ふむ・・・・・・」
マリオの呟きにクッパは赤くなった顔を冷ますためにパタパタとあおぎながら声を漏らす。
クッパ自身もマリオの考えていることは想定していたので、どうするべきかを考える。
「・・・・・・マリオ、キノコ王国の住人やキノじいたちに認められたらピーチ姫とナハトの2人とも付き合えるか?」
「そりゃ、何も言われないなら嬉しいけど・・・・・・、でもなぁ・・・・・・」
「ダメなのか・・・・・・?」
クッパの問いにマリオはゆっくりとうなずく。
それでもやはりひっかかることがあるのか、クッパのことをジッと見つめている。
「その・・・・・・、やっぱりお前のことを大切にしたいし・・・・・・」
「ッ─────!?!?」
モゴモゴと口を動かし、マリオは顔を赤くしながら言う。
別にこれはピーチ姫やナハトのことを蔑ろにしているというわけではない。
一応、2人のことも大切には思っているのだが、それでもやはり自覚した想いを伝えたことによって恋人になれたクッパのことが最優先になるのだ。
2度目の不意打ちにクッパの赤みの収まってきていた顔は再び赤く染まる。
「と、とにかく!他のものたちになにも言われなければ問題はないのだな!」
「お、おう・・・・・・」
赤くなった顔を誤魔化そうとクッパは勢いをつけて叫ぶ。
仮に漫画的に表現するならクッパの頭上には間違いなくガオー!という文字が浮かんでいるだろう。
なお、そんな程度で顔の赤さは誤魔化せていないのでマリオにバッチリと赤い顔を見られているのだが。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
うぅ、さっきからスカートの部分だけに吹く風はなんなの・・・・・・?
早くおばあちゃんの所に行こう。
「おやまぁ、いらっしゃい」
あ、おばあちゃん!!
「おやおや、なにか嫌なことでもあったのかえ?」
うん・・・・・・
途中の廊下でスカートにばっかり風が当たってスカートがめくれちゃって
・・・・・・
「途中の道・・・・・・、カメックたちはおりましたかな?」
ううん。
1人も見かけなかったよ・・・・・・
「ふむ。ちょっと待っていなされ」
はーい。