スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
本当は60話辺りでマリオを3人が追いかける「なんでさー!」エンドの予定だった。
内なる萌えを以て読者をキュン死し、我がクッパ姫を解放す!
・天霧綾斗(学園都市アスタリスク)
・
マリオの持っている封筒に入れられていた紙。
その紙にはこのようなことが書いてあった。
『 マリオ様
あなた様はこれまでに幾度となくこの国の危機や、ピーチ姫の救出といった偉大な功績を残してきました。
我々は常々、あなた様の功績に報いるには何をしたらいいのかを考えており、それがようやく決まりました。
我々キノコ王国の住人たちにも意見をとっており、住人たちも納得をしております。
長々と前置きばかりですみません。
我々が偉大な功績を残してきたあなた様への報奨としてお渡しするもの。
それは《3人までの女性と婚約することができる》という権利です。
どうか、これからもキノコ王国、ひいてはピーチ姫のことを助けていただけると嬉しいです。
追伸・本文に書き忘れてしまったのでこんなところで申し訳ないですが、ルイージ殿にも、《3人までの女性と婚約することができる》権利をお渡しします。
キノコ王国大臣・キノじい 』
紙の一番最後に書いてあった名前からもわかるように、この封筒はキノじいが用意したもののようだ。
なのだが、ここで1つ疑問が残る。
なぜクッパはこんなにもタイミングよくこの封筒を持っていたのか。
筆跡などはマリオもよく知っている字のため、偽造などではないことは分かっている。
だが、それが本当ならクッパはキノじいにこの紙を用意してもらったことになる。
ではいつのまにこの紙を用意してもらっていたのか。
こればっかりはクッパの行動を完全に把握しているわけではないので想像でしかないが。
クッパは恐らくキノコランドにいくよりももっと前にキノじいにこの紙を用意してもらえるように頼んだのではないだろうか。
それならばキノコ王国の住人に意見を可能だろう。
紙から顔をあげ、マリオは自分の髪をグシャグシャとかき回す。
髪型がグチャグチャになってしまったが、マリオは気にせずにクッパに改めて顔を向けた。
「分かった・・・・・・、分かったよ!」
「ならば!」
「ここまでお膳立てされて尻込みできないってぇの!」
なかばヤケになりながらマリオは叫ぶ。
マリオの叫びにクッパは嬉しそうに反応した。
自身の一番好きな女性がここまでお膳立てをしてくれたのだ。
いくらヘタレなマリオだとしてもこれに応えなければ男が廃るというもの。
「クッパ!」
「うむ!」
「お前もひっくるめてピーチ姫とナハトの3人まとめて面倒見てやる!!」
なお、経済的にはクッパとピーチ姫の2人がマリオよりもはるかに上なことは気にしてはいけない。
また、マリオもクッパも追伸に書かれているルイージのことに触れてはいないが、別に忘れているわけではない。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
あ、おかえりなさい。
用事は終わったのかな?
「ええ、ええ。キッチリとシメてきましたので大丈夫ですよ」
戸締まりを忘れたら心配だもんね。
「そうですな。さ、お茶の用意をしましょうかね」