スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
読者がクッパ姫を思うことを禁止なんかできない。
・蛇喰夢子(賭ケグルイ)
・
クッパ、ピーチ姫、ナハトの3人の面倒を見ると宣言してみたものの、どうすれば良いのかいまいちわからず、マリオは唸っていた。
加えて言うのなら、ピーチ姫には告白を受けており、それを断ってしまっているのだ。
これは気まずいなんてものではないだろう。
「どうすればいいんだ・・・・・・?」
ピーチ姫からの告白を思いだし、マリオは思わず頭に手を当てる。
告白を受けたのはキノコランドで遊んだ日なので、日にち的には昨日のこと。
流石に昨日告白を断ったのに、翌日にいきなり付き合ってくれというのはどう考えても身勝手すぎるのではないだろうか。
「む・・・・・・?・・・・・・ああ、そういえば」
マリオが頭に手を当てて悩んでいる姿を見てクッパは不思議に思ったが、すぐに昨日ピーチ姫が告白をしていたことを思い出して納得していた。
告白をしたのにフラれてしまったピーチ姫。
ピーチ姫は恋愛戦争の敗者じゃけぇ・・・・・・
・・・・・・などと別にクッパは思っていない。
思っていないと言ったら思っていないのだ。
「まぁ、とりあえずはその権利をもらったことだけ覚えておけば良いのではないか?」
「いや、でもなぁ・・・・・・」
クッパの言葉にマリオは言葉を濁す。
明らかに自分の身勝手ではあるのだが、それでも気まずいというかそういった理由で後回しにするのも気が引けるのだ。
「はぁ・・・・・・。とりあえず、キノじいに詳しい話を聞いてこようかな」
「と言っても、書いてある通りなのだがな」
「だとしても聞いておくべきだろ。それに・・・・・・まぁ、ピーチ姫にも一応言っておくべきだろうからな・・・・・・」
「そうか」
小さくため息を吐き、マリオは一先ずキノじいに話を聞くためにピーチ城に向かうことを決めた。
ピーチ城から帰ったはずなのにもう一度ピーチ城に向かう。
なんとも二度手間のような感覚にマリオは少しだけゲンナリとしていた。
紙に書いてある情報だけでは不十分なので詳しい話をキノじいに直接聞いておく必要がある。
それと合わせてピーチ姫に諸々の話をしておこうとマリオは決めた。
「クッパはどうする?ピーチ城に一緒に行くか?」
「ふむ・・・・・・、ワガハイが行く理由もないしな。ワガハイはいいのだ」
「そっか。なら、家で好きにしていてくれていいぞ。合鍵を渡しておくから帰るときにでも鍵をかけておいてくれ」
「分かったのだ!」
マリオから合鍵を受けとり、クッパは嬉しそうに合鍵を握りしめた。
合鍵、ふふふ、愛鍵なのだ!
なぜマリオが合鍵を持っているのかというと、家の鍵をなくしてしまった時用の予備鍵である。
色々なところを歩き回るマリオは常日頃からそういったことに対して備えているのだ。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
「そういえばなにか用があったのですかな?」
あ。
お茶が美味しかったから忘れるところだった。
実はうちの子たちが本に落書きをしちゃうの。
どうにか落書きを防ぐか、本を綺麗にする方法ってないかな?
「ふむ、それならばいくつか案がありますな」
やった!