スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
流石に3時に起きて150キロを走るのは大変でした。
俺が好きなのは、ずっとクッパ姫だよ。
・真田龍(君に届け)
・
自宅への道を歩いていたマリオの前に、ようやく自宅が見えてきた。
帰ったら布団をこもうと考えていたのだが、干してあったはずの布団が見当たらない。
どうやらクッパがこんでくれたらしい。
布団をこんでくれたことを感謝しながらマリオは自宅の玄関に手をかけた。
マリオがピーチ城に向かってからそこそこの時間が経っている。
そのことからクッパはすでに帰っているだろうとマリオは考えていた。
「・・・・・・え゛」
「・・・・・・え?」
ガチャリ、と。
なんの抵抗もなく扉は開いた。
マリオ自身も自宅の鍵はクッパに渡しているのだから閉まっているかの確認をするだけのつもりだった。
しかし、その予想に反して扉はアッサリと開いてしまい、家の中にいたクッパの姿がマリオの目に飛び込んできた。
マリオは家の中にいたクッパの姿に驚き、クッパは突然開いた扉の向こうにマリオがいたことに驚き声を上げる。
「ちょっ、なんっ?!」
「な、まりッ?!み、見るなぁッ!!」
マリオが帰ってきたのだと理解したクッパは顔を赤くし、自分の体を抱き抱えるようにして隠す。
なるべく隠す範囲を増やすためにその状態でさらにしゃがみこんでしまった。
それによって動くことが難しくなり、大きく叫ぶ。
マリオの見たクッパの姿、それはビキニ姿でマリオのモザイク必須の本に載っていた女性の悩殺ポーズを真似している姿だった。
ちなみに、ビキニ姿と言っているが、、ビキニはビキニでもマイクロと名のつく部類のものである。
そんなクッパの過激な姿を見てしまったマリオは瞬く間に顔を真っ赤に染め、慌てて頭を下げてクッパから目を逸らす。
「そ、その・・・・・・悪い・・・・・・」
「いや、ワガハイも油断していたのだ・・・・・・」
クッパの方を見ないようにしながらマリオは謝る。
マリオの言葉にクッパはモゾモゾと動いてマリオの布団に潜り込む。
潜り込んだ布団からピョコンと頭を出し、クッパは答えた。
「えっと、大丈夫かい・・・・・・?」
「う、うむ・・・・・・」
クッパの言葉にマリオはソロソロと顔をあげる。
そして、クッパが自分の布団に潜っているのを見てホッと息を吐いた。
が、すぐにクッパが先ほどの姿で自分の布団に潜っていることに気づき、再び顔を赤く染める。
「そ、それにしても、なんでそんな格好を?」
「その・・・・・・、それを見つけてだな・・・・・・」
「そ・・・・・・れ゛ッ?!」
どうしてクッパがそんな格好をしているのか。
理由が分からず、マリオはクッパに尋ねる。
マリオの問いにクッパはテーブルの上を指差しながら答えた。
クッパの指したものがなんなのか気になり、マリオは目を向けて固まってしまうのだった。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
さて、と。
おばあちゃんに教わった魔法で本を綺麗にしないと。
落書きをしちゃった本を持ってきてー!
「「「はーい!」」」
・・・・・・落書きしちゃった本、増えてない?