スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
話を書くならどこまでも書く!
駄作を書いても書き抜けて!
完結できたなら、おれの勝ち!
・シモン(天元突破グレンラガン)
熱いバトルが好きだったなぁ。
・
2人と1つはピーチ城の前へと到着した。
近くに寄ると、城を覆う“悪意”の膜からどこか暗いような雰囲気を感じとることができる。
「触るとまずそう、かな。これじゃあ入れないや」
「それが賢明よ。触れば“悪意”を流し込まれるみたい」
「それでは入れぬではないか」
膜の前で話していると、ピーチ城の門が開き、中からは槍を持ったキノピオ兵が2人現れた。
どちらのキノピオも瞳には光がなく。
どこかおぼつかない足取りで槍を構えていた。
「“悪意”に飲まれてるわね。気絶させれば大丈夫だけど、捕まらないように気を付けて。長く接触していると汚染されるわ」
「なるべく、一撃で気絶させろってことね・・・・・・。分かった。クッパは離れていてくれ」
「分かったのだ」
マリオの言葉にクッパは頷き、距離を取る。
キノピオ達は離れたクッパに興味を失ったようで、マリオへと襲いかかっていった。
「いつもは!味方!だから!やりづらい!な!」
「死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね─────」
「殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す─────」
ぶつぶつと同じ言葉を繰り返しながらキノピオ達は槍を振るう。
振り方は単調なのだが、その速度に躊躇いなどはなく。
本気で殺しにかかっていることが分かった。
「ファイアボールで燃やすわけにもいかないか。悪く、思うなよ!!」
「死ね。死ね。死────がふっ!」
繰り返される攻撃のタイミングを読み、槍を避けてキノピオの腹部を思い切り打ち抜く。
腹部を殴られたキノピオは後方へと吹き飛び、その動きを止めた。
しかし、もう片方のキノピオは、動きを止めたキノピオのことが見えていないかのように槍を振るい続ける。
「君も、眠れ!」
「殺す。殺す。殺────ぐふっ!」
先程のキノピオと同じように、攻撃のタイミングを読んで腹部を打ち抜く。
そして、2人目のキノピオも後方へと吹き飛び、動きを止めた。
「終わったみたいだな」
「ああ、少しやりにくかったよ」
「でも、これで彼らもしばらくは大丈夫よ。意識さえなければ“悪意”も関係ないもの」
2人のキノピオ兵が気絶したことを確認し、クッパが話しかける。
そして、2人と1つは改めて城を覆う膜を見る。
「スーパークラウン、この膜をどうにかできるかい?」
「当然よ!だって私はステキでパーフェクトなクラウンだから!」
マリオが聞くと、スーパークラウンは誇らしげに言いながら光を放ち始めた。
スーパークラウンの放つ光は徐々に増していき、やがて真っ直ぐに膜へとぶつかっていく。
光を受けた膜は波打つように波紋を広げ、人が通れるほどの穴を開けた。
穴から膜の内部を見ると、どうやら膜の内側には普通の空気があるようで、膜の中に入ったら“悪意”に汚染されるということはないようだ。
「ふぅ・・・・・・。“悪意”が作ったものだったから今の私でも打ち消せるけど、“悪意”本体となるとちょっと厳しいかしらね」
「なに?それではどうやって封印するというのだ?」
スーパークラウンの呟きに、クッパは問う。
確かにクッパの言うとおり、膜は打ち消せても、本体に効果がないのであれば、封印など夢のまた夢だろう。
「だから、“愛”が足りないのよ。“愛”が」
「“愛”と言われても分からぬわ!」
つん、とした態度で答えるスーパークラウンにクッパは少しだけイラッとしながら叫ぶ。
確かに漠然と“愛”が足りないと言われても分からないままである。
しかし、そんなクッパを気にせずに、スーパークラウンはふよふよと城の中へと向かってしまった。
「なんなのだ、アイツは・・・・・・」
「もしかしたら、何か秘策でもあるのかな?」
首をかしげながら、マリオとクッパもスーパークラウンの後を追って城の中へと向かっていった。
なるべく見つからないように気をつけながら。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
恥ずかしくなくなる特訓を今日はお休みして、ルイージの家を見に行った。
でも、ルイージはいないみたい。
あ、ルイージがクリボーに頭突きされながら帰って来た。
クリボーが怒ってたけど・・・・・・。
どこかに向かおうとして、クリボーを踏んじゃったのかな?