スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
周りが休みなのに仕事っていうのはちょっと辛く感じますよね?
クッパ姫さえ書ける体があれば俺も読者も十分なのです!
・漂(キングダム)
・
クッパ、ピーチ姫、ナハトと付き合い始めてから数日。
休んでいた間の分の仕事をこなしていくマリオにゆったりと3人と過ごす時間はなかった。
まぁ、仕事があるのはクッパたちにも言えることなのだが。
それでも外を歩き回って修理をしていくマリオの仕事はもっとも大変なものとなっていた。
「これで・・・・・・よし」
今日1日分の仕事のまとめを終え、マリオは軽く伸びをする。
ここ数日は忙しくて結婚指輪について考える時間がとれなかったが、これでようやくじっくりと考える時間がとれるというものだ。
結婚指輪を決める上で考えなければならないことは主に3つ。
・デザイン
・作成依頼をするところ
・完成までの期限
以上だ。
他にも考えなければならないことはあるかもしれないが、マリオが考えることはこの3つで十分である。
「依頼するところは・・・・・・キノコタウンだと3人にばれそうだし、サムイサムイ村の貴金属店“クリスタラー”に頼もうかな」
キノコタウンにももちろん貴金属店“ジュエル・キノコ”があるのだが、あまりにも近場だと3人、特にピーチ姫にばれてしまう可能性が高まる。
そう考えてマリオはキノコランドから遠く離れたサムイサムイ村にある貴金属店に頼むことを決めたのだ。
また、サムイサムイ村の東にあるサムイサムイ雪原をさらに東に行ったところにある星の生まれる谷には様々なクリスタルがあるので、それを結婚指輪に使うために貰えないかとも考えていた。
「デザインと期限は“クリスタラー”についてから話し合えば大丈夫かな。突発の依頼が来る可能性もあるから、念のために携帯電話も持って行こう」
マリオは普段はあまり携帯電話を持ち歩かない。
携帯電話としての意味が全くないとルイージに注意をされてはいるのだが、いきなり着信が来ることに毎回驚いてしまうので、マリオは携帯電話が苦手なのだ。
が、今回は流石にキノコタウンの地下の土管を使うとはいえ遠出になる。
依頼だなんだと理由をつけてはいるが、ようはクッパやピーチ姫、ナハトの声をいつでも聞けるようにしておきたいだけなのだ。
「マフラー、手袋、冬用の下着、それとコートも必要か・・・・・・」
必要になりそうなものを言い上げながらマリオは準備をしていく。
過剰ではないかと思うかもしれないが、サムイサムイ村は名前の通り気温がかなり低く、外に数時間置いておいたバナナで釘が打てるかもしれないレベルなのだ。
なのでマリオの準備にやりすぎという言葉は必要ない。
まぁ、強いて言うならキノコタウンでその格好をしていては灼熱の地獄になるので今から着ていくのは気が早いという点くらいだろうか。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
最近はいろんな本を読んでいるんだけど、ルイージはどんな本を読んでいるの?
「そうだね。ガーデニングの本とか料理の本も読んでいるけど、最近だとこの恋愛小説かな」
あ、その本は私も読んだよ!
幽霊のヒロインとの話が焦れったいよね!
あまりにも奥手で奥手で・・・・・・
「そうなんだよね。主人公もヒロインの気持ちに気づけばいいんだけど。なかなか気づかないんだよね」
まだ最新刊は出てないから楽しみだね!