スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
パンジャンドラムは9回の試走実験をおこない、すべてが失敗に終わっています。
パンころ~。
人命救助!急げ!
いや、死んでいるのではなく・・・・・・キュン死だが
・伊丹耀司(GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり)
・
キノコタウン。
その町の地下には様々な地方に移動できる土管が存在している。
しかし地下には黒いクリボーや黒いノコノコ、メットにトゲゾー、そしてゲッソーたちが住んでいる。
一般人たちも利用をしはするのだが、時たま黒いクリボーたちに襲われて怪我をして帰ってくる人もいるのだ。
「お父さん、あそこにモコモコが動いてるよ?」
「うん?本当だね。もぞもぞ動いてるよ。誰かが入っているのかな?」
キノコタウンの町並みに不似合いなモコモコとした異様なものがもぞもぞと動いている。
どうやらモコモコの中には人がいるようで、歩いているかのように揺れていた。
その異様な光景を指差しながら親子は不思議そうに首をかしげている。
他にもキノコタウンの住人たちの不思議なものを見るような視線を受けながらモコモコとした謎の物体Mは地下へと続く土管の中へと潜っていくのだった。
「・・・・・・あっっっっつい」
モコモコとした謎の物体M、の中からどこか聞き覚えのある声が聞こえてくる。
それと同時にモコモコとした謎の物体Mの中から人影が現れた。
「はぁ・・・・・・、着込みすぎた・・・・・・」
モコモコとした謎の物体Mの中からため息混じりに姿を表したのは、じゃっかんこもった熱で顔が赤くなったマリオだった。
どうやらこのモコモコの装備はサムイサムイ村に行くためにマリオが用意した防寒装備らしい。
が、どう考えてもやりすぎと言うほかない。
なぜ最初に言っていた装備だけで終わらせずにこんなにモコモコとしたものまで持ってきたのか。
まぁ、おそらくサムイサムイ村の寒さに強い印象があったために過剰なまでに準備をしてしまったのだろう。
「・・・・・・暑すぎるし、これは置いていこう」
結局、あまりにも暑いので土管の入り口近くに置いていくことを決めたようだ。
本当になんのために持ってきたのか。
マフラーなどの準備もちゃんと持ってきていたので、そちらを身にまとってマリオはサムイサムイ村に繋がる土管へと向かう。
道中には当然黒いクリボーや黒いノコノコたちが現れるが、何度もこの地下を歩いているマリオにとっては慣れたもので、余裕を持って対処していた。
具体的に言うと、クリボーは遠くに軽く蹴っ飛ばし、ノコノコとメット、トゲゾーはひっくり返して放置。
ゲッソーはあまり襲いかかってこないので普通に横を通り抜けることができる。
そして地下をしばらく進み、目的の青い土管。
サムイサムイ村へと繋がる土管に到着した。
まだ土管に入っていないというのにすでに冷気をマリオは感じている。
それも当然のこと。
サムイサムイ村に繋がる土管は向こうから流れ込んでくる冷気によって常に凍結しているのだから。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
そういえばルイージはどんな恋愛がしたいの?
「え?急にどうしたの?」
えっと、恋愛小説の話をしてたら気になっちゃって。
答えたくなかったら答えなくても大丈夫だからね?
「そうだなぁ・・・・・・。強いて言うなら、僕の淹れたお茶を喜んでくれる子が良いかな」
そ、そうなんだ!
私もルイージの淹れてくれたお茶は大好きだよ!