スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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山をロードで走るのは苦しいのが楽しいのです。
Mじゃないですからね?


またクッパ姫に萌えちゃいました?


・シン=ウォルフォード(賢者の孫)





第277話

 

 

 店員の圧に震えながらも答えたマリオに満足したのか、店員はすぐに急変した雰囲気を最初の愛嬌を感じさせる笑みを浮かべる。

 店員の雰囲気が戻ったことによってマリオもホッと安堵の息を吐く。

 

 

「それで、金と緑、ピンクと白、黒と金の指輪だったわねぇん?」

「はい。それで、それぞれに違う模様を入れてほしいんです」

 

 

 確認をする店員にマリオはひとまず簡単に描いた入れたい模様を見せる。

 マリオの見せた紙に描かれていた模様はそれぞれ、ダイヤ、ハート、ムーンだ。

 言われた色合いの色紙を並べ、店員はマリオの見せた紙と交互に見る。

 

 

「これはこの順番でいいのかしらぁん?」

「そうです。ひとまずは入れてもらいたい模様です」

 

 

 自分のデザインも大切だが、それでも客の意見も大切なもの。

 もしも自分のデザインと相容れない意見が出たとしても、この店員はきっちりとやりきるだろう。

 その証拠に、愛嬌を感じさせる笑みを浮かべていた顔はいつのまにかキリッとした表情になっており、マリオの見せた紙をじっと見つめているのだから。

 

 

「ふむふむ・・・・・・。送りたい相手については聞かせてもらえるかしら。可能なら写真も見せてちょうだい」

「・・・・・・まだ他言無用でお願いできますか?」

「もちろん。お客さんの情報は絶対に秘密。それが私のモットーよ」

 

 

 指輪を作るのならばそれを着ける相手のことも知らなければならない。

 職人としての意識へと切り替え、店員はマリオに尋ねる。

 その表情は真剣そのもので、口調もいつのまに伸びるような口調ではなくなっていた。

 

 店員の言葉にマリオは念のために確認をする。

 会話をしていた時間は短いが、それでもこの店員が自分の仕事に誇りを持って真剣に取り組んでいることは理解していた。

 それでも念には念をと考えて確認をしたのだ。

 

 マリオの言葉に店員はしっかりと頷く。

 自分がお客から渡す相手のことを聞くのはその相手に合わせた自分なりに最高だと思える一品を作るため。

 なので聞いた情報を漏洩させたり、悪用したりなどというつもりは一切ない。

 

 頷く店員の姿にマリオは携帯電話を操作してクッパ、ピーチ姫、ナハトの写真を店員に見せた。

 

 

「なるほどね。確かにこれなら他言無用を念押ししたのも分かるわ」

 

 

 ピーチ姫の写真が出てきたことに店員は少しだけ驚いた表情を浮かべると、すぐに納得したように頷く。

 そしてすぐに店の外に出て玄関にCLOSEと書かれた看板を書ける。

 これは秘匿するべき情報だと改めて認識したための行動だった。

 

 

 

 

 




読了ありがとうございます。


・ルイージ邸観察日誌


 さて、と。

 今日の御飯は何を作ろうかな?

 カレーはちょっと前に作ったし、シチューも作った。

 棒々鶏もたしか作ったはず・・・・・・

 麻婆豆腐にしようかな?

 あ、でもまた赤い色が着いちゃうかな。

 ・・・・・・大丈夫大丈夫、透過で汚れは落とせるんだし。

 味は辛口と中辛を混ぜちゃおうかな。

 あの子たちって甘めのしか食べないけど、食べられない訳じゃないし。

 なにより驚く顔が見たいし!


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