スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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他の人が釣れないのに自分だけ大量に釣り堀で釣れるってこと。
ありますよね?


読者さんはわかっていません。
私がどれだけクッパ姫を好きなのか。


・中野四葉(五等分の花嫁)





第285話

 

 

 店員の自信満々な表情に圧され、マリオはポカンと呆けてしまう。

 マリオ自身の心配ももっともなのだが、それでもここにいるのは自分の技術に誇りを持っている店員。

 マリオの心配など無用だと言わんばかりに店員は笑みを浮かべていた。

 

 

「ふふふ、心配は無用よ。それにマリオの大切な人に渡すための指輪を作るんだもの。他の依頼を蔑ろにするつもりはないけど、全力であたらせてもらうわ」

「それなら、お願いします」

 

 

 店員の言葉にマリオは深く頭を下げる。

 

 もう自分にはできることはない。

 この店員とは今日会ったばかりだが、それでも話していて信頼ができると思っている。

 ならば本当に言った期限で指輪を作ることができるのだろう。

 

 マリオの言葉に店員はドンと胸を叩き、応える。

 そして、マリオは貴金属店“クリスタラー”を後にするのだった。

 

 

「ふぅ・・・・・・、店に入った時は大丈夫か不安になったけど、全然そんなことはなかったな」

 

 

 キノコタウンへと繋がる土管へと向かいながらマリオは呟く。

 店に入った最初は店員が『おねぇ』であることに驚いて、やや不安ではあったが。

 それでも話していくにつれて店員が自分の仕事に対して誇りを持っていることが分かり、とても話しやすくなっていた。

 

 これは、マリオ自身も自分の仕事に対して誇りを持って取り組んでいることが共感できたということもあるのではないだろうか。

 

 そんなことを考えながらマリオはキノコタウンに繋がる土管へとたどり着いた。

 

 

「・・・・・・おいおい」

 

 

 目の前の光景にマリオは少しだけ驚きの声を出す。

 とは言っても驚いて大きな声を出しているのではなく、思わず漏れてしまった言い方なのだが。

 

 

「誰だよ。土管に水をぶっかけたやつ・・・・・・」

 

 

 マリオの目の前にあるのは水をかけられたことによって凍結してしまった土管だった。

 別にマリオにとっては問題はないのだが、それでも困惑してしまうのは仕方がないだろう。

 ちなみに、土管に水をかけた下手人はすでに捕まっており、スタールによって雷が落とされている。

 

 

「とりあえず溶かすか“ファイアボール”!」

 

 

 どちらにしてもキノコタウンに帰るためには土管の凍結を溶かすしかないので、マリオは土管に向けて“ファイアボール”を放つ。

 “ファイアボール”が直撃し、土管から水の蒸発する音と共に水蒸気が発生する。

 そして、水蒸気がすぐに凍りつき、氷の塊となる。

 

 

「あ、やべ」

 

 

 冷静に考えれば分かったことなのだが。

 一気に氷を溶かしてしまえば発生した水蒸気によって結局また凍結してしまうのだ。

 自身のうっかりに気づいたマリオは失敗した、と頭を掻くのだった。

 

 

 

 

 

 




読了ありがとうございます。


・ルイージ邸観察日誌


 え?!

 なんで辛いの?!

 って言うか痛い?!


「僕たちの苦しみを思いしれ~!」
「仕返しだ~!」
「いえーい!」


 んな?!

 いつのまに?!


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