スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
長期休みは長期休みでやることがなくなるけど、休みが終わったら終わったでなんか辛くないですか?
可愛いよ“クッパ姫”は!
・来栖妃呂(この音とまれ!)
・
マリオが指輪の依頼を終えて何日かが経過した。
その間にマリオ、クッパ、ピーチ姫、ナハトの4人は休みの日に集まって話をしたり、買い物に出掛けるなどをしていた。
その光景はキノコタウンの住人たちの目にも留まっており、4人の関係は静かに噂されていた。
「今日は・・・・・・確か、全員が休みで衣装合わせとかをするんだったな」
カレンダーを確認しながらマリオは呟く。
マリオの言う全員とは当然ながら自分を含む、クッパ、ピーチ姫、ナハトの4人のことであり、4人全員の休みが被ることは珍しいことで、ほとんどは誰か1人の休みが合わずに1人だけ抜けていることがほとんどだった。
なのでマリオたちはいまだにどのような衣装にするかなどの話し合いをしていなかった。
まぁ、あとは何だかんだで衣装を用意する仕立て屋がドレスの見本を用意するために日数を必要としていたから、と言うものもあるのだが。
「マリオ、起きているか?」
「ん、クッパか。今からピーチ城に向かおうと思っていたところだよ」
「そうであったか。ならば一緒に行くのだ」
軽いノックと共にクッパが玄関を開けてマリオの家に入ってくる。
返事を待たずに入ってきたクッパにマリオは特に驚いた表情も浮かべずに答えた。
マリオがなぜ驚いていないのかと言うと、それはマリオがクッパ、ピーチ姫、ナハトの3人に自由に家に入って良いと言ったからだ。
・・・・・・今までにも何人かは勝手に入ってきていたりしたのだが、気にしてはいけない。
マリオの言葉にクッパは嬉しそうに頷くと、マリオの腕に自分の腕を絡み付かせた。
ふにゅり、とマリオは腕に柔らかいものを感じ、少しだけ顔を赤くする。
今までにも何回か似たようなことはされているのだが、それでもいまだに馴れることはできていなかった。
「昨日はな、ノコノコのカップルがそれぞれ相談に来てだな」
「へぇ。やっぱりお前は配下に慕われているよな」
マリオの腕に自分の腕を絡み付かせながらクッパはピーチ城へと繋がる道を歩く。
話しているのは他愛もない日常の話。
それでもそんななんでもない会話をできることがとても楽しかった。
ちなみに、ノコノコのカップルがクッパに相談をした理由は、お互いにサプライズでプレゼントを贈りたいと思い、男と女の気持ちをそれぞれ理解できるだろうと考えたからである。
「それにしても、いよいよ衣装選びか・・・・・・」
「長い時間を使うから退屈にさせてすまぬな」
「いや、衣装合わせで色々なドレス姿とかが見れるから構わないよ」
今日やることに思いを馳せながらマリオは呟いた。
マリオの言葉にクッパは長時間拘束してしまうことを謝る。
謝るクッパの姿にマリオは笑いかけると、優しくクッパの頭を撫でるのだった。
読了ありがとうございます。
女性は髪型などをセットしているので、不用意に頭を撫でると怒られるか嫌そうな表情を浮かべます。
撫でられて喜ぶのは基本的に子供か二次元だけですからね。
男性は気を付けてくださいね?
・ルイージ邸観察日誌
・・・・・・お腹いたい。
やっぱり昨日のアイス2つが原因かな。
でも家にいたら絶対にあの子たちがちょっかいをかけてくるだろうし・・・・・・
レサレサちゃんのところに行こうかな。
レサレサちゃんの家ならまだ私はイタズラされないし。
それにセバスチャンにお腹に効くお薬とか教えてもらえるかもしれないし。