スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
ちなみに私が仕立て屋の店名を“サンドリヨン”と着けた理由が分かる人はいますかね?
クッパ姫が変わったんじゃない!
クッパ姫を見るみんなの目が変わったんだ!
・ガッシュ・ベル(金色のガッシュ!!)
・
仕立て屋“サンドリヨン”の店員の待つ部屋の前に着き、マリオ、クッパ、ピーチ姫、ナハトの4人は少しばかり緊張した表情を浮かべる。
部屋の中にいるのが“サンドリヨン”の店員だと言うことは分かっているのだが、自分たちの結婚式の衣装が部屋の中にあると考えると緊張してしまうのだ。
「・・・・・・止まっていても仕方がないわよね?」
「覚悟を決めるしかない」
「というわけで・・・・・・。行くのだ、マリオ!」
「おう!・・・・・・って、俺か?!」
ピーチ姫の言葉にナハトがコクリと頷き、クッパが扉を指差して言う。
クッパの言葉にマリオは返事をして扉を開けようとするが、すぐになにかがおかしいことに気づき、ツッコミをいれた。
そんなやりとりで緊張がほぐれたのか、4人の表情は柔らかいものになっていた。
「さて、改めて部屋に入ろうか」
「ふふふ、ええ、そうね」
「どんな衣装があるのか楽しみ」
「ワガハイに似合う衣装があれば良いがな」
扉を開けようとした体勢のままマリオは3人の方を振り向き言う。
先ほどまでのやりとりと、振り返っているマリオの姿がおもしろいのかピーチ姫は思わず笑ってしまった。
そして、マリオが扉を開けて全員が部屋の中へと入る。
「こんにちは!今回は私ども“サンドリヨン”にご依頼いただきありがとうございます」
「今日は頑張らせていただきますね!」
部屋の中に入ると、2人のキノピオたちが並べられた衣装の前に立っていた。
この2人のキノピオは“サンドリヨン”の店長と店員で、それぞれ『キノデレラ』と『キノリヨン』と言うニックネームで呼ばれている。
2人の言葉にマリオたちは頷きながら近くへと移動した。
「それではワタクシ、キノデレラが姫様がたの衣装を選ぶお手伝いをさせていただきますね」
「ではワタクシ、キノリヨンはマリオさまの衣装選びをお手伝いさせていただきますね。当然ですが、着替えている姿はお互いに見せませんからね」
「まぁ、それは当然よね」
「ちぇっ、マリオの生着替えー・・・・・・」
「あまりそう言ったことを言うでないわ」
「・・・・・・まぁ、ナハトの気持ちは分からなくもない」
キノデレラとキノリヨンに促され、4人は男女に別れて衣装の近くへと移動した。
キノデレラの言葉にナハトは残念そうに呟く。
ナハトの言葉にクッパは軽く頭を小突きながら衣装の近くへと移動していった。
そんな3人の姿を見ながらマリオはポツリと呟く。
ピーチ城の浴場で3人の裸に近い姿は見たことがある。
しかし、生着替えと言うものにはそれとはまた違った魅力があるのだ。
1枚1枚、徐々に脱がれていく衣服。
1枚脱げていく毎に見えてくる肌色。
生着替えであるために他人の目線を意識してやや赤く染まっている素肌と顔。
そして着替えるために脱いでから異なる服を着ていく。
その素肌をラッピングしていくかのように肌色が1つ、また1つと減っていくのだ。
その光景を想像するだけでマリオはドキドキとしていた。
まぁ、今回はそのようなことはできないのだが。
ところで、まったく関係のない。
本当に関係のないことなのだが。
ラッピングされているものを開けていくときが一番ドキドキするのではないだろうか。
ええ、まったく、なんの意味もない関係のない話なのだが。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
さてと、レサレサちゃんもいないし、どうしようかな。
お腹の方はもうなんともないけど。
そうだなぁ・・・・・・。
キノコタウンの方を散歩してみようかな。
なにかおもしろいお店とかあるかもしれないし。
ついでに買っておいた方が良いものとかあったかな?
え~っと・・・・・・、晩御飯の材料とかはまだ大丈夫だし。
おやつの材料が少し少ないんだったかな。