スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
今度読むときまでにクッパ姫という名を覚えていることだ。
・冴羽獠(シティーハンター)
・
2着目の衣装も選び終わり、4人、特に女性陣は満足そうな表情を浮かべている。
その近くではマリオが若干ぐったりとしながらもホッとした表情をしていた。
「では、姫様たちの衣装も決まりましたので片付けてしまいますね」
「皆さまが満足のいくドレスを選べてよかったです」
「今日は本当にありがとう。こんなにたくさんの衣装も用意してくれて楽しかったわ」
「うむ、こんなに衣装があるとは思わなかったのだ」
「・・・・・・どうやってここまで運んできたの?」
満足そうにしている3人の表情を見ながらキノデレラとキノリヨンは嬉しそうに言う。
自分たちがこの仕事をしているのはこんな風にお客が笑顔になっているのを見るため。
そのためならばこの衣装を運ぶことなど苦ではない。
そんなキノデレラとキノリヨンの言葉に3人はお礼を言う。
「そういえば、今さらだが何故仕立て屋の名前が“サンドリヨン”なのだ?」
「確か・・・・・・シンデレラの別の呼び名じゃなかったかしら?」
「カボチャの馬車とガラスの靴の?」
衣装合わせも終わり、時間的にも余裕の出てきたクッパはふと気になったことを尋ねる。
どちらかといえばサンドリヨンよりもシンデレラという名前の方が有名なのだから、憶えやすさを考えるのならシンデレラの方を仕立て屋の名前に使うべきではないのか。
クッパの言葉に同じようなことを思っていたのか、ピーチ姫もサンドリヨンの名前がシンデレラの別名なことを口にする。
「私たちの店の名前ですか?」
「そこまで深い意味はないですよ?」
「そうなのか?」
「どんな意味を込めてその名前にしたのか教えてくれるかしら?」
「シンデレラの話って詳しくは知らない」
クッパの言葉にキノデレラとキノリヨンは不思議そうに首をかしげる。
どうやら店の名前を聞かれるとは思っていなかったらしい。
「えっと、うちに依頼してくれたお客様がシンデレラの物語のように変身をして美しくなっていただければと」
「私たちはもともと同じ服飾の学校に通っていて、そのときにすでにお互いに今の呼び名で呼ばれていたっていうのもありますね」
「なるほどな。だが、それならばなおさらシンデレラの方があっていたのではないか?」
「シンデレラは簡単に話すと、女の子が虐められてて、魔女が現れて、服を着替えて、王子さまと踊って、靴を落として、義理の姉2人の足が切り落とされて、女の子が王子さまと結ばれる話だよ」
「・・・・・・本当は怖い童話?」
「そういえば本によってはそんな内容だったわね・・・・・・」
クッパの尋ねている隣でマリオがナハトに簡単にシンデレラの内容を教える。
途中までは案外普通の内容だったのだが、いきなり足が切り落とされると言われ、ナハトですら表情がピシリと固まってしまっていた。
「あ、あー・・・・・・、最初はシンデレラにしようかって話してたんですけど・・・・・・」
「私の呼び名に近いのが入ってるって考えたら恥ずかしくなったんですよ」
「そういうことか。あとマリオ、修正されている部分をわざわざ説明するでない・・・・・・」
「あ、すまん」
マリオの簡単なシンデレラ説明にキノリヨンとキノデレラは苦笑いを浮かべながらシンデレラにしなかった理由を話していく。
2人の言葉にクッパは頷きつつ、マリオの説明に苦言をするのだった。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
あ、そういえばバッジ屋さんの反対側にフラワーランドに繋がる扉があったんだっけ。
んー・・・・・・
あとでルイージと行きたいから今はいいかな。
ん?
なんだろ、あっちからブーブー聞こえる・・・・・・
これは・・・・・・おっきなガチャガチャ?