スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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衣装合わせも終わって、残りもわずかですかねぇ・・・・・・


どっちだろうって思ってる?
萌えるか萌えないか・・・・・・
どっちでもない、クッパ姫だよ。


・科戸瀬イザナ(シドニアの騎士)





第297話

 

 

 “サンドリヨン”の名前の理由の話も終わり、キノデレラとキノリヨンは並べている衣装の片付けを始める。

 2人が片付けを始めてやることもなくなり、マリオたちは部屋に戻ることを決めた。

 

 

「それじゃあ、2人とも本当にありがとうね」

「いろいろと着れて楽しかったのだ」

「次はガラスの靴も見てみたい」

「ガラスの靴は実際にはくと危なさそうだけど・・・・・・」

 

 

 片付けをする2人に声をかけながらマリオたちは部屋をあとにする。

 マリオたちに声をかけられ、2人は片付けをしながら手を振っていた。

 

 

「それにしても、マリオは修正される前の話を知っていたのだな?」

「まぁ、怖い内容ばかりだけどなかなかに面白くてね」

「と言うか、修正前の話はどれも怖いのよね」

「他にはなにか知ってる?」

 

 

 ピーチ姫の部屋に向かいながらマリオたちは雑談をする。

 話の内容はマリオが知っていた本当は怖い童話だ。

 マリオが先ほど話していたシンデレラと同じように、他の童話にも修正されている怖い部分がある。

 どうやらピーチ姫もある程度は知っているようだ。

 

 

「そうだなぁ。白雪姫の王子さまが死体愛好家だったり・・・・・・、赤ずきんでおばあちゃんは喉を食い破られて死んでいたとか・・・・・・、ヘンゼルとグレーテルの魔女は2人の母親だったとか・・・・・・」

「ストップ、ストーップ!」

「怖い怖い怖い怖い怖い怖いっ!?!?」

「・・・・・・私は修正版で十分かな」

 

 

 やや暗い表情でマリオは知っている童話の怖い部分を言いあげていく。

 マリオの表情があまり見たことのないものになっていることと、話している内容が怖いことにピーチ姫とクッパは慌てて話を遮る。

 そんなマリオたちの姿を見ながらナハトは思わずといった様子で原本を読むのは止めておこうと心に決めていた。

 

 

「マリオ?・・・・・・その、童話を読んでなにかあったのか?」

「どう見ても普通の様子じゃなかったわよね・・・・・・?」

「いや、童話の内容は面白かったんだけどさ・・・・・・。おもっくそダークで正気度がけっこうガリガリと削られてな・・・・・・」

「そんなに?」

 

 

 あまりにもマリオの様子がおかしいので、ピーチ姫とクッパは本当にマリオは童話を読んでいたのか気になった。

 実はマリオの読んだ本はネクロノなんちゃらだとか、ほにゃららの異本だとかではないのか。

 2人の言葉にマリオはアハハと乾いた笑いを浮かべながら答える。

 

 

「ああ、仮にゲームにしたら登場人物が全部ボスクラスで実装されそうなほどに・・・・・・」

「聞いている限り、えげつない難易度になりそうではあるな・・・・・・」

 

 

 マリオの言葉に一緒によくゲームをするクッパはげんなりとした表情を浮かべながら答えるのだった。

 

 

 

 




読了ありがとうございます。


・ルイージ邸観察日誌


 へぇ、ガチャガチャを回したらブタさんが産まれるんだね。

 誰がやったのか分からないけどたくさん柵の中にいるよ。

 金色や銀色、白と黒のぶち、たくさん種類がいるみたい。

 でも、なんでこんなところに?

 ・・・・・・誰かが食べるの?

 あ、ブタさんが震えちゃった。



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