スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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最速なら一時間以内で書き上げられるようになってきたことに成長を感じる。
まぁ、それで油断して意味がなくなるんですが。


あとでクッパ姫書くから・・・・・・読んで。


・五十嵐色葉(3D彼女リアルガール)








第308話

 

 

 目の前のナハトから言い様のない感覚を感じとり、マリオは自身の頭に浮かんだ言葉に従って慌ててナハトから離れようとする。

 ナハトの方を見てからマリオが体を硬直させたのはほんの一瞬のこと。

 しかし、その一瞬が致命的な隙となっていた。

 

 ナハトから距離をとるためにマリオは座っている状態から素早く立ち上がろうとしていた。

 だが、マリオが立ち上がろうと体に力を入れた瞬間、すでにマリオの体にナハトの腕が強く絡みついていた。

 あまりにも早いナハトの動きにマリオはうまく反応することができず、絡みついてきたその勢いのままベッドに押し倒されるのだった。

 

 

「くっ?!強いっ?!」

「マリオ・・・・・・」

 

 

 絡みつかれていることによって拘束されているマリオはすぐに力を入れてナハトの腕を振り払おうとするが、ナハトの力があまりにも強いために振り払うことはできなかった。

 マリオが振り払おうとしたためか、ナハトの拘束はさらに力を増していく。

 マリオの体を拘束したナハトは押し倒したマリオの上に移動すると、艶っぽくマリオの名前を呼ぶ。

 もしも普段の状態のナハトにそのように呼ばれればドキリとしていたかもしれないが、いまのナハトの様子は明らかに普段のナハトのものとは違う。

 

 ナハトの目は赤く光を放ち、マリオのことをまっすぐに逸れることなく見つめている。

 

 まるで、肉食動物が獲物である草食動物を見ているかのような。

 まるで、マリオのことを獲物だと見ているかのような。

 

 そんなナハトの視線にマリオは恐怖を感じていた。

 

 呼吸も荒く、顔もどこか赤く上気しているかのように見える。

 ナハトはマリオの腰の辺りに跨がると、マリオの両肩を押さえ込んだ。

 

 

「マリオ・・・・・・、マリオマリオマリオマリオマリオマリオマリオマリオ!」

「くっ、ナハト、落ち着いてくれ!」

 

 

 狂気を感じさせるような様子でナハトはマリオの名を呼ぶ。

 どうやら、精神が落ち着いてきたことによってマリオと二人きりだったことを理解し、理性が蒸発してしまったらしい。

 

 安心してもらいたいのは、ナハトがマリオに危害を加えることはないだろうということ。

 それだけはほぼ確信をも持って言える。

 

 では、マリオはいったいナハトの何に恐怖を感じ取ったのか?

 ナハトがマリオに危害を加えないことはほぼないと言える。

 で、あるならばマリオが恐怖を感じる理由もないはずだろう。

 

 

 ところで、全く関係のないようで少しばかり関係のある話をしよう。

 

 マリオは“童貞”である。

 いままでそういったことを経験する機会もなく。

 また、そうなるような相手もいなかったために、そういったことは本などでしか知っていなかった。

 なのでマリオは叶うならば好きな相手といちゃいちゃしながら童貞を卒業したいと無意識のうちに願っていた。

 ここまで言ってしまえば分かるだろう。

 マリオの感じた恐怖というのは『自分が襲われることによって童貞を失ってしまうこと』への恐怖だったのだ。

 

 まぁ、なんと言っていいか。

 つまりは、理性の蒸発してしまったナハトはマリオのことを(性的に)獲物として見ており、マリオはそれに対して恐怖を感じたのだ。

 

 

 

 

 




読了ありがとうございます。


・ルイージ邸観察日誌


 ん~、ヘイホーのおもちゃ箱に通じるって言うことなら、あまり私が掃除とかをしない方がいいのかな?

 ちょっと、この部屋の汚さは気になっちゃうんだけど・・・・・・


「別に掃除をしないでほしいわけじゃないの。おもちゃ箱に放り込むのさえやめてもらえれば。それに綺麗にしてもらえると助かるの」


 そう?

 じゃあ、おもちゃ箱に入れないで片付けていっちゃうね?

 良かったら手伝ってくれる?


「分かったよ」


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