スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
まぁ、減ったりしたら凹むんですが、それはおもしろいものを書けていない自分の力不足ですね。
一途なんです!クッパ姫に!
・杉崎鍵(生徒会の一存)
・
クラウンに乗ってクッパ城に向かって飛んでいくクッパをマリオたちは見送る。
周囲もやや暗くなってきており、普通に歩いて帰っていた場合はとても心細い道のりになっていたに違いない。
まぁ、それでもクラウンに乗っているクッパは寂しそうにチラチラと何度もマリオの方を振り返りながら飛んでいっているのだが。
その姿は、どことなく“散歩をしているときに自由に走り出したは良いけど飼い主のことが気になる飼い犬”のようにも見える。
チラチラと何度もこちらを見てくるクッパの姿にマリオは心の中で悶えていた。
「なんというか、やっぱりクッパって寂しがりよね」
「昔からあんな感じ?」
「もともと、構ってもらえないと泣いたりしてたからな」
飛んでいくクッパの姿を見送りながらピーチ姫は苦笑混じりに呟く。
同じようにクッパのことを見送っていたナハトはピーチ姫の呟きに尋ねる。
ナハトがマリオたちと出会ったのはクッパが今の姿になってから。
そのため、前の姿のときのクッパについては話で聞いた程度にしか知らないのだ。
そんなナハトの言葉にマリオはクッパの性格を思い返しながら答えた。
もともと、クッパの性格は自己中心的で調子に乗りやすく、それでいて他人に構ってもらえないと落ち込むといった、正直に言ってめんどくさいものだった。
それでも持ち前のカリスマ性と、自身の配下として引き入れたものに対する懐の広さと優しさによってクッパ軍団をまとめあげていたのだ。
そんなクッパだったのだが、今となってはマリオに思いを伝え、率先して料理の練習や、裁縫の練習、室内の掃除などをやっている。
まぁ、ときどきあるグッズが室内に溢れかえってしまうのはご愛嬌と言うやつだろう。
「さて、クッパも見えなくなったし中に戻りましょうか」
「ご飯」
「あ、俺はちょっとお手洗いに行ってくるよ」
クッパの姿が見えなくなり、ピーチ姫はくるりと振り返って言う。
クッパが何度も振り返りながら飛んでいたので、周囲もだいぶ暗くなっており、夕食の準備も終わっているのではないかと思える。
ピーチ姫の言葉にナハトも目をキラキラと光らせて反応する。
そんなナハトの姿にマリオは苦笑をこぼしながらお手洗いに向かうことを伝えた。
マリオの言葉にピーチ姫は頷き、ナハトをつれて先に食堂へと向かっていった。
「ふぅ、今のうちに話をしに行かないと・・・・・・」
ピーチ姫とナハトの姿が中庭から見えなくなると、マリオは小さく息を吐いて呟いく。
そして、そのままお手洗いとは違う方向へと歩いていくのだった。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
まずは、お肉屋さんかな。
すいませーん!
「おう!テレサの嬢ちゃんじゃねえか!」
あ、お肉ください。
「良いぜ!・・・・・・にしてもすっかり俺らにも馴れたもんだよな?」
えへへ、いろんな人と話せるように頑張ったので!
「そりゃあ、嬉しいこった!はいよ、オマケもつけといたぜ!」
わ、ありがとうございます!