スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
私の人生でクッパ姫以上に好きになるキャラなんていません
・市川(先生、好きです。)
・
キノじいに協力をしてもらえることになったマリオは嬉しそうに部屋をあとにした。
マリオの消えた扉を見ながらキノじいは感慨深そうに自身の髭を撫でる。
「ほっほっほ・・・・・・。悩んではいましたが、それでもちゃんと答えられましたなぁ」
先ほどのマリオの答えを思い返しながらキノじいは嬉しそうな声音で呟く。
キノじいはピーチ姫や、マリオ、はてにはクッパが生まれる前からピーチ城で大臣をしていた。
それゆえにマリオの成長を感じさせる行動を嬉しく思ったのだ。
なお、ピーチ姫が生まれていないはずなのに城の名前がピーチ城であることや。
ピーチ姫が生まれていないのにキノじいが誰につかえているのか等々。
気になることはあるかもしれないが、それはマリオたちにはそこまで関係のあることではないので詳細の説明はすべて省かせてもらう。
「でも、あれならば大丈夫でございましょう。自分のためとは言っておりましたが、マリオどのは優しいお方。姫様たちの喜ぶことをしてくださるに違いない」
今までマリオたちのことを見てきたキノじいだからこそ信頼を込めてキノじいは呟く。
今までもマリオはキノじいやキノピオたちの信頼に応えてきてくれた。
だからこそ、今回もマリオのことを信じることができるのだ。
「・・・・・・まぁ、ときどき怖じ気づいたりするのはまだまだ心配ですがな」
苦笑をしながらキノじいはそう呟くと、仕事に戻るのだった。
ピーチ姫の休みの予定を1か月後に伸ばすために。
キノじいの部屋から出たマリオは足早に食堂に向かう。
トイレに向かうと言って別れたはずなのにそこそこに時間が経ってしまっている。
あまり待たせてしまってはピーチ姫とナハトに怪しまれてしまうからだ。
遅いと思われない程度に急ぎつつ、走ってきたと悟られないように息を整えながらマリオは食堂にたどり着いた。
「あ、ようやく来たわね」
「お腹痛かったの?」
「いや、そういう訳じゃなかったけど・・・・・・」
食堂に入っての最初のナハトの言葉にマリオは頬を掻きながら答える。
ナハトの問いにマリオはどう答えるか考える。
あまり不用意なことを言えばマリオがトイレに行っていないことがバレてしまう可能性がある。
そしてそこからマリオがキノじいの所に行っていたことがバレてしまうかもしれない。
そのため、マリオはナハトの問いに、怪しまれないような自然な答えを要求されるのだ。
まぁ、そんなものを即座に用意できる人がどれだけいるのかは分からないが。
「えっと、ちょっと気になるものがあったから見ていたんだよ。まぁ、たいしたものじゃなかったから気にしないでくれ」
「そう?」
「まぁ、なんにしても揃ったんだから夕食にしましょう」
ピーチ姫の言葉と同時に夕食がテーブルの上に並べられていく。
どうやら夕食はすでに完成していてマリオがそろうだけだったようだ。
マリオの答えにナハトは少しだけ不思議そうにしていたが、すぐに意識を用意されていく夕食に移す。
そして、夕食が始まるのだった。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
ふぅ、ちょっと多かったかな?
でも、みんなの分も考えるとこれくらいは必要だし。
それに住んでいる場所的に配達もできなさそうだし・・・・・・
まぁ、仕方がないよね?
あ゛、玄関が開けられない!
誰か、開けてーー!!