スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
クッパ姫に鍛えられた萌えの熱はこんなものじゃ冷めやしない
・ヴェルフ・クロッゾ(ソード・オラトリア)
・
クッパの入浴姿を妄想して悶々としながらマリオは本棚に入っている本の確認をしていく。
どうやら表紙カバーと中身が入れ替わっているのは数冊だけだったようで、そこまで疲れるようなことはなかった。
「・・・・・・そろそろ、か?」
入れ替わっている本をもとに戻し、マリオはしばらくお茶を飲んで時間を潰していた。
しばらくしてから時計を確認するとだいたい30分ほど経っていたので、もう一度電話の近くに向かう。
────プルルル・・・・・・プルルル・・・・・・ガチャリ
『はい、こちらクッパ城ですじゃ』
「あ、さっきもかけたけど・・・・・・」
『む、マリオか。クッパしゃまなら────』
『ま、マリオか?!』
受話器が上がる音が聞こえてくると、聞こえてきたのはカメックおばばの声だった。
どうやら電話の近くにいたようだ。
マリオの言葉にカメックおばばが答えようとしていると、不意に声が途切れて違う声が聞こえてきた。
『クッパしゃま!ちゃんと体を拭いてくだしゃいませ!』
『ええい、ちょっと待つのだ!マリオか?!な、なにか用か?』
「えっと、まぁ、なんだ・・・・・・。とりあえず、ちゃんと体を拭いてこい?」
『む、仕方ない・・・・・・。おばば、切ってはダメだからな!』
そう言って割り込んできた声の主、クッパの声は聞こえなくなってしまった。
走っていくような足音が聞こえたことから体を拭きに戻ったのだろう。
とりあえず、この電話がどこに設置されているのか気になるところなのだが、そのあたりはまぁ、うまい具合に繋がったと言うことにして置いて良いのではないだろうか。
というかこれに関しては触れてはいけない禁止事項となっています。
情報の閲覧には
そして、マリオは聞こえてきたカメックおばばの言葉にクッパの姿を再び妄想してしまう。
『マリオ、一応言っておきますが・・・・・・、余計なことは考えぬようにな?』
「う゛・・・・・・、わ、分かったよ・・・・・・」
マリオがクッパの妄想をしていることが分かっているのか。
カメックおばばは低い声でマリオに忠告をする。
カメックおばばの声にマリオは思わずひるみ、うなだれるのだった。
そして、それからクッパが戻ってきたのは数分後になる。
『待たせたのだ!』
『クッパしゃま!ちゃんと髪の毛も乾かしてくだしゃれ!』
どうやら髪の毛は乾かさずに来たらしい。
それだけマリオと電話をするのを楽しみにしているとも言えるのだが。
『そ、それで、どうしたのだ?』
「いや、ちょっと聞きたいんだが・・・・・・、本棚の本の表紙カバーと中身を入れ換えなかったか?」
『・・・・・・ワガハイハナニモシラヌノダ』
もはや自分が犯人だと言っているような棒読みに、マリオは溜め息を吐くのだった。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
ふぅ、重かったぁ・・・・・・
「ねーねー、お菓子はー?」
「ないのー?」
「チョコとかグミとかー」
ないよ。
だって、あったら全部食べちゃうでしょ。
だから、必要なときだけ買うの。
「ブーブー」
「おーぼーだー!」
「ならお菓子を作ってよー!」
もう・・・・・・。
しょうがないから作るね。
でも、ご飯ももうすぐだし、あまり作らないからね?