スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
空腹に染み渡ります。
Mじゃないよ!
仮にMだとしてもMという名の投稿者だよ!
・くま吉(ギャグマンガ日和)
坂道の苦しいのを乗り越えると楽しいとは感じてますけどね(笑)
・
スーパークラウンが捕まるというトラブルも解決し、マリオたちは図書室の探索を再開する。
「それじゃあ、探索を続けようか」
「そうだな。このキノピオは拘束しておこう」
「私はまた飛んで調べるわ」
クッパは倒れているキノピオの袖の部分から虫取り網を通し、案山子のような状態にして網を少し高い位置に引っ掻けて動けないようにする。
キノピオの体が小さいこともあって、足が浮いていても虫取り網が壊れることはない。
「こっちには・・・・・・ないか。全部を燃やして、はい終わりって訳にもいかないからなぁ」
「・・・・・・ワガハイの城で似たようなことをやったことはなかったか?」
「いや、それはお前の部下たちだから」
過去に自身の城が破壊されていく様を見たことを思い出し、クッパはジトリとマリオを睨む。
仮にあったとしても、それは大体がクッパの部下たちの暴走によるものが多いので、マリオを睨むのはお門違いなのだが。
「・・・・・・あったわ!」
マリオとクッパが話している内に、スーパークラウンが“悪意”の膜の起点の1つを見つけたようだ。
どうやら図書室の奥の部屋隅に落ちていたようで、1冊の本らしい。
「見つかったか。でも、この部屋だと燃やせないなぁ」
「持つのは危険なのだったか」
「ええ、持たない方がいいわ」
部屋の隅に落ちている本を囲むようにマリオたちは並ぶ。
「スーパークラウン、貴様が押して部屋の外へ運ぶことはできぬのか」
「私は非力なの!」
「あ、さっきのキノピオの網を使えば良いんじゃないか?」
ふよふよと浮かんでいるスーパークラウンにクッパが尋ねるが、スーパークラウンは強く拒否する。
本当に非力なのかは怪しいところであるが、クッパは仕方なしに納得することにした。
そこでマリオは先ほどのキノピオが持っていたものを思い出した。
網ですくって運べば触る心配もなく、図書室で燃やす危険を犯す必要もない。
そう考え、マリオは先ほどのキノピオのもとへと向かった。
「・・・・・・まだ、気絶しているな?」
どうやらキノピオはまだ気絶しているようで、案山子のように固定されたまま、ぐったりとしている。
マリオはなるべく音をたてないようにキノピオへと近づいていく。
「一応、足を拘束して・・・・・・と」
あまり刺激を与えないように静かに、細心の注意を払いながらキノピオの足を拘束していく。
マリオはキノピオの履いていたズボンを使って足の拘束を終えた。
「次は腕、か。虫取り網を抜いたら・・・・・・上着で縛ればいいかな」
足の拘束が終わり、マリオは袖の部分から通されている虫取り網を掴んだ。
なるべくキノピオの肌に触れないようにゆっくりと引き抜いていく。
「う、ううん・・・・・・」
「やばっ・・・!」
小さく呻き声をあげたキノピオに、マリオは慌てて虫取り網を引き抜いた。
キノピオが目覚めて、もう一度襲いかかってきても困るので、マリオは急いでキノピオの上着で拘束をしていく。
そして、マリオが拘束を終えてキノピオから離れるのと、キノピオが目覚めるのはほとんど同タイミングだった。
「殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す」
「危なかった・・・・・・。この網は借りていくよ」
拘束されて転がっているキノピオを後に、マリオはクッパたちのいる部屋の隅へと向かった。
「持ってこれたようだな。では、本を持っていくとしよう」
「ホールで燃やしたらきっとまた叫び声が出るでしょうから危ないわよね」
「仕方ない。さっきの物置部屋に持っていって燃やすことにしよう」
図書室では周りの本が燃える可能性があるために燃やせない。
ホールでは燃やしたときに出るであろう悲鳴でキノピオたちが集まる可能性があるために燃やせない。
よって、マリオたちはもう一度物置部屋へ行って、本を燃やすことにした。
読了ありがとうございます。
趣味のロードバイクに久しぶりに乗れました。
よい疲労です。
・ルイージ邸観察日誌
昨日はルイージとお話できて良かった!
まだ私の名前を言えてないけど、早く言えるといいな。
え?
お面を着けるのはダメなのかって?
それだと、ちゃんと会って話したって言えないと思うの。
ちゃんもお互いの顔を見て話ができて、やっとちゃんと話せたっていうと思うのよ。
もっと頑張らないとね。