スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
なにを言っているのか分からない?
安心してください。
私も分からないので。
疲れてるのかな・・・・・・
今日からクッパ姫が僕の生きがいだ
・ゼロツー(ダーリン・イン・ザ・フランキス)
・
しばらくクッパと話していたマリオは時間を確認して少しだけ驚く。
いつの間にか1時間ほど話し込んでいたらしい。
明日の仕事の準備や、入浴なども済ませておかないといけないため、名残惜しいがクッパとの電話をやめなければならない。
「クッパ、そろそろ時間が・・・・・・」
『ぬ・・・・・・。そうか、もうこんなに時間が経っていたか・・・・・・』
マリオの言葉にクッパも時計を確認したのか、残念そうな声をあげる。
お互いに相手との会話を楽しんでいたために、電話を切るのが辛いのだ。
時間が遅いことは分かっているのだが、それでも互いに電話を切ることができなかった。
「いつの間にか、こんな時間になっていたんだな・・・・・・」
『時間が経つのは早いのだな・・・・・・』
互いに、いつの間にか時間が経過していたことをしみじみと呟く。
どちらも電話を切りたくないと思っているために、直接的に電話を切るような言葉を言おうとしない。
先ほどの時間経過についての呟きですら、電話を切らないようにするための尺稼ぎに過ぎないのだ。
マリオはクッパに、クッパはマリオに明日も仕事があることをとうぜん理解している。
それでも叶うならばまだまだ話していたいのだ。
「あ、そういえばカメックおばばはどうしたんだ?途中から声が聞こえなくなっていたけど・・・・・・」
『ああ、おばばならワガハイの髪を乾かしたあとはプライベートな時間として自室に帰ったのだ』
話し始めた最初の方ではカメックおばばの声が聞こえていたのに、今はぜんぜん聞こえてこないことが気になりマリオは尋ねる。
マリオの問いにクッパはカメックおばばがどこにいるのかを答えた。
さすがにクッパでも、カメックおばばのプライベートな時間なので、なにをやっているのかは分からないらしい。
と言うか、先ほどまで電話を切ろうとしていたのに新しい話題を出してしまっている。
もはや本当に電話を切る気があるのかすら怪しく思ってしまうのも仕方がないことだろう。
「おばばとかキノじいってプライベートではなにをしてるんだろうな?」
『そうだな・・・・・・。やはり、年寄りらしくお茶ではないか?』
「それなら野菜とかも作ってそうだな」
『確か、キノじいはガーデニングをしているのではなかったか?』
先ほどまでの電話を切ろうとしていたやり取りはなんだったのか。
マリオとクッパは再び話し始めてしまった。
ちなみに、カメックおばばはプライベートでは読書や簡単な魔法の実験などを、キノじいはガーデニングをやっていたりする。
そして、結局マリオとクッパが電話を切ることができたのはさらに2時間後のことだった。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
さて、みんながお菓子を食べてるあいだにご飯を作っちゃおうかな。
う~ん・・・・・・、なにを作ろう。
あまり凝った料理ばかりだと疲れちゃうんだよね・・・・・・
となると、お蕎麦とかで良いかな。
お汁を作れば大丈夫だよね?