スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
最低限ある程度の設定が浮かんでいるのはこの辺りですかね。
あ、ボクシングは詳しくないのでイメージで書いてますのでその辺りはご了承くださると助かります。
おっぱいには夢が詰まっておるが
クッパ姫には萌えが詰まっておるのじゃ
・アリヤバータ(タブー・タトゥー)
・
何度も響き渡るサンドバッグを殴打する音。
その音は途切れることがなく。
マリオの強さをハッキリと表していた。
左右に体を揺らしての連続の殴打。
揺れる体の動きは“無限”をなぞっており、それを体現するかのように連打は止まらない。
マリオの放っている“無限”の連打。
その名を・・・・・・“デンプシー・ロール”と言った。
「シェアッ!!」
一際大きな音をたて、サンドバッグが水平になるほどにまで打ち上げれる。
確かにサンドバッグは殴るためのトレーニンググッズであり、打ち上げれることもおかしくはないのかもしれない。
だが、それでもかなりの重量があって普通の人であればそこまで打ち上げることなど不可能なはずなのだ。
一時期は衰えたかもしれないと嘆いていたのだが、それは嘘だったのではないかと思えるほどのパワフルさだ。
「・・・・・・クッパ、あれって打ち上がるものなの?」
「いや・・・・・・ま、まぁ?」
正直なところ、ワガハイでもサンドバッグを水平近くにまで打ち上げることはできなかった。
できたとしても70度くらいが限界だったような気がする。
しかしマリオは水平にまで打ち上げることができた。
それはつまるところ、今のマリオはもともとのワガハイの力を越えているということ。
いつのまにそれほどまでの力を得ていたのか。
サンドバッグを殴るのを止め、ドリンクを飲んでいるマリオにナハトと共に驚きの視線を向けてしまった。
視線に気づいたのか、マリオは軽く微笑みながらこちらに歩いてきた。
「やっぱり、体を動かすのは気持ちいいな」
「マリオ、かっこよかったよ」
「貴様、いつのまにあれほどの力を・・・・・・」
ドリンクを飲み終え、タオルで汗を拭きながらマリオは楽しそうに言う。
そんなマリオに思わず尋ねてしまう。
もしかしたら今まではマリオは手加減をして自分と戦っていたのではないか。
もしもそうなら自分はとんだ間抜けなのではないか。
そんな考えが頭の中に浮かんできてしまう。
「あー・・・・・・なんだ・・・・・・言わないとダメ、か?」
「ダメなのだ」
気まずそう、いや恥ずかしそうに頬を掻きながらマリオは言う。
なにか恥ずかしいことでもあるのだろうか。
まぁ、それで言わなくて良いと言うわけにはいかぬのだが。
「えっとだな・・・・・・、お前たちのことを守っていきたいって思って、な」
「そ、そうだったのか・・・・・・」
マリオは顔を赤くしながら自身が強くなった理由を答えた。
聞いておいてなんだが、聞いているこっちも恥ずかしくなってしまった。
その証拠にナハトも顔を赤くしてしまっている。
ワガハイとナハトが顔を赤くしているあいだに、マリオは逃げるように次の運動器具のところに行ってしまった。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
「はい、デイジー姫様のお部屋に到着しました。お帰りの際は門のところにいる兵に声をかけていただければ大丈夫ですので」
うん、ありがとう。
さて、まずは扉をノックしないとね。
「はーい、どちら様ー?」
あ、私だよ。
遊びに来たの。
「あら、マシロなのね。なら入ってちょうだい」
はーい。
お邪魔します。