スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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フェイトの小説って設定が難しいので自分が書くときは独自解釈が多くなりそうですね・・・・・・
まぁ、おおまかなストーリーはまとめ終わってるんですが。


むしろキュン死してもらいます~!


・伊藤くろす(つうかあ)





第330話

 

 

 キノコモールで肉、魚、野菜、その他の食材を手にいれてマリオは家への道を歩く。

 行く先々で両手に花と言われたのは恥ずかしかったが、嬉しくもあった。

 そう感じたのはナハトも同じだったようで、鼻唄を歌いながらマリオの隣を歩いている。

 

 

「しょうが焼きの材料以外にも食材を選んでいたが・・・・・・、そんなにあって大丈夫なのか?」

「んー・・・・・・、まぁ、ちょっと多いかもしれないけど、大丈夫だと思うよ」

 

 

 ワガハイの問いにマリオは少しだけ考える仕草をみせ、ヘニャリと笑いながら答えた。

 そんな表情も可愛らしいと思ってしまうのは惚れた弱みというやつなのだろう。

 

 夕日によってオレンジ色に染まる道は、昼間に通ったときとは違う表情を見せてくれている。

 そんなオレンジ色の道を歩いていくマリオとナハトの姿も普段とは違うもののようにも感じられた。

 

 

「そういえば、結局クッパはなんのために朝からいたんだ?ずっとカメラを回してるみたいだし」

「たしかに、私よりも先にマリオの家にいた。・・・・・・もしかして泊まっていた?」

「いや、マリオの日常を撮ろうと思ってな。だから朝早くに“愛鍵(あいかぎ)”を使って家に入らせてもらったのだ」

 

 

 マリオはワガハイがずっと構えているカメラを指差して尋ねる。

 まぁ、たしかにずっとカメラを向けられていては気になるか。

 ワガハイはカメラを軽く叩きながら朝から撮影をしていた理由を答える。

 

 念のために言っておくが。

 愛鍵のイントネーションを間違っていると思われるかもしれないが、これに関しては間違っていないと断言するので問題はないのだ。

 

 

「・・・・・・起きたときにはすでにいたみたいだけど。いつからいたんだ?」

「む、朝起きてからすぐにだな」

 

 

 呆れたような表情だが、おかしいことを言っただろうか。

 まぁ、気にしなくてもよいか。

 

 そんな話をしながらマリオの家に到着した。

 

 

「そろそろ帰ろうかな。やることもできたかもしれないから」

「ふむ、時間も時間だしワガハイも帰るか」

「そっか・・・・・・」

 

 

 マリオの家に到着し、玄関でワガハイとナハトは言う。

 楽しい時間はあっという間に過ぎるものとは言うように、名残惜しいが帰らなければならない時間だ。

 ワガハイとナハトの言葉にマリオは短く答える。

 

 

「それじゃ、またね」

「ではな」

「おう、またな」

 

 

 手を軽くあげてワガハイとナハトはマリオの家を後にする。

 別れは再会の約束。

 別れるときは寂しいけれど、次に会ったときはその分嬉しくなる。

 

 それが人と人との繋がりなのだろう。

 

 

 

 

 

 




読了ありがとうございます。


・ルイージ邸観察日誌


「そういえば、最近はあまりテレサたちがイタズラしてるって話を聞かないわね。なにかしたの?」


 え?

 んー・・・・・・

 たぶんだけど、迷惑になるようなイタズラをしたらおやつ抜きって言ったからかな?

 必要な分以外は残さないようにしてるし。

 だから、私が作らないと食べられないもん。


「なるほど。それは確かにテレサたちには効くわけだわ」



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