スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
ゲームの動画を投稿している人たちの交遊関係ってスゴいですよね。
普通に漫画家の人とか声優の人とかと協力プレイしたりするんですもん。
人が萌えに影響されないなんて大嘘だと知った
・安曇小太郎(月がきれい)
・
城に向かう途中まではナハトも同じ道なので、ナハトも一緒に歩いていた。
マリオの家から城に向かって歩きながらワガハイは考える。
マリオに守られているだけではなく、マリオのことを助けられるようになる。
そう考えることはできるのだが、明確に何をすれば良いのかが思い浮かばずにいた。
ナハトは家事。
ピーチ姫は知識。
2人のできることを考えるとワガハイ自身にできることはないのではないかと思ってしまうのだ。
「はぁ・・・・・・」
「どうしたの?」
どうすれば良いのか分からず、思わずため息を吐いてしまう。
ワガハイのため息が聞こえたのか、ナハトは不思議そうにしながら尋ねてきた。
ふと思えば、最初に会ったときとはナハトもかなり変わった。
最初の頃は嬉しくて暴走しただの言っていたが、なによりもマリオを優先してすぐに抱きついたりしていた。
さらに言えばマリオ以外の他人にもそこまで興味はなく。
マリオが話しているから反応をしている程度だったのだ。
それが今ではどうだ。
掃除を、洗濯を、料理を・・・・・・
家事のすべてを学び、ワガハイやピーチ姫よりもできるようにまでなった。
そして一番の変わった点として、他人に無関心でなくなったことがあげられる。
今のナハトはキノピオたちに家事を教わったり、キノピコと衣服について話したりをしている。
加えて言えば、ため息を吐いたワガハイに対して少しだけ心配そうな表情を浮かべているのだ。
「なに・・・・・・、キサマはマリオの助けになれるのだろうが、ワガハイには助けになれることがなさそうでな・・・・・・」
言っても仕方がないことだろうし、自分が学んでこなかったことによる自業自得なのだと分かっているが、それでも悔しいものがある。
ワガハイの言葉にナハトはキョトンとした表情を浮かべていた。
なにか気になることでも言ったのだろうか。
「・・・・・・クッパもマリオの助けになっているよ?」
「・・・・・・なに?」
ジッとこちらを見ながらナハトは言う。
一瞬、ナハトがバカにしているのかとも思ったが、ナハトの様子からその様な意図は感じられない。
であるのならばナハトは本気でそう思っていると言うことなのだろうか。
ナハトの言葉にワガハイは足を止めてナハトを見返した。
「ワガハイが・・・・・・、マリオの助けに・・・・・・?」
「うん」
恐る恐るナハトに向かって確認の意味も込めて尋ねると、ナハトは変わらずにハッキリと頷いた。
どうやらワガハイを元気づけたりするための言葉とは違うようだ。
まぁ、ナハトが元気づけるための言葉を言うかは分からないのだが。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
最近は本当になにもないよね。
平和なことは良いんだけどね。
「それは仕方がないんじゃないかしら?だって基本的に騒動ってクッパが起こしてたじゃない?」
あ~、そっか。
今だとマリオとラブラブでそんなことをする必要がないもんね。
・・・・・・もしかしたら今までのもマリオの気を引くための可能性が?
「えー?意識してなかっただけで元の姿の時から?」
まぁ、あり得るのかは分からないけどね。