スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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いつの間にか6月が3分の1終わっている・・・・・・!!
本当に6月中に終わらせることができるか不安になってきました。


なんじゃ
昼間からキュン死しおって


・桐葉(つぐもも)





第332話

 

 

 ナハトの言う、ワガハイもマリオの助けになっていると言うのはどう言うことなのだろうか。

 ワガハイはとくになにかをした覚えもないのだが、ナハトの言い方的には今日の時点でなにか助けになることをしていたと言うことのように感じる。

 

 

「分からない・・・・・・?」

「まぁ、な・・・・・・。本当にワガハイはマリオの助けになっていたのか?」

 

 

 ワガハイの様子から不思議そうに首をかしげながらナハトは尋ねる。

 ナハトは気づいているようだが、本当に思い当たることがないのだ。

 

 

「ほら、マリオがシャワーを浴びてるとき・・・・・・」

「あのとき・・・・・・?」

 

 

 ナハトに言われ、マリオがシャワーを浴びているときのことを思い出す。

 と言ってもマリオは更衣室の中にあるシャワーを使っていたのでどんな状況なのかは知らないのだが。

 そのときにワガハイがやったことと言えば・・・・・・

 

 

「マリオの飲むプロテインを作ったこと、か?」

「うん、それ」

 

 

 ワガハイの言葉にナハトは頷きながら答えた。

 どうやらナハトはワガハイのやったことがマリオの助けになっていると思ったようだが、ワガハイにはとてもそうだとは思えなかった。

 やったと言っても結局はプロテインを作った程度。

 これくらいなら誰でもできることではないだろうか。

 

 

「いや、あれは誰でもできるだろう。それにワガハイは待っている間が暇だっただけで・・・・・・」

「でも、誰でもできることをやれるのはスゴいことだってキノじいは言ってた。それに、私はプロテインを作ることなんて思いつかなかった」

 

 

 ワガハイの言葉をナハトは首を横に振りながら否定する。

 ナハトの言いたいことも分からなくはないのだが、それでも納得はできなかった。

 

 

「だが、今度からはナハトもできるではないか」

「それはできなくはない。でも、必要なときと必要じゃないときもあるんじゃないの?」

「まぁ、な」

 

 

 ナハトの言うようにプロテインは必ず必要というわけではない。

 場合によっては飲まない方がいいときもあったりするのだ。

 

 

「そういった見極めができるのがクッパ」

「む、むぅ・・・・・・、あまり助けになれているようには思えぬのだが・・・・・・」

 

 

 マリオの助けになれていることがあって嬉しくはあるのだが。

 ナハトやピーチ姫のできることに比べると些細なことのように感じてしまい、どうにも素直に喜ぶことができない。

 

 

「それと、悔しいから言いたくないけど」

「む、まだなにかあるのか?」

「・・・・・・マリオはクッパと話しているときが一番リラックスしてる。私たちの中で一番マリオが落ち着く相手はあなた」

「・・・・・・へ?」

 

 

 ナハトの言葉にワガハイはポカンとした表情になってしまう。

 

 ワガハイと話しているとき、マリオが一番リラックスしている?

 

 にわかには信じがたいが、ナハトの表情からは嘘を言っているような雰囲気は感じられない。

 

 

「それは、本当なのか・・・・・・?」 

「間違いない。クッパ、あなたは家事や知識でマリオを助けられないって言ってたけど、私たちが助けにくいマリオの“心”をクッパは助けられるの」

 

 

 確信を持った様子でナハトは言う。

 そんなナハトをワガハイは信じられない気持ちで見返すのだった。

 

 

 

 

 




読了ありがとうございます。


・ルイージ邸観察日誌


「あ、クッパと言えば、全員揃っての女子会とかしてみたいわね」


 全員って言うと、私とデイジー、ピーチ姫、クッパ、ナハト?

 でも確かに楽しそうかも。

 色々なお菓子とかを用意して、いろんなことを話したり。


「それと、どうやってマリオのことを射止めたのか、とか?」


 そういえば詳しい話はまだ聞いてなかったよね。

 いつの間にか今みたいな状態になってたし。

 それにそれを聞いておけばルイージにも役立つかもしれないし!


「そうよね!」


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