スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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ここらでクッパの視点は終わるかな・・・・・・?
意外と長くなってしまった・・・・・・


さあ-私たちの萌えを始めましょう


・五河琴里(デート・ア・ライブ)





第333話

 

 

 ワガハイがマリオの“心”を助けることができる。

 ナハトの言葉をワガハイはじっくりと考える。

 “心”を助けられるということは、ワガハイがマリオの“心”にもっとも近いと言うことで間違いないだろう。

 そのことを理解し、思わず顔が赤くなってしまうことを理解した。

 

 

「私の家事や、ピーチ姫の知識は、別に私たちじゃなくても助けることができる。でも、クッパが助けられる“心”だけは簡単に助けられるものじゃない」

「そう、なのか・・・・・・」

 

 

 少しだけ寂しそうな表情を浮かべながらナハトは言う。

 

 家事や知識で助けることのできないことを悔しく思い、それでも“心”を助けることのできるワガハイ。

 “心”をうまく助けることはできないが、家事ができてその方面で助けることのできるナハト。

 互いに相手のできることを羨ましく思っていたのだろう。

 

 そのことを理解し、ワガハイは先ほどまでの自分の言葉が気づかないうちにナハトのことを傷つけていたのではないかということに気づく。

 

 

「ナハト・・・・・・ワガハイは・・・・・・」

「言わないで」

 

 

 謝ろうかと声をかけると、それを察したのかナハトはワガハイの言葉を遮った。

 ナハトに遮られ、ワガハイは思わず口をつぐんでしまう。

 

 

「謝らないで。今、あなたに謝られても惨めな気持ちになるだけだから・・・・・・」

「そう、か・・・・・・」

 

 

 ワガハイから見えぬように体を逸らしながらナハトは言う。

 今のナハトがどんな表情を浮かべているのかは全く見えず、声色はやや震えているようにも感じられた。

 見ればナハトの手は強く握りしめられており、力が込められていることが見て分かった。

 しばらくしてから、ナハトはゆっくりと握りしめられていた手を開き、こちらへ顔を向ける。

 

 

「今は・・・・・・、今はまだクッパよりもマリオの“心”を助けられないけど・・・・・・。必ず・・・・・・、必ず私がマリオの“心”を一番助けられるようになるから・・・・・・!」

「ッ・・・・・・!!」

 

 

 まっすぐにこちらを見ながらナハトは言う。

 その言葉はおそらく自身への発破の意味も含む宣戦布告の言葉。

 ハッキリとしたナハトの強い意思を感じとり、思わずおされてしまう。

 しかし、ここでおされてばかりでは魔王を名乗っていたワガハイの名折れ。

 それにナハトがここまで言っているのだから、謝るのも野暮と言うものなのだろう。

 ナハトの言葉にワガハイはニヤリと口もとをゆがめて口を開いた。

 

 

「ふふん。良いだろう、そこまで言われてはワガハイも黙ってはおられぬな。キサマの全霊をもって挑んでくるがいい!ワガハイも相応のおこないをもってこの地位を磐石のものとしようではないか!」

「負けない!」

「くくく、楽しみにしておるぞ?」

 

 

 気合い十分にこちらを見てくるナハトの視線を背に受けながら、ワガハイは自分の城へと向かって歩くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 城に帰ってから気がついたのだが。

 ピーチ姫がいなかったのに、帰り道であのような雰囲気になってよかったのだろうか。

 いや、まぁ、いなかったものは仕方がないのかもしれないが、ピーチ姫一人だけ蚊帳の外感がすさまじくあるように感じてしまう。

 もしかしたらナハトが言ってくれるかもと考えたが、あのナハトの雰囲気では伝える余裕すらなさそうにも思える。

 まぁ、今日あったことは後々に話せばいいだろう。

 そんなことを思いながら、ワガハイはカメラを置きに自室に向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 




読了ありがとうございます。


・ルイージ邸観察日誌


 あ、いつに間にかこんな時間に・・・・・・

 そろそろ帰ってご飯の準備しないと。

 たくさんお話しできて楽しかったよ。

 また今度ね!


「ええ、私も楽しかったわ。女子会の計画もピーチ姫たちにも相談しておくわね」


 うん!



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