スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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雨でロードに乗れない・・・・・・
3週目に入るとさすがにヤヴァイ・・・・・・


クッパ姫に
会いに来た


・生方千加子(DAYS)





第334話

 

 

 ピーチ姫とクッパの仕事の休みの予定の擦り合わせも終わり、結婚式の日付も決まった頃。

 マリオはサムイサムイ村を歩いていた。

 マリオがサムイサムイ村に来ている理由はとても簡単なこと。

 依頼していた指輪が完成したと連絡が来たからだ。

 

 しかし、貴金属店“クリスタラー”へと向かいながらマリオは少しだけ難しい表情を浮かべていた。

 

 

「はぁ・・・・・・」

 

 

 どうやらマリオはなにかに悩んでいるらしく。

 物憂げにため息を吐いた。

 そして、晴れぬ表情のまま“クリスタラー”の扉を開けた。

 

 

「いらっしゃい、待ってたわぁん・・・・・・、あらぁ?」

「やあ・・・・・・」

 

 

 扉を開けて入ってきたマリオに“クリスタラー”の店員は楽しそうに応じるが、マリオの様子がおかしいことに気づき、首をかしげる。

 マリオは店員が自分のことを不思議そうに見ていることにも気づかないのか、ゆっくりとした動作で手をあげて答えた。

 

 

「元気がないわねぇん。なにかあったのかしら?」

「まぁ、ちょっとね・・・・・・」

 

 

 店員の問いにマリオははっきりとは答えずに誤魔化そうとした。

 しかし、マリオの様子からなにかを悩んでいるであろうことは分かりきっているので、店員はマリオのことをジッと見つめる。

 

 

「なにか悩みがあるのなら聞くわよぉ?」

「ん・・・・・・、いや、でもなぁ・・・・・・」

 

 

 店員の言葉にマリオは口を軽く開いてなにかを言おうとするが、それでも躊躇して口を閉じてしまう。

 そんなマリオの様子にも店員は苛立ったりすることもなく、マリオが自分から悩んでいることを答えるのを待っていた。

 

 

「・・・・・・そうだな。自分だけで悩むよりも良いか・・・・・・」

「ええ、1人で悩み続けるよりもいいはずよ」

 

 

 しばらくして、マリオは悩み続けるよりも相談した方が建設的だと思い直したのか、口を開いた。

 マリオの言葉に店員はお茶を用意しながら頷いた。

 

 

「実は、結婚式の日付が決まったんだ」

「あらま。それは良かったじゃない。いつやるのかしら?あと、私たちも参列はできるのかしらぁ?」

「えっと、結婚式は来週だよ。参列に関してもとくに制限とかはないから大丈夫」

 

 

 マリオが最初に言ったのは結婚式の日付が決まったこと。

 店員はマリオの言葉に嬉しそうに手を叩いて詳しい日付や、参列できるのかを尋ねる。

 

 

「あら?でも日付が決まったのなら嬉しいことじゃないのかしら?なにに悩んでいるの?」

「そのだな・・・・・・。日付が決まったときは嬉しかったんだけど、結婚式の日が近づくにつれて本当に自分に3人を幸せにできるか不安になってな・・・・・・」

「なるほど。マリッジブルーってやつになっちゃったのね・・・・・・」

 

 

 マリオがなにに悩んでいるのか。

 その答えを理解した店員は腕を組みながら頷くのだった。

 

 

 

 

 




読了ありがとうございます。


・ルイージ邸観察日誌


 今日はどうしようかな。

 昨日はお城から帰る途中でルイージに会えて嬉しかったけど・・・・・・

 ルイージは今日は大きな仕事があるって言ってたから会えないし。

 んー・・・・・・

 レサレサちゃんはなにをやってるかな?

 ・・・・・・よし、レサレサちゃんのところに行くけど一緒に行く子はー?


「はーい!」
「行くー!」
「yehaaaa!」


 誰か発音が良い子がいるなぁ・・・・・・



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