スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
昨日初めて使った大剣だったから仕方がなかったのかもしれませんけど・・・・・・
あ、ネームはそのまま“竜音(ドラオン)”です。
見かけたらギルドカードでもくださいな。
俺はクッパ姫に出会って初めて萌えという気持ちを見つめることができたんです
・吉田春(となりの怪物くん)
・
拮抗していたマリオの蹴りとダイ・シショーの腕。
その結末は呆気ないもので、魔力を背中から放出している炎と、足先の二点に集中させたマリオがダイ・シショーの腕をはじくことによって幕引きとなった。
マリオの蹴りはダイ・シショーの腕をはじいても止まらず、そのまま勢いを殺すことなくダイ・シショーへと叩き込まれた。
「はぁああああ!!・・・・・・っせい!!」
「ぐぅううおおおおお!!!!」
ダイ・シショーにマリオの蹴りが直撃し、そのままダイ・シショーの体を後方へと吹き飛ばしていく。
数メートルほどダイ・シショーを吹き飛ばすと、マリオは足に力を込めて後方へと跳び退いた。
その際にマリオの足先に集中していた魔力が砲撃のように放たれ、ダイ・シショーの体をさらに吹き飛ばして木に叩きつけた。
「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・。やった・・・・・・か・・・・・・?」
着地と同時に膝をつき、マリオは吹き飛んでいったダイ・シショーの方向を見る。
ダイ・シショーの吹き飛んでいった方向は足先から放たれた砲撃と、ダイ・シショーが吹き飛んでいったことによる衝撃で土煙や細かい雪が舞い、まったくと言って良いほどなにも見えない。
無我夢中で魔力を集中させたが・・・・・・
2度目は無理・・・・・・だな。
マリオの体力、魔力ともに限界が近く。
いま膝をついている状態も辛く感じていた。
不意に風が吹いた。
「これで晴れ・・・・・・いや、この風は・・・・・・!!」
風が吹いたことによって見えなくなっていたダイ・シショーの姿が見えると考えたマリオだったが、その風が普通の風ではないことに気がつき、表情を強張らせる。
そして、ダイ・シショーの吹き飛んでいった先に起こっていた土煙や細かい雪が巻き起こった風圧によって一瞬にして晴れた。
凄まじい風圧はマリオのところにも届いており、マリオは咄嗟に顔を守る。
「おい・・・・・・マジか・・・・・・」
風が止み、顔の前から手をどけてマリオは目の前の光景に唖然とする。
目の前に広がっていたのは放たれた魔力砲撃と衝撃によって雪が吹き飛び露になった地面と、ほとんど傷のついていないダイ・シショーの姿だった。
ダイ・シショーはマリオの方を見るとニッ、と笑みを浮かべる。
そんなダイ・シショーの様子にマリオはほぼ限界の体に鞭を打って立ち上がった。
「ふふふ・・・・・・」
聞こえてきたダイ・シショーの笑い声にマリオは体を固くする。
そして、ダイ・シショーはマリオのもとへと近づいてきた。
「いやー、負けちゃったわぁ!でも、マリオちゃんの悩みも晴れて本当によかったわぁん」
「はぇ・・・・・・?」
戦いが続行されると思っていたマリオはダイ・シショーの言葉にポカンとした表情になるのだった。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
え、えっと・・・・・・
あ、そうだ。
この体って結構便利だよね!
今までは届かなかった所に届いたり、オシャレな服も着れたりするし!
「・・・・・・ええ、そうですわね。あたくしも新しい服をいくつか増やしてしまいましたもの」
へぇ、やっぱりドレス?
私もいくつか増えてるからいろいろと着替えるのって楽しいよね。