スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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本日2話目!

ロードレースの選手はマジで速いです。


書きあがったってさ。
読めよ、読者のみんな!
これが私のスーパーマリオだ!


・オールマイト(僕のヒーローアカデミア)

それでは本編をどうぞ。


第33話

 

 

 ピーチ姫の中から現れた黒いクッパは、スーパークラウンの吸い込みから逃げようとピーチ姫からもがいて離れていく。

 それをスーパークラウンが見逃すはずもなく、黒いクッパの逃げ道を塞ぐように移動してさらに吸い込んでいった。

 

 

「どこかの誰かの姿を奪って力をつけたみたいだけど、逃げようとするってことは負けを認めてるのね!さっさと吸い込まれなさい!」

「グ、グルァァアアア?!?!?!」

 

 

 吸い込む勢いをさらに増し、スーパークラウンは黒いクッパを吸い込んでいく。

 その光景をクッパは複雑な思いで見ていた。

 

 

「・・・・・・あれ、ワガハイなんだよなぁ」

 

 

 客観的に見て、小さな箱へと吸い込まれていく巨大な怪獣。

 しかし、その巨大な怪獣は慌てふためきもがきながら箱から逃げようとしている。

 正直に言って、クッパはあまりにも情けない姿に見ていられなくなっていた。

 

 

「これで、終わり!!」

「グギャアアアァァァァ・・・・・・」

 

 

 そう言ってスーパークラウンは、黒いクッパを完全に飲み込んだ。

 最後の叫び声をあげて黒いクッパの姿はスーパークラウンの中へと消えていった。

 

 

「力が・・・・・・なくなっ・・・・・・」

 

 

 黒いクッパが飲み込まれたのと同時にピーチ姫はゆっくりと床へと倒れた。

 見るとピーチ姫のドレスも黒からもとのピンクへと変化している。

 

 

「ピーチ姫?!」

「“悪意”が抜けて気を失ったのね。大丈夫、命に別状はないし、後遺症もないわ」

 

 

 倒れたピーチ姫にクッパは驚き声を上げる。

 スーパークラウンの言葉にピーチ姫の様子を確認してみると、意識がないだけで呼吸や脈などは安定していた。

 

 

「まったくもう。私が寝てる間に何があったのよ?」

「っと、そうだ!きさま、なぜ動かなくなっていた!無事に戻ってくる手筈だったであろう!」

 

 

 マリオの頭を膝に起き、クッパはスーパークラウンに向かって怒鳴る。

 

 この部屋に続く廊下で、スーパークラウンはちゃんと戻ると約束をしていたのに、動かない状態で戻ってきたのだ。

 もう二度と動かないのではないかと思っていたクッパにとって、自分でも今どんな感情になっているのか分かっていない。

 

 

「し、仕方がないじゃない・・・・・・。扉が閉まっちゃってて開けられないから叩いて呼び掛けたんだけど開けてくれないんだもん・・・・・・」

 

 

 クッパに怒鳴られ、スーパークラウンは気まずそうに小さく答えた。

 先ほどまでの自信満々の姿から一転して、小さくなっているようにも見える。

 

 

「そこは・・・・・・、まぁ、ワガハイたちも扉を開ければ良かったがな・・・・・・。それでも、せめて動いているべきであろう!」

「だってあのおじいさんに捕まっちゃったんだもの。あなた達の近くに行ければ“愛”の感情はあるだろうから再起動できるって信じて、おじいさんの“悪意”を浄化したのよ。知り合いみたいだったから動けなくなってもあなたに渡してもらえるかと思ったし・・・・・・」

 

 

 クッパの言葉にスーパークラウンは顔を逸らすように横を向きながら答えた。

 結果としてクッパたちのもとへ戻ってこれたものの、運が悪ければそのままキノじいは1階にまで降りていただろう。

 

 

「う、ううん・・・・・・」

「マリオ、起きた──かっ?!」

 

 

 マリオが小さく声をあげる。

 その声を聞き、クッパは嬉しそうに話しかける、が途中で言葉に詰まってしまった。

 

 なぜならマリオの手が動いて、クッパの胸をわし掴んでしまったからだ。

 

 

「あれ・・・・・・、俺は・・・・・・。何か柔らかいものが・・・・・・?」

 

 

 ふにふにと何を触っているのかを確かめるために、マリオは手を動かす。

 それに連動するように、クッパの顔もどんどん赤くなっていく。

 

 

「いつまで・・・・・・」

「ん・・・・・・?クッパ・・・・・・?」

 

 

 目が覚めたばかりでぼんやりとした頭にクッパの声が届く。

 声は頭の上から聞こえてくるようで、何やら頭の下からは微妙に震えるような振動も感じる。

 

 

「いつまでワガハイの胸を揉んでいるつもりだぁぁああああ!!!」

「は?!え?!ちょ、ま?!ごめぇぇぇええええん!!!」

 

 

 クッパの叫びに完全に意識を取り戻したマリオの目に写ったのは、クッパの胸を揉んでいる自分の手と、顔を真っ赤にして拳を振り下ろしてきているクッパの姿だった。

 

 

 

 

 

 

 




読了ありがとうございます。

起きた瞬間にToLOVEるマリオ(笑)


・ルイージ邸観察日誌

 とりあえずクッキーを作ってみようと料理人さんに教えてもらいながら作ってみたんだけど・・・・・・

 何故か「ケケケケ・・・・・・」笑いながら飛んでるの・・・・・・

 レサレサちゃんや他のテレサたちが飛んでるのを捕まえて食べてみたところ、味もしないみたい。

 お菓子作りのことじゃなくてルイージのことを考えながら作ったからどこかで間違えちゃったのかな?


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