スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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話を書きつつ、デッキをいじり、オニランドを駆け回る。

大変だけど楽しいです。


何が作者を変えたのか知らんが・・・・・・
執筆を投げた時点で作者の負けだ!


・両津勘吉(こちら葛飾区亀有公園前派出所)

書き続けている限り、私は負けではないです。


第40話

 

 

 入浴も終わり、マリオとクッパは椅子に座って麦茶を飲んでいた。

 マリオの入浴シーン?

 今のクッパの姿での入浴シーンならともかくとして男の入浴シーンに需要があるとは思えないのでカットです。

 

 

「・・・・・・明日には帰るんだよな」

「ああ」

 

 

 言葉は少なく、しんみりとした空気が流れる。

 一緒に暮らした時間は短かったが、互いに寂しいと思っているのは事実だった。

 

 

「マリオ・・・・・・」

「なんだい?」

 

 

 静かに、柔らかな口調でクッパが話しかける。

 

 

「ワガハイを助けてくれて、本当にありがとうな」

「いきなりどうしたんだい?」

 

 

 感謝を込めて、ただただ感謝を込めてクッパは頭を下げた。

 とつぜんのことにマリオは少し戸惑い、クッパに尋ねる。

 

 

「夜中にいきなり来たこのワガハイを、きさまは信じて住まわせてくれた。本当は不安で仕方がなかったのだ。今までの強い体ではなくなり、部下たちは誰1人としてワガハイに気づかず、このままワガハイは1人ぼっちになってしまうのかと」

 

 

 目を閉じ、思い出すようにクッパは語る。

 クッパの言葉にマリオは、今の姿のクッパと初めて会ったときのことを思い出した。

 

 

「記憶を頼りにきさまの家まで着いたが、足はボロボロで疲れ果てていた。だから、嬉しかったのだ。ワガハイを信じてくれただけでなく、住まわせて助けてくれたことが・・・・・・」

「俺は・・・・・・。あの時、あのままお前を見送っていたら、お前がいなくなってしまうような気がしたんだ。確かに俺たちは敵同士だったが、いなくなって欲しいとは思わなかったからな」

 

 

 互いに相手への思いを口に出す。

 

 一瞬、ほんの一瞬だけ、マリオともとの姿のクッパが向き合って笑い合う姿が見えた気がした。

 それはもしかしたら幻なのかもしれない。

 しかし、それでも今この時だけは悪友のような関係だった頃の2人だっただろう。

 

 

「そうか。ワガハイももとの姿の時はきさまのことは嫌いではなかったさ」

「ああ、分かってるよ」

 

 

 麦茶の入ったコップを片手に2人は笑う。

 先ほどまで感じていた寂しさは、いつの間にかどこかへ行っていた。

 

 

「っと、そうだ。マリオ、歯を磨き終えたら1つお願いがあるのだが・・・・・・」

「お願い?」

「内容は歯を磨き終えてから言うのだ」

 

 

 思い出したようにクッパは手を叩いて言う。

 そんなクッパにマリオは不思議そうに首をかしげるが、クッパはイタズラっぽく笑って洗面所へと向かってしまった。

 

 

「お願いねぇ・・・・・・。まぁ、無茶なものでない限りは叶えてやりますか」

 

 

 そう呟いてマリオも洗面所へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 歯を磨き終え、クッパはマリオのベッドに、マリオは椅子へと座る。

 

 

「それで?お願いって言うのは?」

「えっと・・・・・・、その・・・・・・だな」

 

 

 マリオの問いに、先ほどのイタズラっぽい態度はどこへいったのかモジモジとするクッパの姿があった。

 視線はキョロキョロと忙しなく、落ち着かないのか尻尾もうねうねと動いている。

 

 

「ま・・・マリオ、こっちへ来てくれぬか?」

「まぁ、良いけど」

 

 

 少しだけ言葉に詰まりながらも、クッパはマリオを手招きする。

 それに断る理由もないマリオはクッパの近くへと移動した。

 

 

「・・・・・・すまぬな」

「は?どういう────どわぁっ?!」

 

 

 小さく謝罪をし、クッパはマリオの手を掴んで一緒にベッドに倒れ込む。

 いきなり引っ張られたことにより、マリオの口からは驚愕の声が上がった。

 

 

「く、くくく、クッパ?!」

「すまぬな、マリオ・・・・・・」

 

 

 驚きながらクッパの名前を呼ぶと、クッパはもう一度謝罪をしてきた。

 クッパの様子がおかしいことに気づき、マリオも少しだけ落ち着く。

 

 

「カメックおばばには受け入れてもらえた。だかな・・・・・・、まだ怖いのだよ・・・・・・。本当に今のワガハイが受け入れてもらえるのか。今のワガハイの姿を見て失望されないか。とても怖いのだよ・・・・・・」

「クッパ・・・・・・」

 

 

 クッパの言葉にマリオも冷静さを取り戻し、クッパの体が震えていることに気づいた。

 カメックおばばに受け入れてもらい、規律の6番目も教えてもらった。

 それでもやはり、他の配下たちにどう思われるかが分からず不安があったのだろう。

 

 クッパはマリオの手を強く握りしめていた。

 

 

「頼む・・・・・・。今日だけはワガハイに勇気をくれ・・・・・・」

 

 

 消え入りそうな小さな声でクッパはマリオに懇願する。

 先ほどまでの態度や言動は、不安な気持ちを誤魔化すためのものだったのだろう。

 

 そんなクッパにマリオは何も答えず、強く抱き締めるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




読了ありがとうございます。

R-18な展開は私には書けないので、そんな展開はありません。


・ルイージ邸観察日誌

 書き終わったテ紙を持ってルイージの家まで来ました。
 ルイージは・・・・・・、いるみたい。

 息を整えて玄関の扉をノックしました。


「はーい。どちらさま?」
「えっと・・・・・・あの・・・・・・、私です・・・・・・」


 ルイージの声を聞くとやっぱり緊張しちゃってうまく話せない。


「ああ、君かい。今日はどうしたの?」
「その・・・・・・、レサレサちゃんのお家でハロウィンパーティーをするので・・・・・・、しょ!招待状を、持ってきました!」


 その言葉と同時に扉の郵便口から招待状を入れました。


「そっか、もうそんな時期だもんね。ありがとう」
「い、いえ!それでは!」


 嬉しさと恥ずかしさで訳が分からなくなって、玄関の前から逃げ出してしまいました。
 一応、テ紙の読み方を一緒に書いておいたから読めるよね?

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