スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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のんびりと投稿。


読者(あなた)はとんでもない物を盗んでいきました。
私の書けないと言う弱い心です。


・銭形幸一(ルパン三世)

つまり、私は書いていけます。


第41話

 

 

 穏やかな寝息をたててクッパは眠る。

 そんなクッパを抱き締めながらマリオは思った。

 

 ・・・・・・眠れねぇ。

 

 身動きをしようにもいつの間にかクッパの手が服を掴んでおり、離れることはできない。

 更に言うなら、クッパを抱き締めているため、クッパの体の柔らかさがダイレクトにマリオの体に伝わってきている。

 

 クッパの体温も合わさり、とても眠ることなどできない状態だった。

 

 

「んむ・・・・・・、マリオぉ・・・・・・。むにゅ」

「眠る前の不安そうな顔はなんだったんだか・・・・・・」

 

 

 服を引っ張って、頭をグリグリとマリオの体に押し付けながらクッパは寝言を呟いた。

 クッパの体をポンポンと優しく叩きながらマリオは小さく息を吐く。

 

 穏やかに眠るその表情からは、眠る前に不安そうな表情をしていたとは思えないほどだ。

 

 

「ま、この寝顔が見れただけ良いかな」

 

 

 眠るクッパの頭を優しく撫で、マリオは目を閉じて眠りにつく。

 クッパにちゃんと勇気を与えられるように、その手を握り締めながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっぱり、眠れねぇ・・・・・・」

 

 

 ・・・・・・眠りについた、はずだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 自身を包み込むような優しい感覚にクッパは目を覚ます。

 

 

「───なっ?!」

 

 

 目を開いて最初に目に入るのは至近距離にあるマリオの顔だった。

 思わず声が出かかるが、どうにか口を閉じて叫ぶのを堪える。

 

 クッパの頭の中はぐるぐると混乱し、昨日の寝る前の自身の行動を思い出した。

 

 不安だったからと何をやっているんだワガハイはぁぁああああ!!

 ま、ままま、マリオの顔がこんなに近くに・・・・・・!

 

 頭の中でクッパは咆哮する。

 

 いきなりあんなことをしてマリオに引かれたのではないか。

 こんなに密着して自分は変な匂いはしなかったか。

 やはり鍛えられていてカッコいい体だ、昨日の自分ナイス!

 

 と言ったことがクッパの頭の中を駆け巡っている。

 

 

「あわわわ・・・・・・」

 

 

 顔を赤くし、思わずクッパは自身の顔を隠す。

 顔を隠す際に気がついたが、どうやら自分はマリオの服を掴んで寝ていたらしい。

 それでマリオも一緒にベッドに寝ていたようだ。

 

 指を少しだけ開いて隙間からマリオの顔をチラリと見る。

 見たところマリオはまだ寝ているようで、小さく寝息をたてている。

 

 

「こうして見ると・・・・・・、けっこう可愛いかもしれん・・・・・・」

 

 

 しばらくマリオの寝顔を見て落ち着いてきたのか、クッパはジッとマリオの姿を観察する。

 

 髪の毛を軽く()いたり、鼻を優しくつついてみたり、胸板にそっと手を当ててみたり。

 

 クッパは思い付く限りのことをしてみた。

 

 

「む、そう言えば・・・・・・」

 

 

 ふと、クッパは思い出す。

 自身がもとの姿だったときに起きていた男性特有の生理現象。

 

 クッパは自身の見た目が悪くないことを理解している。

 そんな自分とマリオは長くはないが一緒に暮らしていた。

 マリオは自分をそんな対象に見れるのだろうか?

 

 そんなことを考えながらクッパの視線はゆっくりと下に────

 

 

「ううん・・・・・・。クッパ?」

「にょわぁぁああ?!」

 

 

 ────向かう前に、目を覚ましたマリオに話しかけられて驚き、枕へと頭を叩きつけた。

 

 クッパの突然の奇行に、目を覚ましたばかりのマリオは首をかしげるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 




読了ありがとうございます。


・ルイージ邸観察日誌

 今日は私のお家のお掃除をしようかな。

 レサレサちゃんのお手伝いも一段落したし、ハロウィンまでは何もやることないんだって。

 よーし、頑張って綺麗にしていこう!









 あ、前の冠ここにあったんだ。
 最近かぶってなかったからすっかり忘れてた。


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