スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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ハロウィンに間に合うかなぁ・・・・・・


俺ァただ書くだけだ、ネタ元(やつ)の創ったこのクッパ姫を


・高杉晋助(銀魂)





第44話

 

 

 家を出て森を抜け、マリオはキノコタウンへと到着した。

 キノコタウンには明るさが戻っており、大人は話をしし、子供は走り回っている。

 

 

「キノコタウンの方はあまり被害はなかったからけっこう早く人も出てきてたんだよなぁ」

 

 

 “悪意”の異変の時も人が外に出てこないくらいで、明確に“悪意”に犯されていた人もいなかったのだ。

 もとに戻ったキノコタウンの景色にマリオは笑みを浮かべ、ピーチ城へと向かう。

 

 

 

「ようこそいらっしゃいました」

「どうぞ、城の中でお待ち下さい」

 

 

 城に着くと城門前のキノピオ兵たちがマリオに気づき、城の中へと促した。

 

 城の中はさまざまな飾りで彩られており、“悪意”による異変がなかったかのように思える。

 少し早めに着いたこともあり、キノピオたちは城の中を準備に走り回っていた。

 

 

「お早いお着きですな。本当であればあのときにマリオどのと一緒におられた女性も呼びたかったのですが・・・・・・。どこにおられるのか皆目検討もつきませぬもので」

「ああ、それは仕方がないね」

 

 

 城の中で準備をするキノピオたちを眺めていると、マリオに気づいたキノじいが話しかけてきた。

 キノじいはマリオしかいないことに気づくと少しだけ残念そうに眉を下げる。

 

 そういえば、とマリオは思い出す。

 

 キノじいと会ったときにクッパの名前を出していなかったかな。

 更に言えばピーチ姫のときも名前を出していなかったような・・・・・・

 

 

「とはいえ、招待できなかったことを引きずっていても仕方ないですな。あの女性にはマリオどのから伝えておいてもらえますかな?」

「分かったよ」

 

 

 キノじいの言葉にマリオが頷くと、キノじいは満足そうに頷いてパーティーの準備へと戻っていった。

 戻っていったキノじいを見ながらマリオは考える。

 

 あのときの女性がクッパだと言った方が良いのか?

 

 仮に正体を伝えたとしても、異変の解決の功労者の1人なのだから悪いようには思われないだろう。

 むしろ、見た目が威圧感のある姿からピーチ姫に似た美しい姿になっていることから簡単に受け入れられるかもしれない。

 だが本人の許可無しに正体を言っても良いのだろうか?

 

 腕を組みながらマリオは頭を捻る。

 そんなマリオの姿をキノピオたちは作業をしながら不思議そうに眺めていた。

 

 

「マリオさん、何を考えてるんだろう?」

「うーん・・・・・・。この間の異変の時に一緒にいたっていう女の人のことかもよ?」

「えー、でもそれだとピーチ姫はどうなっちゃうんだろ?」

「ボクはマリオさんとピーチ姫が付き合うと思ってたんだけどなぁ・・・・・・」

 

 

 悩むマリオの姿にキノピオたちは口々に話し始めた。

 当然ながらそれにともなって作業の効率も落ちていく。

 

 そして最終的には普通に話し始めてしまって、キノじいの雷が落ちるのが10分後のことだった。

 

 

 

 

 




読了ありがとうございます。


・ルイージ邸観察日誌

 うっかりカメックさんたちに見つかってヨーグルトを投げられちゃいました・・・・・・

 うう、どろどろして顔にもかかっちゃった・・・・・・

 カメックおばばさんに相談したら魔法で綺麗にしてくれました。
 カメックおばばさんは優しいから好きです。


 私を綺麗にしてくれた後、カメックおばばさんは箒に乗ってどこかに行っちゃいました。





 あ、食べていいって書いてある紙とお菓子がある。
 戻ってきたら一緒に食べよっと。


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