スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
自分の書いた物語が、誰かの心をゆらしている・・・
こんなのも、いつぶりだろうか・・・。
・近藤 正己(恋は雨上がりのように)
・
マリオにしがみつき、クッパは大きな声で泣く。
自分たちのマリオへの仕打ちでマリオに嫌われてしまうのではないか。
マリオが話すらしてくれないほどに嫌われてしまったらどうしよう。
そんな思いがクッパの中で駆け巡っていた。
「うあ゛ぁぁぁ・・・・・・」
もはや言葉にならない泣き声でクッパはマリオにしがみつく。
絶対に離れたくない。
絶対に嫌われたくない。
しがみつくクッパからはそんな思いが伝わってくるようだった。
「あの・・・・・・、私も・・・・・・ごめんなさい・・・・・・」
「ピーチ姫・・・・・・」
クッパの泣く姿にピーチ姫も辛そうに顔を歪めながらマリオに謝罪する。
クッパが泣きながら謝る姿に、ピーチ姫も落ち着いて自身の行動を理解したのだろう。
もしも、クッパがしがみついて泣いていなければ、ピーチ姫も堪えきれずに泣き出していたかもしれない。
「・・・・・・はぁ」
謝罪する2人を見て、マリオは小さくため息を吐く。
正直に言って、いきなり拷問を受けて2人には若干だが恐怖を感じている。
それでもその行為を後悔して謝罪をしたことを信じたい気持ちもある。
自分のこの考えが甘いのだろうということは十分に理解はしているが、どうにも変えることはできなかった。
「2人とも・・・・・・」
「あ゛、あ゛い゛・・・・・・」
「はい・・・・・・」
マリオの呼びかけにクッパとピーチ姫はビクリと体を震わせて返事をする。
マリオから何を言われるのか。
酷いことをしたことに対しての罵倒がくるのか。
もう会わないでくれ、と言われてしまうのか。
クッパとピーチ姫の頭の中では最悪の事態がいくつも浮かんできていた。
そんな2人を見ながらマリオは口を開く。
「正直、いきなり拷問を受けてとても辛かった」
マリオの言葉に、クッパとピーチ姫は大きく体を震わせる。
やはりマリオは自分たちのことを嫌ってしまったのか。
クッパの瞳にさらに涙が溜まり、ピーチ姫の瞳にも涙が溢れてきていた。
「でも、やり過ぎたと思ったから謝ってくれたんだろ?」
「あ゛・・・・・・。う゛ん!う゛ん!」
「ええ・・・・・・」
続くマリオの言葉にクッパは思い切り頷き、ピーチ姫もしっかりと頷く。
そんな2人の姿にマリオは、軽く苦笑する。
「だったら、今回は許す」
「ぐず・・・・・・。ほ、本当、か?」
「いいの・・・・・・?」
クッパの頭の上に優しく手を置いてマリオは言う。
あんなに酷いことをしたのに許してくれる。
マリオの意外な言葉にクッパとピーチ姫は思わず聞き返してしまった。
「ああ。まぁ、今後は無いようにしてくれよ?」
「も、もちろんなのだ!」
「もちろんよ!」
マリオの言葉にクッパとピーチ姫は強く頷き応える。
これからは理不尽に暴力を振るうことはしない。
そう強く心に誓いながら。
読了ありがとうございます。
女性が空気になっている・・・・・・
・ルイージ邸観察日誌
生姜の量が少しだけ多かったけど、上手くしょうが焼きを作ることができました。
お料理は他にもまだまだたくさんあるから、いろいろ作れるようになりたいな。
あ、あとはバランスのいい食事にしないとダメかも。
お肉とかばっかりでもダメだもんね?
栄養バランスは・・・・・・誰が詳しいんだろ?