スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
とにかくお気に入り登録者やUA数が多くなっても調子に乗らずに楽しんでもらえる話を書いていきたいです。
その時決めたんです。
一度書いたら、ずっと書くって。
書き続けるって。
・有田春雪(アクセル・ワールド)
言うのは簡単、行うのは困難。
それでも続けていきたいですね。
・
しがみつこうとしてくるナハトを押さえながら、マリオはチラリとクッパとピーチ姫の方を見る。
「それで?3人は家で朝ごはんを食べていくのかい?」
「食べたい!」
マリオの問いにナハトが素早く反応して返事をする。
まぁ、ナハトの場合は朝ごはんが食べたいからではなく。
マリオと一緒に食事をしたいから、なのだが。
「ありがとう、マリオ。でも今日は遠慮しておくわね。うちの料理人が朝食の準備をしているのを見てきたから」
「用意してもらった物を食べぬのはあまりにも礼儀に反しているからな」
首を横に振ってピーチ姫はマリオの誘いを断る。
ナハトを探すために城を出る際に料理人が動いているのを見たため、朝食を用意してくれているのを知っていた。
料理人の働きを徒労に終わらせるのは申し訳ないと思ったのだ。
ピーチ姫の言葉にクッパも頷き同意する。
「私は───」
「 あ な た も帰るわよ」
「ワガハイとピーチ姫の分しか用意していないわけがないだろう。きさまも帰るのだ」
マリオにしがみついて1人だけ残ろうとするナハトを素早く捕まえて、ピーチ姫とクッパはマリオから引き剥がす。
ナハトも抵抗はしていたが2人がかりで捕まえられてはどうしようもなく、観念したのか寂しそうにマリオのことを見ていた。
「じゃあ、私たちは城に戻るわね」
「食事にはまた今度誘ってくれ」
「マリオぉぉお・・・・・・」
そう言ってピーチ姫とクッパはナハトを引きずりながらマリオの家を後にした。
そんな3人の姿をマリオは苦笑しながら見送る。
寂しそうな表情を浮かべているナハトを見ると罪悪感がわくのであまり見ないように。
ただし、まったく見ないと寂しそうな表情から泣き出しそうな表情に変化してしまうので、ほどほどに気にしながら。
3人の姿が見えなくなるまでマリオは見送っていた。
「・・・・・・難しいなぁ」
3人の姿が見えなくなり、ポツリとマリオは呟く。
その呟きが意味するのは、ナハトの扱いについて────ではない。
ナハトは、俺のことを好き・・・・・・なんだろうな。
今朝から家に来たナハトの行動や態度からその事が如実にうかがえた。
昨日の帰り道で悩んでいたことが、改めて突きつけられる。
3人に対してなるべく普通の態度で応えるようにはしていたが、内心ではモヤモヤとした思いが渦巻いていた。
「はぁ・・・・・・。とにかく今日は配管の修理の依頼が来ていたから準備をしないと・・・・・・」
短く息を吐いてマリオは仕事の準備に取りかかる。
その行動が悩んでいることからの逃避だとは理解している。
それでもマリオはその悩みにうまく向き合うことができなかった。
最近、多くなってきたため息に対してため息を吐きそうになるのを堪えながら、マリオは仕事に向かうのだった。
読了ありがとうございます。
ルイージ邸観察日誌の長さはちょうどいいですか?
日によって感覚で長さが変わってると思うので・・・・・・
・ルイージ邸観察日誌
昨日の春雨の入った野菜炒めから、キャシーさんがヘルシー系の料理を教えてくれるようになりました。
一応、運動もするようにしたので飛ぶスピードも元に戻るかな?
それにしてもキャシーさんはいろいろな料理を知っています。
和食、洋食、中華、キノコ料理にケーキなどのスイーツまで。
このレベルまでなれるようにとは言わないけど、少しでも近づけるように頑張りたいな。