スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
気の向くまま、スラスラ~って。
そうすると色々おもしろい話が書けたりするの。
・星井美希(THE IDOLM@STER)
時には指の動きに身を任せるとおもしろい話が書けますよね。
・
朝方にナハトやクッパがやって来たり、昼頃にナハトやピーチ姫が来たり、夕方にナハトが勝手にやって来てピーチ姫が迎えに来たり。
そんな日々が数日経ったある日。
「キノコランド?」
「ええ、開園記念で券を貰ったのよ。4人で行きましょう?」
ピーチ姫が差し出してきた券を見ながらマリオは券に書いてある文字を読む。
券には『キノコランド開園記念優待券』と書かれていた。
「場所は・・・・・・キノコタウンを越えて少し行った所なんだね?」
「けっこう前から建設はしていたけど遂に完成したみたいなのよね」
券に書いてある住所を読み、マリオはキノコランドの場所を把握する。
そういえばけっこう前にこの辺りの配管を組み換える依頼が来ていたな。
その時は他にもいくつか依頼が来ていて慌ただしかったから依頼者の名前と報酬額くらいしかまとめてなかったし。
キノコランドの住所の場所が以前に依頼で仕事をした場所だと思いだし、その時の書類を纏めていなかったことをマリオは思い出す。
「仕事の依頼もしばらくはないから大丈夫だと思うけど、いつ行くんだい?」
「そうね・・・・・・。私の方も他の国からの手紙の返信に、国の予算や状態なんかも見ないといけないし・・・・・・」
マリオの問いにピーチ姫はムムムと頭を悩ませる。
けっこう頻繁に出歩いたり、拐われたりしているイメージのあるピーチ姫だが、やるべき仕事はきちんとやっている。
その仕事を終えてからマリオにお茶会のお誘いの手紙を送ったりしているのだ。
「アレとアレを早めに進めて・・・・・・。あっちは後に回しても大丈夫だったわね。あとは・・・・・・、帰ったら早めに取りかかりましょう・・・・・・」
スケジュール帳を確認しながらピーチ姫は予定を組み立てていく。
普段ではあまり見ないピーチ姫の姿にマリオは少しだけ違う雰囲気を感じ、知的な印象を受けた。
強いて言うなら、眼鏡が似合いそうである。
「よし、これなら大丈夫そうね。5日後で大丈夫かしら?」
「5日後だね?えっと・・・・・・。うん、その日なら大丈夫だよ」
予定の組み立てが終わり、ピーチ姫はマリオに確認をとる。
ピーチ姫の言葉にマリオもカレンダーを確認し、依頼がないことを伝えた。
「ナハトは大丈夫なのは確定してるし・・・・・・。あとはクッパね」
「手紙だとちょっと遅いし、俺が聞きに行こうか?」
「そう、ね。お願いしてもいいかしら」
ナハトは城の中での様々な仕事の手伝いをしているため、その辺りの融通はピーチ姫がなんとかできる。
マリオの提案にピーチ姫は頷き、さらさらと手紙を書き始めた。
「俺が伝えればいいんじゃないか?」
「・・・・・・あなたの言葉だけだとクッパが勘違いするかもしれないから。ちゃんとこの手紙を渡すのよ?」
首をかしげるマリオにピーチ姫は少しだけ考えて答える。
まぁ、本音を言ってしまえば、マリオにクッパを誘う言葉を言わせたくなかったというのがあるのだが。
いくら自分たちがいると言っても、好きな相手に遊園地に誘われると言う夢のシチュエーションをクッパに経験させたくはなかったのだ。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
今日はキャシーさんが用事があるそうなのでお料理教室はお休みです。
そうだ、レサレサちゃんに私の料理を食べてもらおう。
え?
ルイージじゃない理由?
・・・・・・その、ルイージには失敗をしなくなってから食べて欲しいな~・・・・・・なんて。