スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
読者がいれば、私はまだまだ頑張れるのよ。
最近わかったことだけど。
・黒猫(俺の妹がこんなに可愛いわけがない)
1人でもいれば力になる。
増えると嬉しくてもっと力になります。
・
グイグイとマリオの手を引きながらクッパは自身の部屋へと向かう。
クッパの尻尾は嬉しそうに揺れており、ブンブンと音が聞こえてきていた。
「さてさて、何をして遊ぶか」
「そんなに焦らなくても・・・・・・」
歩きながらクッパは部屋で何をして遊ぶかを考える。
そんなクッパを見てマリオは何を急いでいるのか不思議に思いながら言った。
そして、ようやくクッパの部屋の扉の前へとたどり着き、クッパはピタリと足を止める。
「どうしたんだ?」
「う゛・・・・・・、あ~・・・・・・。その~・・・・・・」
ピタリと止まったまま部屋へと入ろうとしないクッパを不思議に思い、マリオはクッパに尋ねる。
マリオの問いにクッパはギ、ギ、ギとオイルの切れた機械のような動きでマリオへと顔を向けた。
その表情は固く。
どこか気まずそうに見えた。
「す、すまぬのだが。少しだけここで待っていてくれぬか?」
「それは構わないけど・・・・・・。散らかってるのか?」
部屋の扉に手をかけながらクッパは言う。
クッパの様子からもしや、と当たりをつけたマリオは尋ねる。
「!!・・・・・・そ、そうなのだ!だから、片付けるので少しだけ待っていてほしいのだ!」
「散らかってるくらい俺は気にしないけどなぁ」
「ワガハイが気にするのだ!」
そう言ってクッパは部屋の中へと慌てた入っていく。
後に残されたマリオは部屋の中から聞こえてくる物音とクッパの声に首をかしげるのだった。
「これはそこに、あれはこっちに!・・・・・・あ、こんなとこにあったのか。って、それどころじゃないのだ!」
「だ、大丈夫か?」
どったんばったん大騒ぎな音が聞こえてきてマリオはおずおずと扉に声をかける。
すると一時的に中からの物音が止み、中からクッパの声が聞こえてきた。
「も、もう少しなのだ!だから、絶対に開けるな!」
「わ、分かったよ」
そう言って扉の中からは再び物音が聞こえてくる。
本当に大丈夫なのかと心配にもなったが、クッパの言葉に従ってマリオは扉の前で待つことにした。
「これとこれはここにしまえばいいか、・・・・・・よし。マリオ、入ってきていいぞ」
「ようやく終わったか・・・・・・。お邪魔します」
どうにか片付けが終わったらしく、部屋から聞こえてきていた物音が止む。
クッパの許可を得てマリオはクッパの部屋の中へと足を踏み入れた。
部屋に入ったマリオの目に映ったのは、廊下などの壁と同じブロックの壁に、赤いシーツの敷かれた黒いベッド。
そして、大きめのサイズのテレビとその前に置かれたいくつかの種類のゲーム機だった。
壁の方を見ると機械類の本や漫画などが入れられており、その隣には押し入れの扉のようなものがあった・・・・・・が、何故か扉の前にテーブルが置かれており、開かないようになっている。
「おい、あの押し──」
「なにもないのだ」
「──入れ・・・・・・。いや、なにもな──」
「なにもないのだ」
「──いわけが・・・・・・」
封じられた押し入れを指差しながら尋ねると、クッパは笑顔を浮かべながらマリオの言葉を両断する。
マリオも2回も遮られてはさすがに答えてくれないと理解したのだろう。
マリオは押し入れからクッパへと体を向ける。
「それじゃあ何をする?」
「そうだな・・・・・・。ツイスター・・・・・・いや、とりあえずはバリヨハザード4でもやるか」
マリオの問いにクッパは1つのゲームを取り出した。
クッパの取り出したゲーム、バリヨハザード4はキノコタウンでも人気のゲームであり、バリヨテロによって起こったリヨ化した人間や動物、果ては実験体と戦うゲームだ。
リヨ化した人間たち、通称リヨンビのデザインの怖さも人気の1つである。
「オッケー。けっこう前にもやったっけ?」
「そうだな・・・・・・。たしか、2回くらいピーチ姫を拐う前あたりではなかったか?」
ゲームの準備をしながら最後にやったのはいつだったのかを話す。
と言うよりもピーチ姫を拐うことが期間の目安になっているあたりどうなのかと思われるが・・・・・・
そして、ゲームの準備を終えて2人はバリヨハザード4をプレイし始めた。
読了ありがとうございます。
遊園地に行くのはいつになるのやら・・・・・・
・ルイージ邸観察日誌
「頑張って料理の練習をしてるってキャシーさんから聞いたよ」
「そ、そんな・・・・・・、えう・・・・・・」
ルイージの言葉に思わず赤くなって俯いてしまいました。
ううう・・・・・・
キャシーさんがなにか微笑ましいものを見るように見てる・・・・・・
ぜったいに分かっててルイージを呼んだんだぁ~・・・・・・
キャシーさんを見ながら頬を膨らませていると微笑みながらケーキを出してきました。
むぐむぐ・・・・・・こんな、はむ・・・・・・ことじゃ、ん・・・・・・誤魔化され、はむ・・・・・・ないんだから!
あ、違うケーキもおいしい。