スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
R-18の方は展開ルートだけまとめ終わりましたぁ・・・・・・
醜態を晒してでも、最後まで書き続ける道を探して足掻け
・クレア(クレイモア)
・
気まずくなりながらプレイしていたゲームも終わり、マリオはクッパの部屋で晩御飯を食べていた。
マリオ自身もどうしてこうなったのかはよく分かっていない。
強いて分かっていることを言うならば、晩御飯の肉がけっこう良いものでメチャクチャ旨いということくらいだろう。
「ど、どうだ・・・・・・?」
「ん、かなり旨いよ。焼き加減とかも良い感じだ」
晩御飯を食べながらクッパはおずおずとマリオに尋ねる。
クッパの問いにマリオは肉を一切れ口に運びながら答えた。
・・・・・・なんで、晩御飯を食べることになったんだっけ?
噛むたびに溢れてくる肉汁に舌鼓をうちながら、マリオはどうして晩御飯を食べることになったのかを思い出す。
「あ、いつの間にかこんな時間か・・・・・・」
気まずくはあったが、ゲームに集中することでどうにか平常でいられたマリオはふと窓の外の空が暗くなってきていることに気づく。
どうやらゲームに集中することで平常を保っていた代償として、時間を忘れてしまっていたようだ。
「帰って・・・・・・しまうのだな・・・・・・」
「まぁ、遅くなると真っ暗になっちゃうから・・・・・・」
空が暗くなるということは相応に遅い時間だということ。
クッパ城からマリオの家までの道には街灯なんてものはなく、時間が遅くなると真っ暗になって月や星の明かりで帰ることになるのだ。
帰る準備を始めたマリオにクッパは寂しそうに呟く。
寂しげなクッパの様子にマリオはもう少し残っても良いかもしれないと悩んだ。
不意にクッパの部屋の扉が叩かれ、カメックおばばの声が部屋に飛び込んでくる。
「クッパしゃま、晩御飯の用意がそろそろ済むようですじゃ」
「む、そうか」
「それと、マリオの分も一応は用意しておりますが・・・・・・」
「えっと・・・・・・じゃあ、いただこうかな?」
どうやらカメックおばばは晩御飯の用意が済むことを伝えに来たらしく、クッパは扉の近くへと移動して応じた。
続くカメックおばばの言葉にクッパは期待を込めた眼差しでマリオを見る。
キラキラとしたクッパの眼差しにマリオは頬を掻きながら頷いて応えた。
「では用意が済み次第持ってきますじゃ。それまでに部屋は片付けておいてくださいね。前みたいにマリ───」
「わー!わー!分かっているのだ!」
カメックおばばの言葉を遮るようにクッパは大きな声を出す。
突然クッパが大きな声を出したことにマリオは不思議そうに首をかしげた。
「クッパ・・・・・・?」
おそるおそるマリオが声をかけるとクッパは慌てて振り返りマリオに詰め寄った。
クッパがいきなり距離を詰めてきたことに驚き、マリオは先ほどのキスを思い出して顔を赤くする。
「な、なんでもないからな!きさまの物とかそういった物はないのだからな!」
「わ、わかった。わかったから!む、胸が!」
詰め寄ってきたことによってマリオの体にクッパの胸が押し当てられる。
クッパの胸の柔らかさに驚いてクッパが何を言っていたのかハッキリとは聞き取れなかったが、マリオは慌ててクッパの肩を押さえて体から引き剥がした。
マリオに肩を捕まれたことによってクッパも自身の行動に気づく。
そして、カメックおばばが晩御飯を持ってくるまで2人はその体勢で顔を赤くしてうつむいているのだった。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
ルイージの家に行ったら知らない女の人がいました。
オレンジ色のドレスにお花のイヤリングをしたお姫様みたいだけど・・・・・・
サラサ・ランドのお姫様でデイジーって言うの?
・・・・・・へぇ、とりあえずあなたには負けたくないって思ったかも。
今日はライバルとして宣言しておこうかな。
近くに住んでいる分、私の方が有利だけどね!
ピーチ姫の城にしばらくやっかいになるなんて聞いてないよ?!