スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
クッパ姫を書きなさい。
クッパ姫を一生懸命書きなさい。
・砂かけばばあ(ゲゲゲの鬼太郎)
なるべく同じ展開は無いように書いていきたいです。
・
晩御飯も食べ終わり、改めて家に帰ろうとマリオは立ち上がる。
食事の間に多少はなれてきたのか、言葉に詰まることもほとんどなくなっていた。
さすがにもう止める手だてはないのか、クッパは寂しそうな表情を浮かべるだけだ。
「さて、と。俺もそろそろ帰るよ」
「そう、だな・・・・・・」
マリオの言葉にクッパは、そっと目を伏せる。
本音を言えばマリオに帰って欲しくはない。
でもそれを言ってしまえばマリオに迷惑がかかる。
いや、まぁ、キスをしてしまった時点で迷惑をかけてしまったのかもしれないが・・・・・・
複雑な心境の中、クッパは帰ろうとするマリオになにも言えなかった。
「おや、マリオは帰るのですかな?」
「ああ。さすがに長居をしすぎたしね」
マリオとクッパの食べ終えた食器を片付けていたカメックおばばが不思議そうに首をかしげながら尋ねる。
カメックおばばの言葉にマリオは頷き軽く伸びをした。
「ふむ・・・・・・。しかし、少し遅かったのう」
「・・・・・・へ?」
マリオの言葉にカメックおばばは顎に手を当て、チラリと外を見る。
カメックおばばにつられてマリオも窓の外を見る。
窓から見えるのは晩御飯の前に見たのとは少し違った景色。
そして、加えて言うなら
「なっ・・・?!」
「すでにクッパ城は夜間飛行モードに移行していて、降りる手段はないからのう」
マリオは慌てて窓を開けてベランダに出る。
ベランダから城を含めて周囲を見ると、クッパ城は高く飛び上がっていて、遥か下の方にはマリオの家が見えた。
クッパ城が飛んでいることに呆然としているマリオに、カメックおばばはくつくつと笑いながら呟く。
いかにマリオといえど、この高さから跳び降りて無事で済むはずもなく、立ち尽くすことしかできなかった。
ちなみにクッパ城が飛んでいるのはいつものことであり、昼間は地上に降りて、夜間は警備のために空を飛んでいるのだ。
「そ、そうだ!クラウ───」
「ちなみにクッパしゃまのクラウン以外は整備をしておるから乗ることはできぬぞ」
「───ンが・・・・・・」
マリオはクッパも乗っているピエロの顔の描かれた乗り物──クラウンの量産型があることを思い出し、借りれないかを聞こうとする。
が、カメックおばばの無慈悲な言葉によってマリオの言葉は両断された
ガックリと肩を落とすマリオにクッパはおずおずと声をかける。
「わ、ワガハイのクラウンに一緒に乗って降りるか・・・・・・?」
「お前のクラウンに?」
クッパの言葉にマリオは2人でクラウンに乗る光景を思い浮かべる。
2人で乗るにはやや狭く、2人のからだは自然と密着する形になるだろう。
そして、クラウンは体重移動も乗る上では重要なポイントになるので、それによってさらにクッパの体が押し付けられるのではないだろうか。
そこまで想像したマリオは、首を横に振ってクッパの申し出を断った。
「とりあえず、明日の昼間になるまでは降りることはないのう」
「マジか・・・・・・」
カメックおばばの言葉にマリオは力なく
マリオがクッパ城に泊まることが確定した瞬間だった。
読了ありがとうございます。
テレサの設定は独自のものです。
その辺りはご了承ください。
・ルイージ邸観察日誌
ううう、デイジーに先を超されてルイージがぁ・・・・・・
お城の方がルイージの家に近いんだからズルいよ。
こうなったらもっと早く起きるしかないよね。
え?
テレサなんだから夜も起きてるんじゃないかって?
前にも聞かれたような・・・・・・
ちゃんと答えてなかったんだっけ?
だってお化けって素敵じゃない?
明るいところにいるテレサたちはそんな風には思ってないみたいだけどね。