スーパーマリオ イフストーリー (完結)   作:竜音(ドラオン)

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友達と遊んでいてかなり投稿が遅れました。

1話だけの投稿でも良いと言ってくださる方もおりますが、最初に決めたペースを守らないとズルズルと堕落してしまいそうなので投稿します。

べ、別に読者が喜ぶのが嬉しい訳じゃないんだからね!
自分が堕落しないためなんだから!
勘違いしないでよね!

なんて、ツンデレは苦手なのにツンデレ風に言ってみます。


クッパ姫に誘われし者よ
クッパ姫に喜び、キュン死して
萌えに溺れし読者の魂
いっぺん読んでみる?


・地獄少女(地獄少女)




第80話

 

 

 爽やかな風が窓から入り込みマリオとクッパの髪を撫でる。

 クッパ城が着陸をしたのか、浮上したときとは違いそこそこ大きな震動が2人の寝ている部屋にも届いた。

 

 

「んん・・・・・・」

「むぅ・・・・・・」

 

 

 ベッドの上の2人も震動によって目が覚めたのか、短く声をあげながらゆっくりと目を開ける。

 

 ぼんやりとした頭で2人は目をパチパチとする。

 そして、だんだんと頭がハッキリとしてきたらしく、目の前に寝ている相手の姿に気づいた。

 

 

「マリ───ッッ?!」

「クッ───ッッ?!」

 

 

 お互いに相手の姿を確認した2人は驚いてベッドから跳ね起きた。

 そして、跳ね起きた瞬間に2人の被っていたシーツが落ち、下着姿のクッパの姿が(あらわ)となる。

 

 クッパの染み1つない綺麗な肌を強調するかのような黒い下着がマリオの視界に飛び込んでくる。

 完全に不意打ちの事態にマリオは固まり、クッパから視線を外すことができなかった。

 

 

「な?!み、見るな!!」

「あ、わ、悪い!!」

 

 

 クッパはマリオが目の前に寝ていたことに驚いていたが、マリオが自身の体を見ていることに気づいたクッパは慌ててシーツを体に巻きつけて叫ぶ。

 クッパの声にマリオはハッとし、急いでクッパから体ごと反対の方向を向いた。

 反対の方向を向きながらマリオは考える。

 

 あれ?

 俺って来客用の部屋で寝てたはずだよな?

 なんでクッパがここに?

 と言うか昨日ワインを飲んでいるときは普通に服を着ていたよな?

 黒の下着ってクッパの肌の綺麗さが際立(きわだ)ってヤバい・・・・・・

 

 事実としてマリオは無実であり、クッパが寝惚けて侵入してきただけなのだが。

 マリオが気づけるはずもなかった。

 

 

「な、なんで・・・・・・、ワガハイは自分の部屋で寝ていたはずでは・・・・・・」

 

 

 いそいそと床に落ちているパジャマを拾って着ながらクッパはぶつぶつと呟く。

 クッパ自身は自分の部屋に入ったと完全に思っていたため、目の前にマリオがいたことは完全に予想外だった。

 そしてパジャマを着終えたクッパは改めて部屋の中を見渡し、ここが来客用の部屋であることに気づく。

 

 なぜワガハイはこの部屋に?

 誰かが移動させた?

 いや、それはない。

 昨日はちゃんと部屋で寝て・・・・・・

 

 そこまで考えてクッパはふと思い出す。

 自身が夜中に1度トイレに起きたことを。

 そのときは眠さのあまり、かなりぼんやりとした頭でトイレまで向かっていたのだと。

 もしかしたら、トイレから出て勘違いして自分の部屋の隣のこの部屋に来たのではないかと。

 

 

「・・・・・・完全にワガハイが自爆しているではないか」

 

 

 なぜ自分が来客用の部屋のベッドで寝ていたのかをなんとなく理解したクッパはガクリと肩を落とす。

 寝惚けてマリオと一緒に寝たうえに、ほぼ裸の下着姿まで見せてしまったのだ。

 いつかは見せるような関係になりたいとは思っていたが、こんな展開で見せることになるとは微塵も思っていなかった。

 

 恥ずかしさに顔を赤くしながら、クッパはマリオの方をチラリと見る。

 マリオはクッパがパジャマを着終えたことに気づいていないのか、反対の方向を向いたままだ。

 と、ここでクッパの中にちょっとした悪戯(いたずら)心が生まれる。

 

 クッパはマリオに気づかれないようにソッと背後まで移動した。

 そしてマリオの肩を優しくトントンと叩く。

 

 

「お、終わったか───い?!」

「ん・・・・・・」

 

 

 肩を叩かれたマリオはクルリと叩かれた方を向いた。

 そしてクッパの方を見ようとした瞬間、頬に柔らかいものが触れる。

 驚き固まっていると、クッパの顔がとても近くにあることに気づいた。

 クッパの顔は柔らかいものを感じた場所、頬の辺りにあった。

 

 

「ふふ、どうやらワガハイが寝惚けて入ってきてしまったようなのだ。これはお詫びみたいなものだな」

「な、ちょ、クッパ?!」

 

 

 そう言ってクッパは部屋から出て行ってしまう。

 マリオはクッパを止めようとしたが、驚きのあまり体がうまく動かせず、クッパを止めることはできなかった。

 

 今の柔らかい感触はもしかして・・・・・・

 

 自身の頬に手を当てながら、マリオはぼんやりとクッパの出ていった扉を見つめるのだった。

 

 

 

 

 

 




読了ありがとうございます。


・ルイージ邸観察日誌

 ついた、ここがあの女のいるハウスね!

 ・・・・・・なんて、ルイージの家なんだけどね。

 レサレサちゃんがこれは一回は言っておきなさいって言ってたから言ってみたけど。

 どういう意味なのかな?

 ルイージの家にはやっぱりデイジーもいるみたい。

 2人の話し声も聞こえてくるし・・・・・・

 ううん、逃げちゃダメ!

 ちゃんと話をしないと!










 へぶ?!
 転んで玄関に顔をぶつけちゃった・・・・・・

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