スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
書くのって楽しいこともあるけど
それは知らない誰かに読んでもらえるからだよね。
・空深カナタ(ソ・ラ・ノ・ヲ・ト)
まだ見ぬ新しい読者さんにも読んでもらえると嬉しいですね。
・
光の消えた瞳で綺麗な女性に抱き締められてジッと見つめられる。
ヤンデレやクール系が好みの人であればもしかしたらご褒美とも取れるかもしれない状況。
そんな状況で、ヤンデレやクール系が特に好みというわけではないマリオは緊張した表情でナハトを見つめ返していた。
「えっと・・・・・・」
「マリオからクッパの匂い・・・・・・」
何かを答えなければと思うも、ナハトからのプレッシャーでうまく言葉にならず、マリオは目をキョロキョロと動かす。
そんなマリオを見ながらナハトはポツリと呟き、ハッと何かに気づいたのか、目を少しだけ見開いた。
「マリオ、クッパのおっぱいを飲んだの?!」
「何がどうしてそうなった?!?!」
「何故にそうなるのだぁぁあああ?!?!」
あまりにも検討外れなナハトの推理にマリオとクッパは叫ぶ。
抱き締められているマリオは動けなかったが、特に動きを制限されていないクッパは思いっきり、それこそギャグ漫画のようにずっこけた。
2人のリアクションにナハトは不思議そうに首をかしげる。
「マリオからクッパの匂いがする。だから、クッパの何かを飲んだんじゃないの?」
「そ、そういう連想をしたのか・・・・・・」
「勝手にワガハイから母乳が出ることにするな・・・・・・」
コテン、と首をかしげながらナハトはどのように考えたのかを答える。
そんなナハトを見ながら、クッパは自身の胸を隠すように手で押さえながら顔を赤らめていた。
「と、とにかくマリオを離さぬか。もう朝御飯もできているはずなのだ」
「むぅ・・・・・・。何か怪しい・・・・・・けど、仕方ない」
しぶしぶといった
それと同時にナハトのお腹からグギュルルルルゥゥ・・・・・・という音が聞こえてきた。
ナハトから解放されたマリオは思わずクッパと目を合わせ、ナハトに視線を移す。
パッと見では無表情なのだが、よく見れば頬がほんの少しだけ赤く染まっており、お腹が鳴ったことが恥ずかしかったのだということが分かった。
「・・・・・・とりあえず朝御飯に行くか」
「そ、そうだな・・・・・・」
ナハトのお腹の音を聞かなかったことにしてクッパは言う。
マリオ自身もナハトのお腹の音を聞いてしまってどうしたら良いか分からなかったのでクッパの言葉は渡りに船だった。
「ほれ、朝御飯に行くぞ」
「・・・・・・・・・・・・ん」
クッパの言葉にナハトは短く答える。
大人しくクッパの言葉に従っている辺り、相当に恥ずかしく思っていたということなのだろう。
そして、3人はクッパ城の食堂へと向かうのだった。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
隣の部屋に行っていた2人が戻ってきました。
紅茶が冷めちゃってるみたいだから淹れ直した方がいいのかな?
あ、飲み終わってからで大丈夫?
紅茶の淹れ方はキャシーさんやレサレサちゃんの所で教わったから少し自信があるんだ~。
茶葉をジャンピング?させると良いんだって。
初めて聞いたときはお湯を淹れたティーポットを持ちながらジャンプするんだと思っちゃったけどね。