スーパーマリオ イフストーリー (完結) 作:竜音(ドラオン)
クッパ姫は心を縛りもするけど癒しもするんだ
・モノクマ(ダンガンロンパ)
・
カメックおばばに渡された配下たちの今日の予定も確認し終わり、一応の今日の仕事が終わったクッパ。
クッパは紙の束をテーブルの上にまとめて置き、軽く
「これでよし。・・・・・・さて、行くか」
重石によって紙が完璧に押さえられていることを確認し、クッパは椅子から立ち上がる。
そして、クッパは自身のクラウンの置いてある格納庫へと向かった。
どうやらクッパはピーチ姫に報告に行くことを決めたらしく、その雰囲気は戦場にでも向かう戦士かのようだった。
と言っても、実際にはピーチ姫に怒られそうな報告をすることに緊張しているだけなのだが。
「あ、お出掛けですか?クラウンの整備は終わってますよ」
「うむ。助かる」
クッパのクラウンを整備するノコノコに礼を言い、クッパはクラウンに乗り込む。
もとの姿でしか乗れなかったこのクラウンも、今の姿を登録して問題なく飛べるようになっていた。
そして、クッパはクラウンを飛ばす。
目的地はピーチ姫のいるピーチ城。
「魔王に挑む勇者はこんな気分なのか?」
クラウンを操縦しながらクッパはポツリと呟く。
格好をつけて言ってはいるが、先にも書いたようにピーチ姫に怒られそうな報告をしに行くだけである。
むしろ魔王はクッパの方ではないだろうか、と言うツッコミをするものは当然ながらいなかった。
ピーチ城、中庭。
クラウンをゆっくりと降下させ、クッパはピーチ城に降り立った。
時刻はおおよそ15時を過ぎたあたり。
この時間帯であればピーチ姫も休憩をとるために仕事を区切っているはずだ。
クッパは仕事をだいたい13時ごろに終わらせていたのだが、それに対してピーチ姫の仕事が終わっていないことを不思議に思うかもしれないが、別におかしいことはない。
クッパの仕事は配下たちの1日の予定の把握と緊急時の対応くらい。
それに対してピーチ姫の仕事は国の予算の把握、国内の整備や改良、他の国との交流・・・・・・などなど、多岐にわたっている。
むしろ、クッパの仕事がピーチ姫と比べると少ないということが分かるだろう。
ちなみに、マリオの仕事は配管工であり、自宅に依頼の電話か手紙が来ない限りは基本的に休みである。
「クッパ、どの。何かご用でも?」
「言い辛いなら無理にどのをつけなくても良いのだ。ピーチ姫に用があってな。今は大丈夫か?」
いまだにクッパが普通に来ていることに慣れていないのか、キノピオ兵はぎこちなく応対する。
と言っても、慣れていないのはクッパが来ることではなく、
「いえ、大丈夫です。姫様は・・・・・・今でしたら自室で休憩中ですね。ご案内しますか?」
「いや、許可さえもらえれば自分で行くのだ。警備に励むようにな」
「はい」
ヒラヒラと手を振ってクッパは城の中へと入っていく。
その後ろ姿をキノピオ兵は敬礼して見送るのだった。
読了ありがとうございます。
・ルイージ邸観察日誌
キャシーさんにつれられてやって来たのはデイジーでした。
どうやらデイジーも私がいるってことを教えてもらってなかったみたい。
そういえばデイジーってお料理はできるのかな?
ピーチ姫はケーキを作れるって聞いたことがあるけど・・・・・・
え?
ピーチ姫はたまに洗剤ケーキを作る?
またまた~、騙されないよ?
え、なんでデイジーは否定しないの?