その男の殺人に意味は無かった
今までもこれからも

異物は取り除かねば機械は正常に動かない
ならば彼は取り除かねばならない破綻した異物だ

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ちょっと病んだ感じの文章を書きたくて書きたくて震えたので書きました
実は今週の土曜日に受験なんですよw
…こんな小説書いてて大丈夫かな?



破綻者

愛にいくらほどの価値があるのか分からない…

今まで戦場に生き、戦場で死すことを徳とする私たち、破綻者は愛の価値を知らない

薄っぺらい小説やLOVEソングはかもそれが大切な物として書かれる

だがそれは私には茶番にしか映らない

 

人を殺す事をしたことがあるだろうか…

この質問にyesと答える人間は僅かだろう

その質問に対し私は少数派意見だ

ではそのyesと答えた人間は何故、人を殺したのか覚えているだろうか

曰く 怨恨

曰く 金銭問題

曰く 私情の縺れ

様々な理由があるだろう…私はどれにも当てはまらない

覚えてないのだ、両の手の指折っても足りないほどの人間を殺したが

それのどれも殺人理由は私の脳内に止まることはなかった

否…私に意味が無いのにそんな私の行動に意味を求めるのは間違っているのかもしれない

 

愛…その言葉はやはり薄っぺらい

他人を思い慕う…自分よりも大切な人は見つからない

戦争はもう終わった…なら私に意味は有るのだろうか

人を殺せない私に意味はあるのだろうか

愛…それの意味を知れば私の生に意味は宿るのだろうか

 

人の蔵物を見たことある人間がどれくらいいるか分からないが殺した事がある人間ほど少数であろう

私は何度もある…人間の薄い肌色の皮膚を破り出るは赤い魂の液体

それに浸るは科学的な魂である赤い肉の塊

それはとても美しい…夏の日の赤い月の様な漆紅で塗りつぶされた全てが美しく今も脳裏に焼き付いて離れない

 

初めて意味のある殺人をした

少女を助けた…大男に囲まれていた

子犬を拾うのと同じ特段、特別な意味は無い

ただ金切り声の少女の悲鳴が目障りだったから周りの男を殺した

少女は怯えた様子で私を見た

それは戦場で敵が私に向けた恐怖の目に似ていた

私は結局、その少女も殺した

 

少女の死のニュースは世間を駆け回った

まるで野を掛ける風のように広がった

少女の死にも特別な意味は無かった

ただ目障りだった

あの目がくり抜いてもくり抜いても消えない畏怖の目が目障りだった

ニュースでは警察が怨恨や暴行目的の犯行と見て捜査をしているらしい

その限り、私にはたどり着けないだろう

にしてもこのマスコミというのは無能だ

喋るしか脳のない連中だな

口を切ってしまえば何も出来ない

何も産まない連中だ

 

この前の認識を改めよう

マスコミにも優秀な人材もいるらしい

男が私に会いにきた

ジャーナリストと名乗った彼は少女の死の推理を淡々と私に聞かせた

どれも的を得たものは無かった

それで小説でも書けば売れるんじゃないかと思うほどよく出来た創作だった

が根底は合っていた

私の無意味さと殺人の無意味さを説いたのだ

感銘を受けた…とても、いい作品だ…だがその物語が世に出ることは無かった

 

ある日、朝食中に自宅のドアが激しく叩かれた

のそのそとドアを開けると憎しみで塗りつぶされた目をした男が自動拳銃を握って立っていた

少女の恋人だった男だった

男は先手必勝と言わんばかりに引き金を引いた

自動拳銃のセーフティが外れておらず

弾丸が私の脳髄を砕くことは無かった

私はお返しに少年の脳髄を砕くことにした

脳髄の模様は少年の人生最後の絵になった

 

私も運が尽きたか…少年の死を目撃した人間が居た

その証言から私に逮捕状が出た

警察の1人がボソリと呟いた言葉が鼓膜を振動させた

「なぜ、戦争を終わらせた英雄と呼ばれた貴方が…こんな事…」

 

裁判なんてあってないようなもんだった

結果は火を見るより明らかだった

極刑…まぁ当たり前か…

 

死刑執行の時、私は淡々と縄まで歩いた

結局、生の間、愛の意味は分かることは無かった

間接的ながら私を殺した愛は何か分からなかったが

まぁ無意味な私には必要ないか…

そう思いながら縄を首に巻き

視界は暗転した

 

 

終戦の英雄、少年殺害容疑で逮捕

聞 生 悪逆非道の英雄尊き命をうばう

記 に

者 意

殺 味 悲劇の英雄、意味を求め殺人

害 が

に 欲 兵 死刑は確定か

も し 士

関 か は

与 っ 戦

か た う事しかできないのか




何だか鬱ストーリーですね
作者本人。そんなに深く考えていませんから
不足情報は皆さんの方で考察してみてください、それがきっと模範解答です(丸投げ)
じゃ、僕は受験の為に面接練習してきます
goodlack(`・ω・)b

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