ドールズフロントラジオ 銃器紹介コーナー 作:通りすがる傭兵
リクエスト第一弾でごぜ〜ますよ!
資料多くて大変......大変じゃない? つか資料偏りすぎてつらい
「ガンスミスと」
「M1895ナガンの」
「「銃器紹介!」
ガンスミス
「このコーナーは、銃についてあんまり詳しくない指揮官殿に銃器を解説する、というテイで銃を紹介、解説していくコーナーです」
ナガン
「偏見思い込み勘違い......そこは大目に見てほしいのう」
ガンスミス
「性能諸元はうぃきを参考にしますので悪しからず」
「「それでは、スタート!」」
ガンスミス
「前回のKar98kに関するコメント、他と比べたら多かった気がするんだけどどうしてだろ」
ナガン
「そりゃ、人気だからじゃろ。アイコンにもなっとるんじゃし」
アイコンにもなっとる......でもガチャからは出ない。
ガンスミス
「さて、記念すべき第10回のゲストは」
一〇〇式
「一〇〇式機関短銃です。いざ参る!」
ナガン
「そんな気をはらんでも良いぞ。リラックスリラックス、なのじゃ」
一〇〇式
「はい、頑張ります!」
ナガン
「お主のう......」
ガンスミス
「んじゃま性能諸元参りましょか」
性能諸元
一〇〇式機関短銃 サブマシンガン 星5
口径 8mm
使用弾薬 8mm南部弾
装弾数 30発(湾曲箱型弾倉)
採用 旧日本陸軍
ガンスミス
「まあ、これだけ見ればそこそこ纏まった......普通のサブマシンガンだねぇ」
ナガン
「言えることは少ないのう」
一〇〇式
「私のことを百式、とか短機関銃なんて書き間違えるのはやめてくださいね。一〇〇式機関短銃、ですから!」
百式......宇宙世紀に開発されたモビルスーツ。金ピカ、なぜ光らせる必要があったのか。
開発経緯
ナガン
「第一次世界大戦終了後の1920年、日本陸軍は外国製の短機関銃(トンプソン、MP18)などを購入、分解し研究を行い始めたのじゃ」
ガンスミス
「そして7年後の1927年。陸軍は『試作自動短銃』の第一次試作銃を完成させた。
しかし、欠点が多数見つかったわけだ」
一〇〇式
「ほぼ同時期に弾薬の選定も行われました。6.5mm弾(.25ACP弾)・7mm南部弾・7.7mm弾(.32ACP弾)がなどが試されましたがいずれも満足な結果は得られませんでした。
最終的は十四年式拳銃と同じ8mm南部弾を使用することに決定したんです」
十四年式拳銃......1920年代に開発された日本陸軍の正式採用拳銃で、終戦まで使用された。性能はこの時期のものでは標準的なものだった様子。
ガンスミス
「そして1930年、第一次試作銃の欠点を改良した第二次試作銃が試作されたんだけれども」
一〇〇式
「1931年の満州事変、そこで日本は本格的に戦争の道を歩み始める事となります。
同時に軍の予算割りも大幅に変更。現行の兵器の生産を優先するようになり、一〇〇式の開発は滞ってしまいます」
満州事変......日本陸軍のひとつ、関東軍が満州を占領(?)した一連の事件。ここで中華民国との不仲が決定的になり、後々の日中戦争に発展することとなる?
(正直な話、言い切るのもアレなので明確な発言は控えさせてもらいます)
ガンスミス
「そして再び開発が前進するのは1935年、前述の一四年式拳銃など開発した南部銃製造所により『南部式機関短銃一号』と『二号』が制作された」
ナガン
「えーと、陸軍技術開発局も1936年に『試製一型機関短銃』を、37年には『試製二型短機関銃』開発。
実射試験などを通し、さらに開発が進められた......なんだかややこしいのう?」
ガンスミス
「本線としては『試製一型』の方を参考にしたらしいな。他は忘れても構わんだろ、ややこしいし」
一〇〇式
「扱いひどくないですか?」
ナガン
「ややこしいのが悪いんじゃややこしいのが」
ガンスミス
「......んで、1939年に一〇〇式の元になる『試製三型機関短銃』が開発された。
そして同『三型甲』『三型乙』と改良を重ね、ついに1941年、『一〇〇式機関短銃』として準正式採用が決まった」
ナガン
「要約すれば1920年に開発が始まり、1941年に完成した、ということじゃな」
ガンスミス
「その後もちょいちょい改修は入ってるけど、完成系は41年完成のもの。あってるぞ」
一〇〇式の特徴は?
一〇〇式
「一〇〇式の特徴は横に取り付ける弾倉、銃剣を取り付けられることですね」
ナガン
「その他にも銃撃の際安定させるための二脚や1500mまで想定した照準器などがあるの。
これは主に使用が想定された騎兵隊や落下傘部隊の要望を取り入れたからだそうじゃ」
ガンスミス
「横に弾倉が付いていると、伏せ撃ちをする時に容易にもなる。さらに銃剣が重りになって銃撃の時安定する、なんて研究結果もあるそうだ」
でもなんで知名度が低いの?
ガンスミス
「それはひとえに一〇〇式に非があるわけじゃない。その当時の旧日本軍現場にもある」
ナガン
「一〇〇式は量産にはてきさない代物であった。パーツの切削加工が必須、そして手間のかかる木製のストック(銃床)。
その頃の主流は大量生産のできるプレス加工品じゃった、例えばMP40などが挙げられるのう」
一〇〇式
「そして旧日本陸軍の現状......輸送船撃沈などによりそもそも戦場にすら届かず、弾薬も拳銃の流用とはいえ、小銃や機銃弾が優先され、日本の少ない資源もあいまっての切り捨てもあり、ごく一部の部隊にのみしか配備されませんでした」
ナガン
「それ故に知れ渡らず、ゲームなどで少し姿を見ることがある程度、じゃな」
まとめ
ガンスミス
「外的要因により開発が遅れ、戦場でも十分に活躍することもできず消えていった不遇の銃、一〇〇式。
もし開発が遅れなければ、もし日本軍の十分な余力があれば......そんな「IF」を考えずにはいられません」
一〇〇式
「でも、今は違います! 私は十分に戦えるんですから!」
ナガン
「はっは、血の気が多いことは良いことじゃ!」
ガンスミス
「んじゃその調子で締めちまってくれ」
一〇〇式
「それでは指揮官の皆さん、良きドルフロライフを楽しんで下さいっ!」
あとがたり
ナガン
「......血の気の多い事はいい、とは言ったもののあやつは少々度がすぎるんじゃがな」
ガンスミス
「たしかに血気盛んではあったけども、そこまでか? AR小隊のSPOMPDⅡも大概だろ」
ナガン
「それもそうなんじゃが......
あやつの一〇〇式、銃剣装備じゃろう?」
ガンスミス
「うんうん」
ナガン
「それで一回、戦闘中にあやつが弾を切らしたことがあってのう。止むを得ず銃剣格闘で敵を仕留めたんじゃが......」
ガンスミス
「それで?」
ナガン
「変な学習をしてしもうたのかのう。
アレ以来、たまーにじゃがストック部分を持ってじゃのう」
一〇〇式
『なああなた鉄血でしょう? 首置いてきなさいよ、首置いてきなさいよぉぉぉ!』
ナガン
「と敵に突撃してズバズバと切り裂くんじゃ。夜戦の時なんかは特に嬉々として突っ込んでいくんじゃよ」
ガンスミス
「妖怪首置いてけ......?」
妖怪首置いてけ......某薩摩男児のあの人の通称。みんな、『ドリフターズ』読もう!
次の番外編のネタ(仮)
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後輩ちゃんと元指揮官の馴れ初め
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しぶとく生きてた死神さん家の娘
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料理下手を克服したいガンスミス
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そんなことよりさっさと解説しろ作者ァ!