ドールズフロントラジオ 銃器紹介コーナー 作:通りすがる傭兵
G36CはG36のバリエーションのひとつだから説明しにくいし、
CZ-805はいつまでたっても出ないんだってばよ。
リクエストいつでも募集してます。かもーんばっちこい
「ガンスミスと」
「M1895ナガンの」
「「銃器紹介!」
ガンスミス
「このコーナーは銃についてあんまり詳しくない指揮官殿に銃器を解説する、というテイで銃を紹介、解説していくモノです」
ナガン
「偏見思い込み勘違い......そこは大目に見てほしいのう。間違いがあれば随時受け付けているのじゃ」
ガンスミス
「性能諸元はWikiを参考にしています」
「「それでは、スタート!」」
ウェルロッドMk-Ⅱ
「あ、2人とも、お疲れ様です」
ガンスミス
「やみのまー」
ナガン
「ありがとうなのじゃー」
ガンスミス
「......んんん?」
ウェルロッドMk-Ⅱ
「どうしました?」
ガンスミス
「なんでまともなこと喋ってんの」
ウェルロッドMk-Ⅱ
「喋っちゃいけないんですか?!」
ウェルロッドMk-Ⅱ......バグは解消された模様。やっとまともなウェルロッドちゃんが見えるよ、やったね!
ガンスミス
「えー、些細なアクシデントはありましたが、今回も始めていきましょうかね」
ナガン
「今回のゲストはこちらじゃ」
NTW-20
「NTW-20だ、よろしく」
ガンスミス
「では早速性能諸元の方へ」
NTW-20 ライフル 星5
口径 14.5/20mm
使用弾薬 14.5mm×114/20mm×82/20mm×110
装弾数 3/1発
採用 南アフリカ国防軍他
NTW-20
「14.5mm仕様と20mm仕様がある。特殊な工具など必要はなく、薬莢さえあれば機関部と銃身部分の交換が可能だ」
ガンスミス
「へー、そりゃ便利」
開発経緯
NTW-20
「開発は南アフリカ共和国の企業。広大な南アフリカの土地に対応するために、長射程高威力のライフルの開発が求められた」
ガンスミス
「アフリカはだだっ広いからねー。特に南はサバンナとか草原だし」
アフリカ......アフリカ大陸の事を主に指す。
サハラ砂漠の南北で文化圏が分かれている。南アフリカは乾燥して丈の短い草や木が生えるのみであり、見晴らしは非常に良い。
大陸最南端のケープタウン周辺は地中海と同じ気候であり、乾燥しているが雨はそれなりに降る模様。
ナガン
「見晴らしがよければ自然交戦距離も長くなる、理にかなったコンセプトじゃのう」
NTW-20てどんな銃?
ガンスミス
「個人武装用ライフルとしては最大級の弾薬を使用するのが特徴だな。なんと口径20mm」
NTW-20
「厳密にいえば、長距離狙撃ライフルではなく長距離狙撃『砲』なの」
ガンスミス
「一般的にゃ20mmが銃と砲の境目だからな。まあ一応コイツはライフルって分類だけど」
砲......陸上自衛隊やアメリカ軍では20mm以上の口径の弾薬を砲弾、それ未満を小火器弾薬と呼称する。
余談だが、世界最大の実用砲は(おそらく)戦艦大和の46サンチ砲で、砲弾の大きさ2m、重さは1.4t。最大射程42キロ。
80センチ列車砲? アレは実用的かと言われると、ねぇ。
ナガン
「......そこまでする必要あったのかのう」
NTW-20
「弾丸自体は対空機関砲のものを使用してるわ。確か、ドイツの」
ガンスミス
「ナチス・ドイツ製の『MG 151/20』だな。世界大戦が終わった後もフランスの会社が生産を続けているらしい」
MG 151/20......ドイツ製20mm航空機関砲。あのメッサーシュミットBf109やフォッケウルフFw190のメイン武装。これらは日本に置き換えるなら零戦くらい有名(かどうかはしらないけど傑作戦闘機)。
大戦中コピー生産が他国で試みられたが、あまりのデリケートさに成功した国は無し。
ドイツの科学力は世界一ィ!
NTW-20
「他には、より長距離狙撃に対応するための14.5mm仕様。20mm弾は流石に弾丸自体が大きくて、射程がそこまで伸びないの」
ガンスミス
「対物用には20mm仕様を、対人/長距離狙撃には14.5mm仕様を、と使い分けのできる便利さもある」
ナガン
「あのような大きな銃を複数持ち歩くのは大変だからのう......」
NTW-20
「......銃自体の重さは30キロ程度、他のライフルのように立射は無理」
機構あれこれ
ガンスミス
「これだけ高威力の弾丸を発射する以上、反動もシャレにならないわけで。それを軽減するための工夫ももちろんある」
NTW-20
「銃口にはマズルブレーキ、機関部にはスプリングと油圧ダンパーを内蔵。ストック部分にもスプリングと大型油圧サスペンションも仕込まれている」
ガンスミス
「これだけしてもアレだけの反動があるんだけどな」
アレだけの反動......YouTubeに動画があるので是非見て欲しい。外国語なので会話内容はさっぱりわかんないけど。
ガンスミス
「作動機構は安心と信頼のボルトアクション。この場合は、精度より頑丈さで選ばれたんだろうけどな」
まとめ
ガンスミス
「必要性があって生まれたロマン兵装。その過剰なまでの火力は、敵を穿つにはもってこいです!
......まあ技術者として言わせてもらうと、なぜ設計者はこんなバ火力を求めたのかがわからない」
バ火力......ロマン菌とかそういうのに感染してたんじゃなかろうかと思います。
NTW-20
「鋼鉄の壁であろうと、あらゆる障害を私は撃ち抜いてみせよう。困ったらすぐに呼んでくれ、どこからでも目標を破壊する」
ナガン
「その意気込みやよし。じゃが、焦ることなく基礎からこなすことが実力者になる近道じゃ。お主の火力が反則じみておろうがそれは変わらぬからな?」
NTW-20
「疾走する豹を一撃で仕留める。それが私の目標だ」
ガンスミス
「仕留めるどころかミンチの出来上がりなんですけども」
ミンチ......12.7×99mm弾による2キロ先からの狙撃でも人間は真っ二つになる。ではさらに口径の大きな14.5mmや20mmは?
NTW-20
「それでは指揮官。良きドルフロライフを」
あとがたり
ガンスミス
「竹槍戦術ねぇ......」
ナガン
「どうした、論文をめくっているとは珍しい」
ガンスミス
「ウチの弟が書いたモノなんだけど、NTW-20みたいな大口径ライフルとHG4人を編成して、RFの狙撃演算をHGの指揮能力で肩代わりして精度を上げて必殺の弾丸をブチ込む、てコンセプトらしいんだよね」
ナガン
「......まあ、あやつのようは重量級の銃持ちじゃと一気に弱体化するからのう。長距離狙撃は失敗しやすいのが常じゃし、理にはかなっておるな」
ガンスミス
「現場からすると?」
ナガン
「HG4人でもし敵襲があれば対応不可能なんじゃが」
ガンスミス
「ロマン砲にロマン戦術重ねがけしちゃダメだろ」
竹槍戦術......RFにHGのバフをかけまくって殴る戦術。今の所NTW-20などが使われており、うまくハマればボスすら一撃で殺せる。
ただ、スキルチャージまでの時間稼ぎ、道中の雑魚敵の処理など課題は多く、5リンク必須などコストも高い。ゲームでもロマン戦術。
公式4コマでもネタにされてたなそういや。
活動報告に質問箱置きました。
作品やそれ以外の質問あればどしどしどうぞ。
くだらない質問(常識的な範囲なものに限り)も受け付けます。
というかこういうので作品の質問を見かけないのは何故なんでしょうね......
コラボしてえ(本音)
次の番外編のネタ(仮)
-
後輩ちゃんと元指揮官の馴れ初め
-
しぶとく生きてた死神さん家の娘
-
料理下手を克服したいガンスミス
-
そんなことよりさっさと解説しろ作者ァ!