ドールズフロントラジオ 銃器紹介コーナー   作:通りすがる傭兵

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リーさん描写するの難易度高すぎる案件。地の文がないから会話文オンリーで個性つけるのしんどい。あと書いてる人少ないから参考にもできないしぃ!

かっこかわい系のリーさんをよろしくお願いします!(宣伝)


第30回 リー・エンフィールド

 

 

 

 

 

「ガンスミスと」

 

「M1895ナガンの」

 

「「銃器紹介!」

 

ガンスミス

「このコーナーは銃についてあんまり詳しくない指揮官殿に銃器を解説する、というテイで銃を紹介、解説していくモノです」

 

ナガン

「偏見思い込み勘違い......そこは大目に見てほしいのう。間違いがあれば随時受け付けているのじゃ」

 

ガンスミス

「性能諸元はWikiを参考にしています」

 

「「それでは、スタート!」」

 

 

 

ガンスミス

「祝、30回!」

 

ナガン

「番外編を挟めばとっくに30話は超えておるのだが、小説のメインは解説じゃしな」

 

ガンスミス

「まあ特に記念をやるってわけでもないんだけどね」

 

ナガン

「思わせぶりなことを言いおって......」

 

ガンスミス

「50とかもっとキリのいい区切りあれば祝ってもいいかもね。みんな呼んでパーっとパーティでもしようじゃないのよ」

 

祝っても......何かしら短編でも書こうかなあと思ってたり思ってなかったり。年内には多分無理だけど。

 

 

 

ナガン

「さて、今回のゲストはこちらじゃ」

 

リー

「リー・エンフィールドNO.4 MkⅠです。よろしくお願いします」

 

ガンスミス

「リクエストはもう少し先伸ばしになりそうでねぇ、突然の申し入れだったけど大丈夫?」

 

先伸ばし......将来的には実装するけど今は未実装の銃のリクエストは困る。どうすりゃええねん。

 

リー

「お気になさらず。指揮官の命令とあれば遂行するまでですから」

 

ガンスミス

「真面目だねぇ、んじゃ性能諸元どうぞ」

 

 

性能諸元 リー・エンフィールド ライフル 星5

 

注)この性能諸元はNo.4 Mk Ⅰ準拠とする

 

口径 7.7mm

 

使用弾薬 .303British (7.7mm×56R)

 

装弾数 10発

 

採用 イギリス軍他

 

 

ガンスミス

「注意書きにも書いたが、今回扱うのはリー・エンフィールドのバリエーションのひとつだ。そいつをメインに紹介していく」

 

 

 

開発経緯

 

リー

「この銃の開発は、1888年採用のリー・メトフォード小銃の改良版として開発された。軍に採用されたのは1895年から」

 

ガンスミス

「その中でもNo4は1939年から開発されたモデルで、第二次大戦中のイギリス軍が用いていたものがコレになるわけだ」

 

ナガン

「戦争映画ではアメリカ軍を描くものが多いから、正直見慣れてはおらんがのう」

 

見慣れては......まあ作者が映画あんまり見ないだけですが。イギリス軍メインの映画ってあります?

 

リー

「その中でも、私が用いているものは狙撃銃モデル......生産段階で精度の良いものを選び、木製の頰当てとスコープを載せている」

 

ナガン

「スコープは初期のものは3.5倍のものじゃったが、年を追うごとに進化しており、44年には4倍スコープに改良されておるな」

 

ガンスミス

「狙撃銃は昔はそれ専用として設計されたものがほとんどだけど、昔はライフルの流用が主だったんだよね。

これはKar98kとかでも同じ事やってたな」

 

 

 

リー・エンフィールドってどんな銃?

 

ガンスミス

「覚えてるかどうかはさておき、この銃は三大ボルトアクションのひとつだ。

個人的な意見として、で言うなれば、

狙撃寄りのモシン・ナガン。

総合力の高いGew98(Kar98kの前身)。

そしてリー・エンフィールドは......連射力」

 

リー

「マッドミニット、ですね」

 

ナガン

「なんじゃそれは?」

 

リー

気が狂った1分間(マッドミニット)とは、第一次世界大戦前にイギリスで行われていた訓練が元です。

1分間で15発以上目標に向かい、撃つ。

要は速射訓練です」

 

ガンスミス

「ライフルの連射自体はWW1時はそう珍しくない。連射できる武器は限られていたわけだし、制圧射撃の必要があればそれこそライフルでも無理やりやるしかなかった時代だしな」

 

WW1......第一次世界大戦の略称。

World War 1 の頭文字に由来する。

 

制圧射撃......弾丸を連射し、相手を怯ませる戦術のひとつ。敵を足止めし別働隊を回り込ませる、数の多い敵を足止めする時など敵を牽制するときに用いることが多い。

基本的に当てるとかそういうのは考えない。弾丸が飛んでくるだけで人間怖いもんなのだから。

 

ガンスミス

「でもエンフィールド小銃の速射は他の武器とは一線を画す。

動画で見てもらうとわかるんだが、ワンマガジン10発を6.5秒で撃ち切る、なんて曲芸ができるのはおそらくこの銃だけ」

 

速射......エンフィールド小銃の装弾数は、同時期の小銃と比べて多い。また、同じボルトアクションでも作動がコンパクトで、大きなアクションが必要ない。

そこんところ比較動画がYouTubeに上がってるので調べてみるとわかりやすい。先人の知恵を借りていけ。

 

ナガン

「その計算だと、1.5秒に1発なんじゃが......」

 

リー

「実戦では2〜3秒に1発程度。それでも他よりは早い。

記録によれば、達人であれば1分に40発前後撃つことも可能だ。私もやろうと思えばできる」

 

1分に40発前後......1.5秒に1発のペースで撃てばよろしい。ただし、リロード3回を考慮してだが。

 

ガンスミス

「ま狙撃モデルでそこまでの連射が必要かと言われると」

 

リー

「......」

 

 

 

戦歴あれこれ

 

ガンスミス

「初期モデルの採用は1895年から。改良を重ねつつ、今回解説したNo4はWWⅡごろに使われていた。

そして朝鮮戦争時には狙撃銃モデルが参加。後続の狙撃銃が行き渡らない可能性も考えられて、7.62mm×51NATO弾仕様に改造されたものが、ものが......」

 

ナガン

「まーたもったいぶりおって、どうした?」

 

ガンスミス

「採用打ち切りの文字が見当たらないんですが」

 

リー

「未だ運用中ということですね」

 

運用中......ウィキ調べたら退役の文字が見当たらない。

一線は退いたと思われるが、訓練用などで少数が運用されている可能性が?

 

 

 

 

まとめ

 

ガンスミス

「イギリス人の好きなものと言えば?

紅茶、フィッシュ&チップス、そしてこの銃。なーんて答えが出るくらいに知名度の高さを誇るこの銃。

気高い英国紳士の相棒は、今日も戦場で火を吹いている事でしょう」

 

リー

「私の誇りと栄光にかけて、必ずや」

 

ナガン

「思えば、運用年数最古参は実はこやつなのかもしれんのう」

 

ガンスミス

「流石に実戦で言えばガバメントに劣るわさ」

 

リー

「ところで、近々私に代えの衣装がまた届く、なんて話を耳にしたのだが」

 

ガンスミス

「うん、来るね。その話は聞いてるよ」

 

リー

「人形の私が予感などという不条理なものに頼るのもなんだが」

 

ナガン

「ふむふむ」

 

リー

「......とても嫌な予感がする」

 

嫌な予感......スキンガチャ『幼い日々』、近日実装。皆さんの幸運を祈ります。

 

ガンスミス

(すいません当たってます)

 

ナガン

「それではまた次回なのじゃ」

 

 

 

 

 

あとがたり

 

 

ガンスミス

「はいよ、今日はレモンティーにして見た」

 

ナガン

「おお、サッパリして飲みやすいのう」

 

リー

「それでいて茶葉の香りも、味も負けていない......美味い」

 

ガンスミス

「手間は惜しむと不味くなるからな。飯がまずいこのご時世、紅茶ぐらいはうまくねえと」

 

春田

「スコーンも焼きあがりましたよ」

 

リー

「午後のティータイムは、格別だ......」

 

ティータイム......イギリス人はティータイムのために戦争を止めるほど紅茶が好きです。

WW1時は実際砲撃を止めて茶を飲んでたって話もあるとかないとか。

 

 

 

 

 

 





活動報告にてリクエストや質問受付してますよー。
じゃんじゃん受け付けてますよー。

でもエロいのは勘弁な!

次の番外編のネタ(仮)

  • 後輩ちゃんと元指揮官の馴れ初め
  • しぶとく生きてた死神さん家の娘
  • 料理下手を克服したいガンスミス
  • そんなことよりさっさと解説しろ作者ァ!

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