ドールズフロントラジオ 銃器紹介コーナー   作:通りすがる傭兵

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食べ過ぎて吐いたり中間テストがあったりしましたが元気です。

追加で解説するところで黒字を使用してちょっぴり見やすくしました。

黒字を使用......こんな感じ。


第34話 MP40

 

 

 

 

「ガンスミスと」

 

「M1895ナガンの」

 

「「銃器紹介!」

 

ガンスミス

「このコーナーは銃についてあんまり詳しくない指揮官殿に銃器を解説する、というテイで銃を紹介、解説していくモノです」

 

ナガン

「偏見思い込み勘違い......そこは大目に見てほしいのう。間違いがあれば随時受け付けているのじゃ」

 

ガンスミス

「性能諸元はWikiを参考にしています」

 

「「それでは、スタート!」」

 

 

 

ガンスミス

「ところでリクエスト箱作ったじゃん」

 

ナガン

「結構前からあったのう」

 

ガンスミス

「リクエスト来たのよ」

 

ナガン

「よかったではないか。解説しないのか?」

 

ガンスミス

KARASAWAって何?」

 

ナガン

「カラサワ......?」

 

 

KARASAWA......フロムソフトウェア作「アーマード・コア」通称ACシリーズより。

シリーズ群に登場するエネルギーライフルの名称、名前は初代プロデューサーから。

性能は作品によって異なるので一概には言えないが、総じて性能は高めの様子。

作者はAC未プレイですがいつかはやりたい。もちろん社長よろしくガチタン縛りで。

(´鍋`)「避けるとかはやらない」

 

皆様の中にレイヴンかリンクスはいらっしゃいませんかー、KARASAWAを解説してくれる傭兵はいらっしゃいませぬかー(他人任せ)。

 

 

 

ガンスミス

「気を取り直してまいりましょうか。今回のゲストはこちら」

 

MP40

「MP40です。私、精一杯頑張ります!

 

頑張ります!......アイドル島村なんとかさんの口癖。言いすぎると鬱になったりするので何事もほどほどが大事。

 

ナガン

「だから肩肘張らなくて良いと......この台詞も何回言うたか」

 

ガンスミス

「そうそう、肩の力を抜いてさ」

 

MP40

「はい、MP40肩の力を抜いて頑張ります!」

 

ガンスミス

「あのさぁ」

 

 

性能諸元 MP40 サブマシンガン ☆2

 

口径 9mm

 

使用弾薬 9×19mmパラベラム弾

 

装弾数 32/64発

 

採用 ナチス・ドイツ他

 

 

ガンスミス

「割とスタンダードなというよりこれがスタンダードなんだよね。詳細は後ほど」

 

 

開発経緯

 

ガンスミス

「第一次大戦末期、ドイツで採用されていたMP18及びMP28は最初期のサブマシンガンとして使用されて、同時期に戦場で活躍したトンプソンと共に高い評価を受けていた」

 

MP40

「でも、ドイツは敗北。MP18も不当な評価を受けることがあり、大々的に評価される事はありませんでした。評価する意見もしっかりありましたけどね」

 

不当な評価......所詮〇〇は時代の敗北者じゃけぇとか思われ実際の性能より下に見られがち(個人的な意見です)。

今回の場合は賛否分かれると思います、ご指摘あればどうぞ。

 

ナガン

「んー、その名前はうろ覚えじゃが一〇〇式の時に聞いた覚えがあるのう」

 

ガンスミス

「開発時の参考用に輸入してたな。

と、そして時は流れることWWⅡ......ではなくその前哨戦のスペイン内戦がきっかけで、短機関銃を求める意見が高まった」

 

スペイン内戦......詳しくは第一回「教えてナガン先生」を参照。1936〜39年。

 

MP40

「そして軍部はさらに、ある要求を提示しました。

それは『木製部品を使用しない事』です」

 

ナガン

「ほう、それはどうしてなのじゃ?」

 

ガンスミス

「木製部品は生産は手間がかかる。特に開戦まで時間のないドイツ軍、そんな手間など待ってはいられない訳だ」

 

ナガン

「なるほどのう。最近では金属製やプラスチックが盛んなのはそれが理由か」

 

ガンスミス

「生産性重視で行くと自然そうなる。

でも外見重視の美術品狙撃銃じゃ木製は今も現役だ」

 

美術品......見て眺めるための銃もあるのだ。

完全オーダーメイドで一丁何百万とするとか、ちなみに一発でも撃つと価値が下がる。

 

狙撃銃......金属は熱によって体積が変化するのは中学校で習ったハズ。体温や環境による誤差を減らすため、木製のストックを用いるライフルは多い。

あと木の方がアジがあるしね。

 

MP40

「そんなわけで、開発に成功し本格量産が始まったのが、前身であるMP38なんです!MP40はその改良型です!」

 

MP38......落っことすと暴発するというやばい欠陥があったり。その欠点はMP40の改良版で改善。

 

MP40って?

 

ガンスミス

「大量生産に重点を置いたサブマシンガンだ。その点ではあのステンMk-Ⅱには流石に劣るけど、性能とバランスを加味するならこちらに軍配があがる」

 

MP40

「性能もそこまで悪いわけでもありません!毎分500発の発射レートは扱いやすいですし、4キロと少し重めの重量は反動を十分に打ち消せます」

 

ガンスミス

「マガジン部分をグリップがわりにし始めたのはこいつが始めて、なんて話も聞くな。ステンMk-Ⅱと違って根元はしっかりしてるから持っても歪みにくい......ま、先っぽを持てば流石に歪むから注意だ」

 

MP40

「他にはプレス加工による生産の簡略化も特徴の一つです。そこから生まれた『部品のユニット化』は生産性を大幅に高めました」

 

ナガン

「部品のユニット化?」

 

ガンスミス

「工場ごとにパーツを生産し、別の工場に集めて組み立てる、て方式だ。今でこそスタンダードだが、その始まりはこの銃だとされているらしい」

 

 

まとめ

 

ガンスミス

「M3サブマシンガン、ステンMk-Ⅱを筆頭に戦後の銃器に影響を与え、新しい体制まで作り出した、まさに時代に衝撃を与えた銃だ」

 

MP40

「今の銃器にも引けはとりません! ましてやペーペーシャーなんかには特にです!」

 

ナガン

(......あやつがやばいのを知っておるのはワシらだけじゃったのう)

「そうさな。ライバルを持つのはいい事じゃ」

 

MP40

「はい! MP40、頑張りまーー」

 

ガンスミス

「ではまた次回!」

 

 

あとがたり

 

ガンスミス

「MP40の対抗馬としては、ソビエト製のPPSh-41が上がる。

ドイツ軍からすると、その装弾数の多さが羨ましかったようだな」

 

装弾数の多さ......ドラムマガジンでは71発、箱型マガジンでも35発と多い。

 

ナガン

「逆にソ連兵はMP40の壊れにくさや扱いやすさが羨ましかったようじゃがのう」

 

ガンスミス

隣の芝生は青いんだなぁ」

 

隣の芝生は青い......他人のものは自分のものより良く見える、と言うことのたとえ。

隣の芝生は青く見える、とも?

 

 

 

 

 

 

 

 




ところでさ、最近色々とあって時間が取れないんですよ。

書きながらどうしたもんかなーって考えたんですよ。

解説というより「俺がめっちゃ推したい!」的なものを募集してみたらサボれるんじゃないカナー。
ほら、推すくらいだからいいところとか悪いところとかひっくるめた魅力を教えてくれそうだし、調べ物も少なくて済むし。ぶっちゃけネタさえ上がれば会話劇なんてパパパって書いて、終わり! だし。
それくらいなら自分で書けって話ですけど、尻込みする人も多いでしょうしね、だから自分が代筆のような形で書けば推しの魅力を発信できるし自分は話が書けるしまさにwin-winな関係じゃないでしょうか!


次の番外編のネタ(仮)

  • 後輩ちゃんと元指揮官の馴れ初め
  • しぶとく生きてた死神さん家の娘
  • 料理下手を克服したいガンスミス
  • そんなことよりさっさと解説しろ作者ァ!

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