ドールズフロントラジオ 銃器紹介コーナー 作:通りすがる傭兵
力量不足が辛い(全然まとめきれなかった)
「ガンスミスと」
「M1895ナガンの」
「「銃器紹介!」
ガンスミス
「このコーナーは、銃についてあんまり詳しくない指揮官殿に銃器を解説する、というテイで銃を紹介、解説していくコーナーです」
ナガン
「偏見思い込み勘違い......そこは大目に見てほしいのう」
ガンスミス
「性能諸元はうぃきを参考にしますので悪しからず」
「「それでは、スタート!」」
ナガン
「昨日早速ご指摘を貰ったのじゃが」
ガンスミス
「本当に申し訳ない」
ご指摘......日本では9mmパラはあまり使われていないそうです。詳しくは第4回を見ろ。
ナガン
「さて、今回のゲストは」
ガンスミス
「皆さんご存知のあの人です」
M2HB
「はぁい、元気してた?」
ガンスミス
「というわけで、第5回のゲストはM2HBさん。彼女を紹介していきます」
性能諸元
M2Heavy Barrel マシンガン 星3
口径 12.7mm
使用弾薬 12.7×99mm NATO弾
装弾数 ベルト給弾 1帯110発
発射速度 分間485〜635発
採用 アメリカ軍他
M2HB
「キャリバー50、キャリバー、オールド・フィフティとも呼ばれてるわ」
ナガン
「渾名が多いことはそれだけ愛されてる証拠でもあるのう」
渾名が多いことは〜......あんまりそうでもない。
開発経緯
ガンスミス
「M2の開発が始まったのは第一次世界大戦末期。戦場に現れた戦車に対抗する為、強力な弾丸を発射できる兵器が必要だった。
そこで、ウィンチェスター社が.50ブローニング弾を開発。さらにそれを使用する機関銃としてジョン・ブローニングによって開発された」
ウィンチェスター社......アメリカの有名な銃器製造会社。
代表的な銃としては、西部劇でおなじみM1873や第二次世界大戦で活躍したM1カービンなど。
ジョン・ブローニング......アメリカ変態技術者。第1話のM1911などを設計、またお前か。
ナガン
「じゃが、試作型は欠点も多く、それを改善して正式採用となったのが1933年。
第一次大戦は終わっておった」
M2HB
「その間も改良は続けられたわ。
1938年、分厚く重い、耐久に優れたヘビーバレル搭載のM2HBが開発されたの」
ガンスミス
「そして1940年に始まった第二次世界対戦。そこでM2はその名を轟かせることになる」
性能評価
ガンスミス
「最初に結論を言うと......現在、約100ヶ国が採用している。それほどまでに信頼度と完成度は高かったわけだ」
M2HB
「どう、すごいでしょ?」
ナガン
「12.7×99mmという強力な弾丸を平均して毎分500発......1秒につき8発のレートでばらまくことのできるこの銃、制圧力はかなり高いものであった」
強力な......100m先から25センチのコンクリートを貫通し、その上で十分な威力を保持。人間に撃つとミンチ。
M2HB
「ジープに取り付けたり、戦車の機銃としても使用されたり、戦闘機の機銃としても使われたり、対空機銃としても使われたり。
まさしく、戦場を選ばない傑作中の傑作だったわけ!」
戦闘機の機銃しても......ナニをトチ狂ったか、このM2を14門取り付けた変態戦闘機がある。
機関銃......?
ガンスミス
「そしてM2だが、その性質上。
どういうわけか狙撃銃として使われることもあった」
M2HB
「12.7ミリ弾の速度は音速の3倍、さらに弾丸重量は重いから狙撃にはうってつけ!
さらにクローズボルト方式だから、命中精度も高かったってワケ!」
クローズボルト方式......解説読んだけどこれもうわかんねえな?
要約すると、安定した射撃ができる機構みたいですね。ただ、暴発の危険性もあるのでマシンガンではあまり採用されていないとか。
誰かわかりやすく解説して?
ナガン
「記録によれば、1967年にアメリカ海兵隊のカルロス・ハスコックの手により約2300mの狙撃に成功したそうじゃ」
ガンスミス
「機関銃とは?」
カルロス・ハスコック......通称「ホワイトフェザー」前述のシモ・ヘイヘにも劣らないやばい逸話持ちの狙撃兵。ベトナム戦争で活躍。公式スコア93人。
北ベトナム軍将校狙撃任務の際、標的に接近するために単身、ジャングルの中を1km以上もほふく前進で三日かけて接近し、狙撃を成功させる。
北ベトナム軍が送り込んだ12人のスナイパーの一人と、一対一の狙撃戦を展開。彼を捉えていた敵スナイパーを、スコープごと撃ち抜いてカウンタースナイプを成功させる。
使用銃はウィンチェスターモデル70(未実装)
M2HB
「他にも、1982年のフォークランド戦争では1km離れた陣地からイギリス軍に大ダメージを与えたわ!」
いいところもあれば悪いところも
ガンスミス
「だが、欠点もないワケじゃない。事実、何度となくアメリカでは新しい銃に更新されようともしているんだよね。
でも、どの銃もM2の完成度とコストパフォーマンスに敗北してるんだよね......」
M2HB
「整備が難しい、重い、古臭い。......言われるとちょっと傷つく」
ナガン
「......まあ、開発は1930年代じゃからのう」
重い......諸々足して6、70キロ。
人間に持って歩くことはまず無理。
まとめ
ガンスミス
「何だかんだ1世紀近く使用されているこの銃は、まさしく機関銃の完成形のひとつとして認めてもいいでしょう。
長年愛されてきたこの銃、調べれば調べるほど奥が深く、その思いが見て取れました」
ナガン
「もっと語りたい事はあるが、流石に力量不足でまとめ切ることはできんのう......」
M2HB
「ゲームでも安定して入手できて強いんだから! 指揮官、私を戦場に連れてって欲しいな!
というわけで、指揮官、良きドルフロライフを楽しんで、Bye!」
あとがたり
ガンスミス
「ところで、M2の次としてLWMMGが色々やってるみたいなんだけど、どうなんだろうね?」
LWMMG「もっと頑張らないと......!」
ナガン
「お主どっから出てきたんじゃ!?」
次の番外編のネタ(仮)
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そんなことよりさっさと解説しろ作者ァ!