ドールズフロントラジオ 銃器紹介コーナー   作:通りすがる傭兵

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最近モチベが落ちてきてますね......やばいやばい


第48回 OTs-12/14

 

 

 

 

「ガンスミスと」

 

「M1895ナガンの」

 

「「銃器紹介!」

 

ガンスミス

「このコーナーは銃についてあんまり詳しくない指揮官殿に銃器を解説する、というテイで銃を紹介、解説していくモノです」

 

ナガン

「偏見思い込み勘違い......そこは大目に見てほしいのう。間違いがあれば随時受け付けているのじゃ」

 

ガンスミス

「性能諸元はWikiを参考にしています」

 

「「それでは、スタート!」」

 

 

 

ガンスミス

「リハビリなのにいきなりゲスト二人とかアホか。

しかも1人はヤベーやつだし!」

 

ナガン

「あやつは悪いやつではないのじゃ、ただちょっと、うむ、アレなのじゃ」

 

ガンスミス

「アレって何さ」

 

ナガン

「......ふ、振り向かないことさー♪

 

ガンスミス

「歌って誤魔化すな!」

 

振り向かないことさ......特撮『宇宙刑事ギャバン』テーマソングの一節。なんか聞いたことあるけど調べてみたら意外なところから出てきて驚いた。

一昔前のラブソングか何かとてっきり。

やっぱおばあちゃんは例えが古い。

 

 

ガンスミス

「今回のゲストはこのお二人です、どうぞ」

 

OTs-12

「秘密兵器ティス、到着!もっと詳しい説明いる?」

 

OTs-14

「グローザ14だ、これから楽しくやりましょう。」

 

ガンスミス

「というわけで今回にゲストは最終兵器と夜戦女王のお二人です」

 

ナガン

「性能諸元にゴー、なのじゃー」

 

 

性能諸元 OTs-12 AR ☆3

 

口径 9mm

 

使用弾薬 9×39mm弾

 

装弾数 20/25発

 

採用 ー

 

 

性能諸元 OTs-14 AR ☆5

 

口径 9mm/7.62mm 他

 

使用弾薬 9×39mm弾/7.62×39mm弾他

 

装弾数 20発

 

採用 ロシア軍

 

 

ガンスミス

「本来ならば別々に紹介すべきなのだが、関わりが深い銃であり、なおかつリクエストのOTs-12がワケありで解説文が短いからな。要は尺稼ぎだ!」

 

ナガン

「おおメタいメタい」

 

 

開発経緯 雷雨とヤドリギ、ふたつの関係

 

ガンスミス

「この銃の開発は1992年ごろ、従来の武装では満足できないというロシア内務省軍の要請を受けて開発された銃なんだ」

 

ナガン

「従来のというとAKS-74U、あとスチェッキン、とあるな」

 

OTs-14

「AKS-74UはAKシリーズの短縮モデルなのだけれど、消音性能が低いのよ。

だから隠密作戦には不向きで、銃身を切り詰めたから命中率もあまりいいとは言えない。

だからこそこのような改善案が出たというわけ」

 

OTs-12

「それで生まれたのが私とグローザな訳。

私は開発中止されたんだけどねー。だからこそ秘密兵器ってワケなのよ」

 

ナガン

「それはちとおかしくはないか?」

 

 

ロシア内務省軍......ロシア国内での活動を主とする軍事組織。主に重要施設の警備や、国内の秩序の維持などに繰り出されるよう。最近改編されたようで、現在では存在しない、と思われる。

 

AKS-74U......AK-47を小口径にしたAK-74の派生モデルの一つ。銃身を短く切り詰め取り回しが良くなっている。

 

スチェッキン......実装済 ☆4HG。毎分600発もの連射が可能なマシンピストルだが、デカすぎて不評。

しかし少し前に再評価されることになり現在でも現役だとか。

 

短縮モデル......銃身を切り詰めたりストックを省略することにより小型化を実現したモデル。

そのかわり色々と犠牲になっているが、隠密性と取り回しさ重点なので問題はない。カービンモデルもある意味ではその一つである。

 

ショットガンでよく言われるソードオフモデルも、銃身を切り詰めたもの。だが、言葉が違うのは少し意味が異なるから、詳しくはまたいずれ。

 

 

 

OTs-12ってどんな銃?

 

OTs-12

「AKS-74Uを9×39mmモデルにしただけというね」

 

ガンスミス

「ただの口径違いなんだもんなぁ......」

 

ナガン

「3行で終わったんじゃが、じゃが!」

 

 

OTs-14ってどんな銃?

 

ガンスミス

「こっから本番だな」

 

OTs-14

「基本はAKS-74Uの機関部を再設計して大口径に対応するようにし、かつトリガー、グリップを前方に移してブルパップ方式に変更」

 

ガンスミス

「これで全長を短縮し、かつ精度も確保できたというワケだ」

 

ナガン

「最新の流行に乗った形になるな、これでだいぶ使いやすくなったのではないのかのう?」

 

OTs-12

「それはそうとはいかないんだよねー」

 

OTs-14

「元になったAK系列の機関部設計は1940年代、だからこそ両手持ちなどには対応していない。

基本的に空薬莢は右側から排出される事になる」

 

ガンスミス

「左利き射手、ブルパップ式、アツアツの薬莢、何も起きないはずもなく......」

 

ナガン

「銃業界は左利きに親でも殺されたのか?」

 

注)具体的にどうなるかは第44回 ARX-160/200 にて解説してます。

ブルパップについては第6回 G11 を参考にどうぞ。

 

 

ガンスミス

「現行モデルでは消音性能に優れる9×39mm弾使用モデル、射程威力に優れる7.62×39mm弾仕様モデル、資料がないからわからんが他多数の口径のものが運用されているそうだ。

元が特殊部隊の銃だから資料はそう多くはない、だから情報も少なくてな」

 

OTs-14

「現行モデルではGP-25グレネードランチャーと引き金を一体化したモノが基礎になっている。もちろん私が使うように取り外すことも可能だ」

 

OTs-12

「元が単純なAK系列の銃な分、パーツもそう変わらないんだよね。75%がAKS-74Uと同じパーツだから修理も簡単なんだー」

 

ガンスミス

「裏方としては助かる設計だな」

 

 

まとめ

 

ガンスミス

「特殊部隊向けに開発された分、とにかく実用性を突き詰めていったような銃だ。またAK-47の血を引く銃でもあり、あの銃の偉大さがうかがい知れる一品でもある。AKってすげえわやっぱ」

 

OTs-12

「これ私がいる意味あった?」

 

ガンスミス

「やっぱ4人じゃ会話なんて捌けねえってことがわかった」

 

ナガン

「あまり良いとは言えなかったのう。反省、じゃな」

 

OTs-14

「ではまた来週」

 

 

 





次の番外編のネタ(仮)

  • 後輩ちゃんと元指揮官の馴れ初め
  • しぶとく生きてた死神さん家の娘
  • 料理下手を克服したいガンスミス
  • そんなことよりさっさと解説しろ作者ァ!

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