ドールズフロントラジオ 銃器紹介コーナー   作:通りすがる傭兵

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うわキツ


第53回 M16A1

 

 

 

 

 

「WA2000と」

 

「ウェルロッドMk.Ⅱの」

 

「「銃器解説コーナー!」」

 

WA2000

「このコーナーは、銃についてあんまり詳しくない指揮官殿に銃器を解説するものよ!」

 

ウェルロッドMk.Ⅱ

「我々は神に非ず。過ちを犯すものが、真に人間なのだ」

(間違いがあるかもしれませんが、ご了承ください)

 

ガンスミス

「性能諸元はWikiを参考にしているわ。間違いがあったら随時受け付けるから!」

 

「「それでは、スタート!」」

 

 

 

ガンスミス

「おいなんで勝手に始めて」

 

モシン・ナガン

オット手ガ滑ッテ麻酔弾撃ッチャッタ

 

ガンスミス

「スヤア」

 

WA2000

「そのままベッドに縛り付けといて頂戴」

 

モシン・ナガン

Уразуметно(ウラズミェートナ)、任せて」

 

ウェルロッドMk.Ⅱ

「力技ですね......」

 

WA2000

「それくらいでもしないと休まないでしょう?」

 

 

 

手が滑って......麻酔弾は基本近距離でのみ使用可能な空気銃に限定されるが、MGS(メタルギア)シリーズだと何故かモシンナガンで麻酔弾が使用可能。

某MSFから横ながゲフンゲフンどこかで拾ってきたようだ。

 

ロシア語......了解しました、の意。

 

 

 

 

 

WA2000

「今日のゲストは......って言っても、有名人なのよね。紹介する必要あるかしら?」

 

M16A1

「おいおい、ソイツは不公平ってもんだろう」

 

ウェルロッドMk.Ⅱ

「そうですよ。有名人とはいえわからない人も居るはずです」

 

WA2000

「そうは言ってもねえ」

(コイツら隠し事多いし、どうにも苦手なのよね。

それに本部直轄の精鋭とは言っても、正直これより実力のある人形なんてウチとか他所にも山のようにいるわけだし)

 

ウェルロッドMk.Ⅱ

「そこまで渋るくらいだったら私がやりますよ。

こちらG&K社直轄精鋭(ネームド)部隊、ことAR小隊所属の人形です。

M4A1を隊長にM4SOPMODⅡ、ST AR-15、M16A1、そしてRO635の5体で編成されています。

M16系列の銃で固められているのが特徴ですね」

 

M16A1

「私らも有名人になったもんだな」

 

WA2000

「そのせいで予定を合わせるのに苦労したわ。AR-15でも良かったんだけど、どうにも連絡は取れないし」

 

M16A1

「私の妹達は優秀でなあ〜、申し訳ない、あっはっは」

 

WA2000

「イラつくから紹介に行くわね」

 

 

性能諸元 M16A1 ☆4 AR

 

口径 5.56mm

 

使用弾薬 5.56×45mm NATO弾

 

装弾数 20/30発

 

採用 アメリカ軍 他

 

 

 

開発経緯 世界に誇る傑作汎用ライフル

 

WA2000

「開発は1955年から、ちょうどベトナム戦争が始まった頃ね」

 

M16A1

「最初は確かそうだ、ベンチャー企業による小口径ライフルを開発する、てのが始まりだったらしいな。そこから企業の支援を受けてアーマーライト社が設立、開発ナンバーAR-10、そしてAR-15の開発が始まったというわけだ」

 

ウェルロッドMk.Ⅱ

「なるほど、軍が始めたわけではないんですね」

 

WA2000

「支援していたのは軍需企業のひとつだったフェアチャイルド社、実質的に軍の下請けの会社のようなものよ

 

ウェルロッドMk.Ⅱ

「やはり武器ですから、軍が関わってくるものがほとんどですか」

 

WA2000

「その例がないわけでもないのだけれど、思いつかないわね」

 

M16A1

「おいおい、このままじゃAR-15の説明になっちまうぞ」

 

WA2000

「これからが本番よ!

この銃が軍採用になったきっかけは空軍の警備兵の武器として、なのよ。少し特殊ね。

そこで銃の性能を認められたAR-15はM16という名前で正式に採用されたわ。

1年後には陸軍も大幅に採用することを決定、これから幾多の改良を受けながら、M16は現在でも使用されているライフルとなったわけね」

 

ウェルロッドMk.Ⅱ

「空軍とは驚きですね。あそこはあまり銃を使うイメージがないのですが」

 

M16A1

「飛行機飛ばすだけが仕事じゃねえんだぞあそこは。

飛行場敷設とか警護とか、以外と普通の兵士も多いんだわ」

 

ウェルロッドMk.Ⅱ

「なるほど......めもめも」

 

 

フェアチャイルド社......今は亡きアメリカ航空機開発会社。

あのA-10を開発した会社なのだ! といえば分かる人には分かるだろう。

 

注)さらっと流しましたが、AR-15とM16は同じ銃です。強いて言えば前者が民間用、後者が軍用を指す事ぐらいでしょうか。

 

 

M16A1ってどんな銃?

 

WA2000

「現在のアサルトライフルのスタンダードを作った、といっても過言では無いわ」

 

ウェルロッドMk.Ⅱ

「木製部品を一切使わず、アルミ合金やプラスチックを用いた黒の外観が特徴的ですね」

 

M16A1

「配備当初はオモチャだのなんだの言われてたらしいな。全くひどい言いようだぜ」

 

WA2000

「作動機構は少し特徴的ね。ガス直噴射式、通称「リュングマン式」とも呼ばれるわ」

 

M16A1

「ボルトに直接ガスを吹き付けるシンプルな作動方式だ。ブローバック方式とは少し違うようだな、詳しくは知らん」

 

ウェルロッドMk.Ⅱ

「ブローバック方式は火薬の爆発力を利用して薬莢を排出、次弾を装填するシステムですね。

このガス直噴射式では排莢を行うボルトに発射に生じるガスを直接吹き付け、薬莢排出や装填を行うんです」

 

WA2000

「構造はシンプルで精度も低くはならないといいこと尽くめに思えるけど、パーツが割れたりすれば漏れたが高圧ガスが射手を襲うことになるわ。

他にも機関部にススなどのゴミが溜まりやすくなるのも欠点の一つね」

 

M16A1

「配備当初は整備いらずなんて過大広告をしたせいで戦場で整備不良が多発したそうだ。

これは大量配備で他に手が回らなかった事もあるが、会社が悪いな会社が」

 

ウェルロッドMk.Ⅱ

「興味を持たせるためでしょうか、その後配布された整備マニュアルは漫画のような形をとっており表紙には大きく美女の絵が......っとあれ?」

 

WA2000

「基地の風紀が乱れるッッッッ!」

 

M16A1

「今窓からぶん投げられたのがソレだな」

 

ウェルロッドMk.Ⅱ

「貴重なレプリカなのに......」

 

 

 

バリエーションあれこれ

 

WA2000

「M16A1、というよりM16系列には沢山のバリエーションがあるわね。

軍用民生用問わず大量に販売されたから当然というべきかしら」

 

ウェルロッドMk.Ⅱ

「細かな改良モデルは省くとして、目につくのは9mm パラベラム弾使用モデルでしょうか」

 

M16A1

RO635だな」

 

WA2000

「M16のガワを被ったサブマシンガンの方が近しいでしょコレ。

銃身は短くカットされたものに換装、マガジンはというと同じ9mm弾を用いるUZIのものを使用しているわ。ただし作動機構の違いで互換性は無いわね」

 

M16A1

「風の噂で5.7mm弾を使う面白モデルがあるっつう話を聞いたことがあるが......どうだろうな」

 

WA2000

「代表的なM4シリーズをはじめとしたバリエーションや、狙撃銃モデル。制作会社による細かな違いを備えたモデルもあるわ。数えればキリがないわね」

 

 

まとめ

 

WA2000

「一時代を築き上げ、未だに現役を張り続ける息の長い銃のひとつよ。アサルトライフルといえばこれかAKの二択、と知名度も高い。

何度かこの銃を更新する計画もあったけど、全てはねのけてアメリカをはじめとした軍隊で使用される実績は疑いようがないわね」

 

ウェルロッドMk.Ⅱ

「とはいえそれには外的事情もあったりするのですが、まあそれはそれ、これはこれということですね」

 

M16A1

「使えりゃ私は問題ないからねー。パーツもたまーに廃墟に転がってたりするし、大量消費社会万歳ってな」

 

WA2000

「それではまた次回」

 

 

 

 

 

おまけ(大人向け?)

 

M16A1

「散々私がジャックダニエルと言っているが、もしかしてピンとこない指揮官もいるかもしれねえからな!」

 

モシン・ナガン

「そう言って飲みたいだけのくせにー!」

 

M16A1

「解説資料だから仕方ないな!」

 

モシン・ナガン

「だったらしょうがないなあ!」

 

 

ジャックダニエルとは?

 

M16A1

「テネシー・ウィスキーのブランドのひとつだ。

そもそもテネシー・ウィスキーというのはアメリカ、テネシー州で作られるウィスキーの事を指す。

ウィスキーがそもそも何なのかって? 知るかよんなもん。てめえの脳みそは何のためにあるんだっての」

 

モシン・ナガン

「言うねえ!

そういやテネシー・ウィスキーってもひとつ条件があるんじゃなかったっけ?」

 

M16A1

「ああそうだ。ウイスキーは発酵し蒸留した酒を樽に入れて熟成させる、てのが通例だ。

だがテネシー・ウィスキーは蒸留直後の酒をサトウカエデの炭で濾過する工程を挟む。

モチロン、そのサトウカエデもテネシー州産である必要がある」

 

モシン・ナガン

「味がそこで変化するんだよね。ちょっとスモーキーになるというか、香りがつくというか」

 

M16A1

「ま、作者飲んだ事ないから聞きかじった話なんだけどな、なはははは!」

 

モシン・ナガン

「未成年の飲酒は禁止ですよーってね!」

 

 

 

次の番外編のネタ(仮)

  • 後輩ちゃんと元指揮官の馴れ初め
  • しぶとく生きてた死神さん家の娘
  • 料理下手を克服したいガンスミス
  • そんなことよりさっさと解説しろ作者ァ!

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