ドールズフロントラジオ 銃器紹介コーナー 作:通りすがる傭兵
次の番外編どーしようかなってアンケとるんでよろしくお願いします。
「ガンスミスと」
「M1895ナガンの」
「「銃器紹介!」
ガンスミス
「このコーナーは銃についてあんまり詳しくない指揮官殿に銃器を解説する、というテイで銃を紹介、解説していくモノです」
ナガン
「偏見思い込み勘違い......そこは大目に見てほしいのう。間違いがあれば随時受け付けているのじゃ」
ガンスミス
「性能諸元はWikiを参考にしています」
「「それでは、スタート!」」
ガンスミス
「やーーっと休暇解除だ、疲れたー」
ナガン
「無理に縛るよりは適度にあそばせる方が現実的と気がついたのでな」
ガンスミス
「それをもっと早く気が付いて欲しかったね俺は」
ナガン
「そもそもお前が働きすぎなのじゃ、全く」
ガンスミス
「というわけで復帰第1回のゲストはこちら!」
コンテンダー
「1日の計は朝にあり、早速今日の仕事を始めましょう」
ガンスミス
「珍しく今日は朝収録だからね、頭もスッキリしてるし気合い入れて行きまっしょい!」
ナガン
「では早速性能諸元に参ろうかの」
性能諸元 コンテンダー ☆5 HG
口径 22口径から5.56mmなど多数
使用弾薬 上記に同じ
装弾数 1発
採用 狩猟/競技用のためなし
開発経緯 ロマンを追い求めて
ガンスミス
「1960年代には開発者の頭ん中にこの銃の大まかな設計アイデアは浮かんでたらしい。
1965年にK.W. トンプソン・ツール社に入社した2年後、この銃が開発されたというわけだ」
ナガン
「わしがいうのも何じゃが古臭い銃ではあるのう」
コンテンダー
「軍用ならばともかく、狩猟用では単発タイプはそう珍しくはありませんよ?
一部のハンターは旧式の先込め銃や弓矢を使用しています、不合理ですが」
ナガン
「倒せなくなる確率が高くなるだけじゃろう?
なぜこのような事をするのじゃ人間は」
ガンスミス
「あー、友人にそれ聞いたことあるんだが『フェアじゃない』からだそうだ」
ナガン
「フェアじゃない?」
ガンスミス
「今のライフルじゃ200m500mは当たり前だろう?
動物の鼻は高性能とはいえ、そこまで離れちゃ臭いはわからない。
先込め銃や弓矢であれば射程は50m以下、それこそ獲物の目と鼻の先まで潜り込まなきゃいけない。
要は獲物との知恵比べさ。外せば逃げられる、反撃される。だが自然界じゃそれが普通なんだ、ズルは良くないだろう、ってね」
コンテンダー
「それでは狩猟成功確率をイタズラに下げるだけでは? 効率的とは思えません」
ガンスミス
「非効率な手段を好むバカもいるのさ、人間には」
コンテンダーってどんな銃?
ガンスミス
「装弾数1発、中折れ式の拳銃だ。構造はシンプル、イズ、ベストと言わんばかりの単純さ。そんだけ頑丈でもあるんだがな」
コンテンダー
「多彩な銃身を選択可能なのも特徴です。銃身はドライバーさえあれば取り外し可能ですからね。
22口径から38口径、狩猟用7.5mm弾、M1ガーランドなどに用いられる30-06弾など口径も様々で、銃身の長さも自由に変更できるだけのラインナップがあります」
ナガン
「......その必要性はあるのか?」
コンテンダー
「多彩な弾薬の選択は作戦の幅を広げます。
さらに安定させるためのストックモデルや、もっと大型化した散弾対応モデルもあるようですね」
ガンスミス
「主な使い道は競技用らしい。
アメリカで作られた銃なんだが、そのアメリカでメタルシルエットハンティング競技ってのが盛んでな。
金属板に切り抜かれた動物型ターゲットを『弾き飛ばす』競技で、威力の高い銃が好まれた。
精度もよく威力の高い銃はこの競技にて一躍脚光をあびることになったわけって話だ」
ナガン
「うむむ、イロモノだとは思っていたが、どう転ぶかわからぬものじゃのう」
まとめ
ガンスミス
「民間向けに開発されたからこそなんだろうが、軍用銃にはない『遊び心』に溢れた銃だ。
まあお世辞にも実戦向きとは言い難いが、ものは使いようってな」
コンテンダー
「私の弾丸で勝利を得る確率は99%、残りの1%は指揮官がもたらす奇跡が埋めてくれるはずです。
上手く私を使って下さいね、指揮官」
ナガン
「イロモノの割には真面目な解説になったのう」
ガンスミス
「それではまた次回!」
余談
ガンスミス
「コンテンダーの正式名称は『トンプソン/センター・コンテンダー』なんだが、SMGのトンプソンとは全く関係ないから混同するなよ。
せっかくだし次回で詳しく解説してみっかねえ」
おまけ「特撮愛好会」
「勝利の法則は決まった!」
「今の俺は、負ける気がしねえぜ!」
コンテンダー
「っーーーーー!」
Cz75
「バッチリ決まったぜオイ! やったな!」
コンテンダー
「はい、再放送を見て一目惚れして以来練習した甲斐があったというものです」
Cz75
「しっかし同士がこんな身近にいたとはな、探してみるもんだぜ」
コンテンダー
「しかし2人だけとは寂しいものです。RFBさんも誘ってみたのですが、あまり興味が無いようでした」
Cz75
「それは仕方ねえ、んじゃ次は何を再現する?」
コンテンダー
「でしたらあの『宝生永夢ゥ!』でもやりますか?
隠し芸としてなら優秀ですが」
Cz75
「......あれは人数がなァ」
特撮愛好会......旧時代の番組、通称「特撮」が好きな人形が立ち上げた同好会。
部員はコンテンダー、Cz75、RFBの3人である。
今のところは。
コンテンダーが勝利の方程式とかなんとか言うから......
注)2人がやっているのは2018年放映「仮面ライダービルド」の変身口上です。
素晴らしい作品ですので是非。
ただ仮面ライダーシリーズなに見ると言われたら私はフォーゼを推しますが。
次の番外編のネタ(仮)
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後輩ちゃんと元指揮官の馴れ初め
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しぶとく生きてた死神さん家の娘
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料理下手を克服したいガンスミス
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そんなことよりさっさと解説しろ作者ァ!